017 「噂の東京マガジン」にご近所の滝野プラザが [Apr 2, 2013]

日曜日の「噂の東京マガジン」で、近所(歩いて3分)の滝野プラザのことを放送していた。TVと実際の話とではかなり違うので奥さんは憤慨していたようだが、まあ私としてはTVなんてあんなものだと思っている。

TVでは、「千葉ニュータウンは計画どおりに入居者が増えなかったため、暫定的に商業施設を誘致した。それが住民には説明されておらず、突然の閉鎖・取り壊しに住民の怒りが爆発している」という筋なのだが、事実はかなり違っている。

まず、笑瓶氏の訪れた滝野プラザは何度もスーパーが撤退して代替わりしており、ここ2~3年はテナントもほとんどなくゴースト施設化していたのである。

それに、通報者のおばさんは自転車で駅前まで10分行くのが嫌だと言っているが、TVでは全く触れていなかったが、取り壊された商業施設と道路をはさんで反対側には、昔からセブンイレブンがあって、当座の買い物には不自由しない。また、駅まではバスが160円という低価格で提供されており、自転車しか交通手段がない訳ではない。

実は、住宅地内にも以前はバス路線が通っていたが、乗る人がなく廃止された(その後、コミュニティバスとして朝晩だけ復活)。入っては撤退するスーパーも、原因は売上げが伸びないことであった。基本的に住民のほとんどは車を持っているので、駅までの送り迎えも車なら、買い物に行くのも車なのである。

いちいち説明されなくても、売上げが確保できなければ商店が撤退するのは当り前である。採算が取れなくても営業しろと強制する権利は誰にもない。仮に歩いて3分の商店がなくなったとしても、自転車で10分かければ大規模なスーパーがあり、高いけど近くにセブンイレブンがあるならば、全国的にみてむしろ恵まれた部類だと思われる。

最近の風潮として、「そんな説明は受けていない」と主張すれば通るというクレーマーさながらの人達が増えているが、家という非常に高い買い物をするのに、そこまで考えなかったならばうかつとしか言いようがない。そういう人達の言うことを真に受けて番組を作ってしまうのだから、TBSもかなりうかつである。

家の販売者に主張すべきなのは、地盤が傾いたとか、家が水漏りしたとかいう製造物責任に関するものであって、それに関して千葉ニュータウンはかなり高品質の商品を提供してくれたと思う。マンション以外の集合住宅の建設を認めていないので、住環境も相当に整備されている。静かだし、農産物は安くて新鮮だし、都心まで電車で1本で行ける。

いいところを見ずに、ちゃんと考えれば予測がついたことを後からぐずぐず言うのは、罰が当たると思う。

[Apr 2, 2013]