064 脳ドック~せいうち日記64 [Jan 3, 2013]

12月27日、御用納めの前日は人間ドック。今回の人間ドックはオプションで、脳ドックを入れた。35,000円の自己負担は大きいが、前から受けようと思っていたのである。

定年間近のこの年になって、やはり心配なのは足腰と病気である。足腰は普段から気を付けて運動するようにしているので、数年前よりむしろ改善されたと思う。病気のうち内臓系については、糖尿病で通院中であるのでそれほど悪化はしていないだろう。となると残るのは脳卒中系である。

脳卒中系のシグナルとして重要だと言われるのは血圧である。血圧については、はるか昔就職して間もなくから、「このままだとすぐに高血圧ですよ。」と健康診断の度に指摘されていた。もちろん体重が激増したからである。ところが実際に高血圧で薬を飲まなければならなくなったのはつい最近。仕事でほとんど休めなくなったからである。30年近く持ったことからみると、肥満したら必ず高血圧になるものではないらしい。

40代初めの頃、 CTとかMRIに関する仕事をしていたので、脳ドックというものがあるのは知っていた。当時から、自分でも気付かない間に軽い脳梗塞を起こしていることが少なくないのは知られていたから、50過ぎたら自分も受けようとは思っていた。こんなにすぐに50代になるとは思わなかったが。

当日は、普段の検査項目に加えて、脳ドックの項目が入る。MRIと頸部エコー、物忘れ診断というのがあるということで、「MRIを受けるのは初めてですか?」と聞かれる。初めてだと答えると、メガネや金属製のものは持ち込めないと注意を受ける。「銀歯はありますが」と聞くと、「かぶせたのはいいです」と言われる。

まずはいつもの検診項目。体重は節制の甲斐あって、昨年よりも5.2kg絞れている。一方で、なぜか身長が0.8cmくらい縮んでしまった。足の裏の肉が取れたのだろうか。血圧は薬を飲んでいるので110-70と30歳くらいの数字。胸部Ⅹ線、心電図、眼底撮影、聴力、肺活量、・・・・と検査が続いて、ついにMRIである。

機械そのものはそんなに大きくはないが、密室に入れられてしまうのがちょっと怖い。メガネを外すと視力はほとんどないので、ある意味かえって楽である。頭の入るくらいの仕切りの中に首を入れて、耳当てをされ、アゴを固定される。「何かあったら押してください」と昔の血圧計みたいなゴムの握りを渡される。いよいよ検査がスタートである。

「音がうるさいですよ」と言われていたので覚悟はしていたのだが、電子音みたいなういんういんという音がずっと響く。まあこれは大したことはないのだけれど、その後のハンマーで叩くみたいな打撃音が少しつらかった。なるほど、耳当てをされただけのことはある。MRIは磁気で、エコーは超音波なのに、エコーは静かでMRIはうるさいのはなぜだろう。

15分くらいでMRI検査は終了。思ったより早く終わったというのが第一印象。次に超音波エコーで、腹部の他に頸部も検査する。物忘れ診断はコンピュータ相手に行う。いまは平成何年か、今日は何曜日かといった、ちょっと考えさせられる問題の後に、最初にやった3つの単語を再び聞かれるのがミソだが、何とかクリアしてすべての検査を終了した。

検査結果が出るのは1ヵ月後。果たしてどういう結果が出てくるのか、楽しみである。

[Jan 3,2013]