717 喜連川温泉 [Nov 19, 2007]

宇都宮から北東に3、40分行ったところに、喜連川温泉(きつれがわおんせん)がある。北西に同じくらい行くと鬼怒川温泉で、これはもちろん鬼怒川沿いにあるのだが、喜連川温泉は那賀川の近くにある。那賀川は水戸を通って大洗の北で太平洋に注ぐが、鬼怒川は千葉まで来て利根川と合流する。水源は近いのだが全く異なる水系である。

鬼怒川方面だと、江戸村やワールドスクエア、ちょっと足を伸ばせば日光もあるなど観光施設が数多くあるが、こちらはあまり大したものはない。わずかに、那賀川の「やな」と、焼き物の町として関東近郊では有名な益子と笠間があるので、陶器に興味がある方ならそのついでに寄ることもできる。

この喜連川温泉、ボーリングにより開かれた温泉で開湯は1981年とかなり新しい。ナトリウム-塩化物泉いわゆる食塩泉で、温泉成分表によると硫黄、鉄分を含むとなっているがそういう匂いはしない。海藻に似た湯の花が少し混じっていて、お湯の色は少しだけ黄色がかっている。

今回訪れたのはかんぽの宿日帰り館。この施設には宿泊館と日帰り館があり、入口が違う。料金は600円とさすがに公共施設だけあってお安い。もちろん簡易保険の運用資金で作られているので設備は立派で清潔である。

日帰り館の入口を入ると、円形のホールにそって階段があり、2階が浴室、1階には大広間や休憩室がある。浴室は内風呂と露天風呂。露天風呂というより野外風呂という風情で、風呂からそのまま芝生の庭に続き、はるかに那須連峰を望むいい景色である。ただ、露天と打たせ湯が一緒の浴槽で、そちらを使っている人がいるとお湯の落ちてくる音や飛んでくる水しぶきが気になることも確か。

はじめに述べたようにボーリングされた温泉だが、成分はかなり濃いと評判で、よく温まる。お風呂上りは階下の休憩室で休むことができる。土地のお年寄りで一杯だった。


かんぽの宿日帰り館


近くにある那賀川と高瀬観光やな。

[Nov 19, 2007]