035 異次元金融緩和と住宅ローン金利 [Jul 8, 2013]

7月6日、関東地方でも梅雨明けが発表された。一昨年の大震災から、天が電力事情を慮ってくれたのかそんなには猛暑となっていないが、2013年はどうだろうか。とりあえず土・日はエアコンなしでは頭がくらくらするほど暑い。

実は土曜日は、山に行く予定で荷物から飲み物から準備して早起きしたのだった。けれども、外は家の中から聞こえるくらいすごい突風である。風の強い日に出かけて電車が止まりひどく難儀したことがあったし、日本海側に低気圧があって南風が強い日は必ず暑くなる。無理は禁物と思って再びお布団に入ったのであった。

予定が空いたので、ホームページの整理をしたりいろいろ私用の雑用をこなす。もうすぐNFLも開幕するので事前リサーチも欠かせない。ホームセンターでシャンプーとデンタルフロスを買い、図書館で来週読む本をみつくろって帰ったら、銀行がこれから行ってもいいですかと言ってくる。しばらく前から借り換えの相談をしていたのである。

それにしても、休日も出てくるとはいまの銀行は大変である。われわれの時代は土曜日に営業していたし(交代で休みをとることにはなっていたが、そんなにうまくはいかなかった)、日曜日も行事とかで集められることが多かったので似たようなものだが、いまやローンの獲得競争で土・日は実質的に営業体制なのだそうである。

皆様ご存じのとおり、いま日銀の資金供給は異次元の金融緩和状態にあり、金利は非常に低くなっている。10年固定の住宅ローン金利でも、各銀行1%台をオファーしてくる。これで採算がとれるのだろうかと思うが、それは銀行側が考えることである。そして、かつては50代にローンを新規で貸してくれるところはなかったが、いまの時代はなぜか大丈夫である。

問題は借換えに伴う保証料や抵当権設定費用であるが、それを勘定に入れても1年か2年で元が取れる。ご近所の様子をそれとなくうかがってみても、借り換えをしているところは少なくないようだ。というわけで、借換え手続きが進行中という訳である。

年齢からして、新規でローンを組むことになればおそらく人生最後のローンということになる(年金担保で借りなくてすめばの話だけれど)。就職した頃にクレジットカードのキャッシングや銀行のカードローンを借りて以来の借金生活が、いよいよ大詰めに近づいたということである。

思えば、その頃のカードローン金利は14%、住宅ローンでも8.4%だった。定期預金金利が8%の時代だから、そのくらい金利をとらなければ銀行もやっていけなかったのだが、住専とかサラ金だともっと高かった。もっとも、グレーゾーン金利の返還請求で、サラ金は大変なことになってしまったけれど。

高い金利の時は貸す立場で、低い金利の時は借りる立場というのは、考えてみるとうまくやっているようにも思えるが、その分給料も下がっているので、いいことばかりではないのでありました。

[Jul 8, 2013]