002 ハロウィン [Oct 31, 2005]

いわゆる新興住宅地にあるため、わが街ではハロウィンが行われている。

ハロウィンに参加する家は、家の前に定番のかぼちゃの置物などハロウィン・グッズを置く。最近ではホームセンターでもハロウィン用の商品を置くようになったが、それだとどこの家も同じになってしまうため、WEBで海外から入手する家もある。大抵は小さい子供のいる家なのだが、わが家もせっかく街のメインストリートに面しているものだから、参加させてもらっている。

10月31日の夕方になると、仮装した子供達が何組かにわかれてグループでやってくる。幼稚園や小学校低学年の子供達が主だが、けっこう大きい子供達もやってくる。小さい子供達にはおかあさんが何人かついていて、そういうグループは仮装が本格的である。魔女の格好とかしているのだが、どうやらわざわざ縫ったものらしいとか、あれは渋谷の東急ハンズで見たような気がするとか、そういった感じである。

かたや、黒いビニール袋(いわゆるゴミ袋なのだが、いまでは指定のものしか使えなくなってしまったので、わざわざこのために入手したのだろう)を切り張りして着ている子もいる。これもまたかわいらしい。そうした子供達がチャイムを鳴らして、”Tricks or Treets(お菓子をくれないといたずらするぞ)”と口々に言うのである。そこで、お菓子を持って玄関を出て、子供達をもてなす訳である。

お菓子自体はたいしたものではないのだが、そんなお菓子でも、遠慮しながら一つだけ取る子もいれば、違う種類のものを一つずつ取る子もいれば、ぐわしっとわしづかみで取れるだけ取る子もいて、おもしろい。こんなに小さくてもみんなそれぞれ個性があるのだなあ、と思ったりする。

昔はキリスト教由来の行事というとクリスマスくらいで、これがキリスト教かという議論はさておきバレンタインデーさえなかった(もしかしたら、私だけかもしれない)。ハロウィンなど、影も形もなかった。今や日本中でハロウィンをやっている街は相当あると思うが、日本古来の盆踊りや秋祭りが急速にすたれつつある現在、こうした形で新しい「お祭り」が定着していくことは決して悪いことではないと思う。たぶん今日は残業で、子供達を見ることができないのがちょっと残念だ。

 


ハロウィンで「Trick or treets!」の子供達に配るお菓子。

 

[Oct 31, 2005]