096 ばたばたしているうちにリタイア1ヵ月~せいうち日記96 [Sep 19, 2016]

早いもので、リタイアしてから1ヵ月余りが過ぎた。

リタイアすると当然のことだが給料が入ってこない。最後の給料日が7月20日で、8月19日までの生活費はそこから出た。以降定収入はなく、今日でほぼ1ヵ月が経過する。 いまのところ予定したとおりに資金繰りは回っていて、予定外の大口支出があったり見込んでいた収入が入らなかったりということはない。そのように準備し ていたとはいえ、ありがたいことである。

収入面については、リタイア後をにらんで毎月20日頃を満期とする1年定期を何本か組んでいて、それが月20万円ある。だから、しばらくはこれまでと同じように生活すれば、資金繰りは回るようになっている。給料は入ってこないものの、以前の給料日である20日に口座から1ヵ月の生活費を 下ろしてきて、封筒に小分けして管理している。

支出については、退職するしばらく前から、1ヵ月の生活費を20万円以内にするよう心掛けてきた。食費や生活用品、医療費、ガソリン代などの金額はこれまでと同額であるが、夫婦のお小遣いだけはこれまでの約半分に減額した。まあ、これは仕方がない。支出の中で大きな比率を占める公共料金が、原油安の影響もあって前年比大幅に減っているのはありがたい。

二十六年前、最初の転職の時もこういう準備をしておけば、もっと余裕をもって職探しできただろう。実際、酒だのゴルフだのに余計な散財をしなければ、収入が多かったのだからいま以上にちゃんと準備できたはずである。でも、どちらがよかったかは何ともいえない。過去のいろいろな経験があって、いま現在リタイアしても困らない生活ができているのである。

この1ヵ月余りを振り返ってみる。

最初の1、2週間は、ばたばたしている間に終わってしまった。住宅ローンの返済とそれに続く抵当権抹消登記、健康保険組合に行って任意継続の手続き、失業保険受給のために必要なハローワーク訪問、さらに国民年金切換えの手続きなど早々に片づけなければならない仕事(?)があった。これについては、せいうち日記番外編でお届けしたとおりである。

退職後に急ぐ手続きと並行して、急きょギリヤーク尼ヶ崎師の函館公演が組まれたので、あわててエアとホテルを予約した。自分の懐具合と奥さんの機嫌以外に気にすることはないというのは、リタイアしたメリットである。結局ギリヤーク師の公演自体は中止になったけれど、遠征自体は予定どおり行くことにした。

函館遠征の週には、台風が北海道を襲って道内に多くの被害をもたらしたが、幸いに函館は小雨がぱらつく程度で済んだのは幸いであった。土・日で3つの温泉をはしごして、五稜郭と四稜郭を歩き、函館市立博物館を見学し、千代台公園ではギリヤーク師の代打キノさんを見て、プールで泳いで、弓道大会を見学した。行く先々でソフトクリームを食べた。

そこまではよかったのだが、翌月曜日のJAL便が、台風9号の関東上陸で欠航になってしまったのは厳しかった。進路予想をみると翌日は北海道に来る可能性が大で、最悪の場合2日足止めを食うことになりそうだった。もう1泊するのに全く問題はないが(何せ仕事がない)、2日となるとちょっと面倒なので、北海道新幹線を使って帰ることにした。

9時半新函館北斗発の新幹線は、前日の段階ですでに満席(函館新聞には鉄道と飛行機の空席情報が載っている)、全席指定なので自由席はない。でも、函館駅の自動機で「立席特急券」を売っている。立席特急券は席が空いていれば座れるけれども、空いていなければ立たなければならないというもので、昔はよくあった。この特急券を使うのは45年振りくらいである。

まあ、新青森までと大宮からは座れるだろう。立つのは最大3時間くらいだと思っていたら、まさしくそのとおりで、新青森からはデッキまで満員だった。上野からの電車も遅れていたけれども、それほどの影響なく帰ってくることができた。ただ、傘が役に立たない大風・大雨でずぶ濡れになり、新幹線立ちっぱなしの影響もあって、帰ってから体調を崩してしまう。

体調を整えつつブログやHPを整理しているともう9月。ハローワークの第1回認定日に出向き、健康保険、国民年金を支払うとNFLの開幕である。オープニングゲームが終わり、10日に全日本ポーカー選手権東京予選、11日にGGG、ロマゴンのボクシング祭り。録画したNFL中継でWEEK1を振り返っていたら、あっという間に9月も半ばを過ぎた。

リタイアしたらやることがなくなって、何に時間を使うか苦労するとよく言われるが、いままでのところそれどころではない。次から次へとやることが出てきて余裕がないくらいである。できていない最大のミッションは日本古代史の研究。せっかく国会図書館の図書カードを作ったのに、全く活用できていないのは残念である。

初めの話に戻って資金繰りについて言えば、これから失業保険が給付制限期間となる3ヵ月が正念場である。この3ヵ月を破綻せずに過ごせれば、次の局面が見えてくる。大丈夫なように計画を立てたとはいえ、無事に過ごすことができるよう祈るのみである。

 


次々と届く請求書。ものの本によると、できるだけ前納して今年の所得税・来年の住民税を抑えるのが正解のようです。

[Sep 19, 2016]