075 通勤について~せいうち日記75 [Mar 31, 2014]

この記事の出る3月31日には、いまの会社で勤続20年となる。会社を替わっているので社会人としては満34年ということである。就職した頃の予定ではもうとっくに引退して悠々自適の生活を送っていたはずなのだが、バブルも崩壊し仕事場も転々として、まだ働かなくてはならない。難儀なことである。

家の奥さんに言わせると、毎朝ご機嫌をとりながら会社に行かせるのが大変ということだが、ゴールが見えてきたこともあってどうにかこうにか会社には出ることができている。年を取ってくると若い時ほど人にアゴで使われることがなくなるので、それで何とか辞めないでいられるのかもしれない。会社は嫌だけれど、その度に転職していたらまた一からやり直しになってしまう。

最近では、通勤の行き帰りが比較的充実している。帰りはさすがに座れないことが多いのだけれど、朝は始発駅からなので、約1時間座って行くことができる。この時間がけっこう気に入っている。

席につくとBOSEのノイズキャンセルヘッドホンでiPODの音楽を聴く。ヘッドホンもiPODも海外遠征のために買ったものだが、いまでは通勤専用になってしまった。音楽といっても最近のものはPerfumeとぱみゅぱみゅくらいで、クラシック、特にバッハ、特に平均律を聴くことが多い。音楽を聴きながら、図書館で借りてきた本を読む。あっという間に1時間が過ぎる。

音楽と本の内容がその日の気分にフィットすると、朝からとても穏やかな気持ちになる。フィットしないと、やたらと気が散る。図書館でちょっと中を覗いてから借りるのだけれど、読み始めると全然ダメポな本も多い。ひとの顔の近くで新聞をばさばさ言わせている礼儀知らずや、肘をぶつけながらオーバーアクションでゲームをやっている連中にむかっ腹をたてたりする。

まあ、そう遠くない未来に年金生活に入ることとなるので、通勤するのもあと限られた期間である。それを思うと、やはり感慨深いものがある。大学時代から通算すると38年、月に20日以上、1日約3時間をかけて通勤通学してきたのである。単純計算すると、3X20X12X38で、約2万7千時間だから1千日、ほぼ3年を通勤に費やしてきたことになる。大変なものである。

さて話は変わって、年金生活のことである。その手の本とかWEB記事をかなり読んでいるのだけれど、どうにもしっくりこない。前にも書いたかもしれないが、いまのままでは貯金が足りないとか保障が足りないとか、保険会社か証券会社の回し者みたいな本ばっかりである。そうでなければ、生活水準を一気に落とすという内容になってしまう(Bライフで検索すると出てきます。お風呂や水洗トイレなしとか、そういうの)。

考え方の一致する本とか記事を見つけるのはどうやら無理らしいので、自分で読みたい内容を自分で書いてみることにした。断続的に連載する予定なので、もしご関心があればお読みいただければうれしいです。まあ、自分で「うむ、この人はなかなかよく分かっているな」と思うために書くようなものなので、そういうことでよろしくひとつ(あさって水曜日から始めます)。

注.「年金生活」がそうです。併せてご覧ください。

[Mar 31, 2014]