058 56回目の春~せいうち日記58 [Apr 21, 2012]

56回目の春が来た。4捨5入すると60になってしまった。社会人33年生、いまの会社になって19年目となる。またもや異動になって、24時間365日のシステム関連の仕事から外れたのは大変結構なのだけれど、この年になって新しい(全く経験のない)仕事である。

考えてみると、就職してから今日まで、短くて2年、長くても4年の間に転勤や異動があって、その度に違う仕事をしてきた。たいていの人は「○○畑」というように同じ種類の仕事を回るのだけれど、私の場合はそんなことはお構いなしである。まあそんなことを言っても仕方がないが。

仕事自体は前任者の引継ぎだから、すでに今年前半のスケジュールは埋まっている。そのスケジュールをみてみると、なんとAJPC(全日本ポーカー選手権)の日も、WSOP(ポーカー世界選手権)の日も仕事である。何ということでしょう。これまで皆勤のAJPCをお休みすることになってしまった。

初めての仕事では非常に神経を使う上に、もともとデスクワークは得意だけれど人と会って話したり調整したりするのは苦手だから、1日仕事するともうくたくたである。少しは時間に余裕ができるからいろいろやろうと思っていたけれど、とてもそんな余裕はないのであった。

だからこの頃、時間が経つのが遅い。今週もかなりへばってしまったのに、まだ水曜日である(朝書いている)。時間がなかなか経たないから、給料日もなかなか来ない。実は今年の夏ボーナス前は、財政的に非常に厳しいのである。

なぜかというと昨年末に、老後のことを考えて(定年後はボーナスはなくなるから)、住宅金融公庫のボーナス返済をなくし、全部月々の返済に変えてもらったからである。毎月の返済が増えて給料は変わらないから、やり繰りは大変に厳しい。これが夏のボーナスまで続く。

還暦だの年金だのはずっと先の話だと思っていたら、もうすぐなのである。

 

この間書いたとき、ちょっと書き足りなかったこと。老後の問題というと、すぐに年金とかおカネの問題に結びつけてしまう風潮があるが、個人的にはそれよりも何よりも健康と、その裏付けとなる生活リズムが大事なのではないかと考えている。

いま55歳で会社の定年が60。その後どうやって暮らしていくか。いろいろな本を読むと、「定年後は朝から酒を飲んでアル中に」とか「頼まれもしないのに会社に行く」とか「付き合う人がいなくて引きこもり、とうとううつ病」とか困った事例が書かれている。病気にならなくても、一日家でテレビを見ているのはかなり寂しい。

だから、言うならば「定年後の時間割」をどう作っていくかということが重要なような気がする。振り返ってみると、若い頃浪人も留年もしなかったせいで、学校時代は時間割のある生活をずっと続けてきた。大学の後半は自分で履修科目を選ぶことができたけれど、必修科目がありゼミもあるので、すべて自由に選べた訳ではない。

その後はすぐに就職して、会社は替わったけれど基本的に朝出勤して夕方まで仕事をする生活である。二十数年前の最初の転職の時に少し自由な時間ができたが、それも2ヵ月ほどのことだから長い夏休み程度のものであった。それが、あと5年ほどで朝から晩まで予定のない毎日になるのだから、やはり生活リズムを整えるのは重要である。

ちょっと前は、定年退職したら学校に入り直して勉強したいと思っていた。学生の時と違って卒業し就職しなければならない時間的制約はないから(試験だって嫌なら受けなければいいのだ)、好きなペースで好きな勉強ができる。ところがここへきて、それが資金的にかなり難しくなってしまった。

その意味では、退職金減額や年金制度崩壊の影響は大きかったのだけれど、学校に行かなければ勉強できないという訳ではない。いまやインターネットで相当深いレベルにまで検索可能になっているし、たいていの参考文献は地元図書館に取り寄せ可能である。「歴史」とか「宗教」とか「哲学」とか、時間をかけて調べたいことは山ほどある。

そして「体育」の時間は、いま週に3~4回通っているスポーツクラブがある。定年後は家事の半分はやらないといけないから、「家庭科」の時間もある。もちろん一日一度は「掃除」の時間もある。健康のためにも、食事の時間は決めた方がいいだろう。いろいろあるから、テレビゲームは時間を限ってやらなければならないなあ。

そういうふうに定年後を有意義に過ごすためには、何より健康。今日(4月21日)も、これから医者に行ってきます。体重は今年に入って2kg減とペースは落ちたが、ピークと比べると15kg減。とりあえずの目標は、あと5kg減らして、20年前の体重に戻すことである。

 

[Apr 21, 2012]