008 八方尾根から八方池 [Sep 22, 2012]

いつも一人で山登りなので、たまには奥さんを連れて行ってみようと思い、選んだのは八方尾根。ここは、標高770mのゴンドラリフト八方駅から3つのリフトを乗り継いで八方池山荘1830mまで一気に登り、そこから八方池2060mまでハイキングコースが整備されている。

JR白馬駅付近からジャンプ場やたくさんのリフトが見える八方尾根なのだが、ゴンドラリフトの駅までは狭い道を行くのでちょっと分かりにくい。私以外にも首都圏ナンバーの車が行ったり来たりしていた。ようやく駐車場に車を止めて、少し登ると駅。付近は閉まったままのお店が目立ち、貼り紙をみるとスキーシーズンのみ営業のようである。

子供が小さい頃はスキーに連れて行ったものだが、考えてみると二十年近くも前のことになる。スキーを履いていなければ、リフトの乗り降りも楽なものである。登りのリフトは視界が前方だが、時折振り返ると街並みがずいぶんと下に見える。長野県もここまで奥に入ると、無愛想なビルもあまりなく、外国のリゾートにいるみたいな景色である。

二台目、三台目のリフトを登る頃になるとだんだんガスが出てきて、見通しがきかなくなった。晴れていればかなり遠くまで見晴らせるはずなのだが、すぐ近くの山も霧にかすんでいる。リフトの終点となる八方池山荘からは、登山道(岩道)コースと木道コースに分かれる。奥さんの希望により木道コースを登ることにする。

このコースは傾斜が緩やかで、ほとんど普通に歩いているうちに1時間ほどで合流地点、標高2000mに着く。ここには水洗トイレが整備されていて、ハイキングの際には安心である。

石畳のようになっているハイキングコースを、さらに第二ケルン、八方ケルン、第三ケルンと通り過ぎて行く。このあたり、八方池からさらに上へ向かう登山者と、ヒールにスカートとほとんど下界の服装の人が混在していておもしろい。合流地点から30分ほどで八方池周辺へ。第三ケルンのある三角点の標高は2080mである。

お昼は八方池を見下ろす高台で、セブンイレブンで仕入れたゼリー飲料と菓子パン。1時間半ほどの登りなのでほとんど体力も使わず、もう少し登ってみたかったけれど、これ以上登ってしまうと帰れなくなるので今回はここまで。実はこの晩から大雨となったので、事故が多発している中高年登山者としてはこのあたりでよかったのであろう。

八方池は想像していたよりも小さくて、人が多かった。近くまで行ってみると水の中にたくさんのおたまじゃくしが泳いでいる。この池にはモリアオガエルがいるというから多分それだろう。モリアオガエルは9月頃に孵化して、冬までの1ヵ月ほどで成長するというから、短期間でがんばって生きて行かなければならない。冬は冬眠するのだろうか。

帰りは私は登山道、奥さんは木道を通って下る。登山道はかなりの急傾斜と書いてあったが、さすがに整備されていて危険個所はなかった。むしろ高水三山の方が危なかったくらいである。それでも八方池山荘に下りると奥さんが得意げな顔をして先に着いていたから、いずれにせよ私の上り下りは時間がかかるということである。


八方尾根はスキー用のリフトを使って標高1830mまで登ります。


山の上はガスってました。後方にぼんやり写っているのは八方池。

この日の経過
第一ケルン 11:00
11:55 八方池(昼食) 12:45
13:20  第一ケルン

[Oct 10, 2012]