033 酒は長い友達~せいうち日記33 [Oct 20,2009]

昔、「髪は長い友達」というCMがあった。髪という漢字が長と友から出来ていて、右上の「彡」が抜けていく髪の毛を示しているという内容である。私についていえばこのところめっきり髪が薄くなって、長い友達ともお別れの時間が近づきつつあるようだ。(どうやら、糖尿病の薬には男性ホルモンの成分が含まれていて、そのせいもあるらしい。)

髪は致し方ないとあきらめられるけれど、やはり三十年以上お付き合いしてきた長い友達である「酒」が、いよいよ飲めなくなってきてしまった。こちらの方はまだまだ名残り惜しく思うので、なんとか細々とお付き合いしたいと考えている。

若い頃は、キャパシティを上回る量を摂取して、翌日ひどい二日酔いに苦しむということが数え切れない位あった。それでも、酒をやめようと思うのは翌日の昼過ぎくらいまでのことで、それ以降は忘れてまた飲んでしまうのであった。そんな時分から飲まなければ飲まないでいられたので、飲みすぎではあってもアル中ではなかったと勝手に思っていた。

ところがこのところ、飲んだその夜のうちに眠れなくなるのである。これは苦しい。苦しい上に、胃腸もつらい。結局のところ睡眠導入剤とか胃腸薬を夜中に飲むことになるが、これもまた頭痛を招くことが多い。家の奥さんには、「中川大臣のようだ」と言われてしまう。まあ、酒も薬もレベルが(質も量も)違うとは思うが、体に良くなさそうなのは確かである。

そんなこんなで、飲むと後でつらくなるので、あまり酒に手が伸びないようになりつつある。飲むとしても、発泡酒とか果汁入りチューハイが大部分で、それでもあまり不満を感じなくなってきてしまった。貯蔵庫にはもう1年前からとってあるワインもあるし、沖縄に行ったときの泡盛も、新潟に行ったときの久保田千寿も、まだ残っているというのに。

ところで、昨年の秋分の日に始めたバナナダイエットは、世間の流行り廃りとは別に、まだ続けている。朝はバナナとシリアル、昼は弁当orサンドイッチ、夜だけが普通の食事というパターンで1年間過ごしてしまった。体調も体重もほとんど変わらない。ただ、酒が飲めなくなり髪が薄くなっただけである。

[Oct 20,2009]