013 今年もギリヤークのいない旭川 [Jul 10, 2015]

いま思えば、横浜六角橋公演での師匠はまったく本調子ではなかった。その後、予定では6月30日に北海道公演に出発するということだったので、公演日程は全く判明していなかったけれど7月3日旭川にヤマを張って、今年こそ師の北海道公演を見るために休みをとって計画を立てていたのだけれど、少なくとも7月のスケジュールはキャンセルとなってしまった。

第一報が入ったのは6月23日、先日ギリヤーク師の写真集を出版したキノさんのブログであった。体調不良により7月の予定はキャンセルするという内容で、翌24日、ファンブログにも発表された。キノさんの続報によれば、24日の北海道新聞夕刊にも載っているとのことである。

これで旭川は2年連続で空振ったことになる。昨年は公演はあったのに時間を間違えて見ることができず、今年は公演自体がなくなってしまったということで、つくづく旭川には縁がない。いま思えばさきおととしに釧路公演を見ることができたのは得難い機会であって、2年前は北海道公演全体が中止、1年置いて今年も少なくとも7月公演は中止となってしまった。

今年の5月は異常に暑かった。6月に入るとかえって過ごしやすい日々が続いて、いつかの夏みたいに6月から9月まで熱帯夜が続くという本当の猛暑にはなっていないものの、春から栃木、関西、横浜と公演を続けたギリヤーク師匠が、暑さで体力を回復しないまま今日に至ってしまったという可能性は大きいようである。

先週旭川に行った時に確認した道新の記事によると、関西公演の頃から体調が悪く、頭痛がするので病院に行ったそうだ。その後も疲労が取れず、電車で移動するのもままならない状況だったとのことである。記事の中で、「じょんがら一代」の踊りの途中で膝に激痛が走りやめたことがあった、とあるが、これは横浜六角橋のことだ。

ギリヤーク師匠本人は、芸歴(路上公演)50周年まで踊り続けるためにも、当面は治療に専念したいとコメントしており、個人的にはぜひそうしてほしいと思う。齢84の師匠が、関西へ北海道へと千km以上を移動するだけでも大変である。もちろん、関西は阪神淡路大震災の被災地であり、北海道は師匠の故郷であるので、やむにやまれぬ思いもあるのだろう。

道新記事には載っていないが、WEB情報によると、何とか8月の函館・札幌では踊りたいという意向もあるようである。ぜひがんばってもらいたいと思う反面、あまり無理をしないで10月の新宿を目指してほしいと思わないでもない。


2015北海道公演の中止を速報する道新記事(6/24夕刊)。北海道新聞さん、営利目的でない個人のブログですので、一昨年同様見なかったことにしてください。

[Jul 10, 2015]