412 湯河原温泉「こごめの湯」 [Jun 25, 2012]

さて、今回の山では頂上まで行けなかったものの、3時間ちょっと歩いてびっしょり汗をかいた。JR湯河原駅からバスに乗って、町営日帰り温泉「こごめの湯」へ。「子込めの湯」というくらいだから、子宝祈願の温泉なのであろう。いずれにせよ歴史のある温泉らしい。

HPに書いてあったバス停「公園入口」の先を左折、急坂を登っていく。ちなみに、その前の「落合橋」バス停からは30mほどしか離れておらず、しかも料金が20円違うので、落合橋から乗り降りした方がいいと土地のおばさんに教えてもらった。それはそうと、生半可な山道もかなわないくらいの急坂である。坂道発進しようとしたら相当苦労するだろう。

坂道をようやく登りきったところが「こごめの湯」になる。入口を入るとローカウンターの料金窓口があり、地下が浴室、2階が休憩所。食堂や自動販売機は現金精算なので、手許に小銭は持っておく必要がある。休憩室は広くていい景色で、飲食物の持込みは差し支えないようであった。入場料1000円は公営にしては高め。しかしそれだけの価値のある施設である。

さて、温泉。箱根とは山ひとつ隔てただけなのに、泉質が異なるのは面白い。硫黄臭もなく、アルカリ泉的なぬめぬめ感もなく、炭酸的なぴりぴり感もなく、むしろ食塩泉のようなあっさり感がある。後で成分表をみたら、やっぱり基本は食塩泉のようである。

それほど癖がないので、ゆっくり浸かることができる。見ていたら湯口から同じ湯が大浴槽と小浴槽に注がれていて、湯船の大きい分大浴槽がややぬるめ、小浴槽が熱めである。外の露天風呂もやや熱めである。

頂上まで行かなかったにせよそこそこ歩いて汗もかいたので、ぬるめのお湯でゆっくり足をマッサージする。この効果だったのか、あるいは負荷が比較的軽かったためなのか、翌日以降に疲れが残らなかったのは今回の成果であった。

お風呂の後は食堂で生ビールとカレーライスの昼食。町営のためか、うどん、そば、カレーライスくらいしかメニューがないのがちょっと残念。それでも、施設、温泉、景色とも、公営のレベルを超えたそこそこお奨めの日帰り温泉である。


湯河原温泉「こごめの湯」。町営の温泉としてはハイレベルの老舗です。24年冬には施設改修のため長期休業となるようです。

[Jun 25, 2012]