057 金星・月・木星~せいうち日記57 [Mar 28, 2012]

3月26日の夕方、西の空に金星・月・木星が縦一列に並んだ。

この春は木星が見ごろで、しばらく前は金星と横に並んできれいに光っていた。何しろ、夜空でもっとも明るい星は(月を除くと)金星なのである。ただし、シリウスやペテルギュースといった冬の一等星がいつも決まった場所にあるのに対し、金星や木星は毎日少しずつ現れる場所が違う。太陽系の星を”惑”星とは、なるほどよくできた名前である。

3月後半になって、今度は金星が上、木星が下と縦に並んだ。国立天文台のホームページによると、この縦一列の真ん中に三日月が来るというので楽しみにしていた。日食や月食もいいけれど、月や惑星が集まるのも結構珍しいものなのである。

さて、26日は冬のように寒い日で、夕方からの気温は5度以下となった。空気が冷たいと星空はきれいである。そして西の空に、金星・月・木星が縦一列になって現れた。

こういう景色をみると、田舎に住んでいてよかったなぁと思う。成田空港に近いわが家では、空をさえぎる建築物がほとんどなく、空がやたらと大きいのである。それでも最近は灯りが増えて夜空が見づらくなってきたのだけれど、今回はマイナス1等星以上の明るい星なので、非常に目立つ。

まるで、金星と木星から糸を通して、三日月を吊っているようである。と思っていたら、一緒に見ていた奥さんも同じような感想であった。大変感激した奥さんは、空を見るようにみんなにメールしていた。翌日の読売新聞にも載っていたので、かなり注目されていたようだ。

さて、壮大な星の夕べとともに個人的には大きなニュースがあって、過去2年間にわたり24時間365日の緊張を強いられてきたシステム関連の仕事から離れることとなった。この2年間は本当にハードで、仕事以外に使える時間がほとんどなかったのだけれど(何しろ、未消化の休日出勤代休が40日もあるのだ)、4月からは元に戻れる目処が立ってきたのはうれしいことである。

とはいっても、生活リズムを急に戻せるかどうかちょっと自信がないが、残り少ないサラリーマン生活そしてリタイア後に向けて、いろいろ考えて過ごしたいものである。


上から、金星、月、木星。携帯のカメラなのでちょっとぶれてますが、この日は冬並みに寒かったので、とてもきれいでした。

[Mar 28, 2012]