718 さわらびの湯 [Jul 28, 2015]

さて、今回行った棒ノ折山からはいくつかの下山口があるのだが、埼玉側を選んだのはさわらびの湯に入りたいと思ったことが大きい。ただ、ちょっと予想外だったのは有間ダム近くの登山口から歩いてここまで来ると30分近くかかってしまうので、やっぱり車で来る人向きに作ってあるのだなあと思ったことであった。

有間ダムから舗装道路を下って行くと、通り沿いに「さわらびの湯」バス停がある。そのいちばん近くにある建物がそうだと思って近づいてみると、そこは売店であった。奥にある建物かと思って疲れた足を引きずっていくと今度は食堂で、さわらびの湯はさらに奥、バス停から歩くと5分近くも奥まったところにある建物であった。

入口で3時間800円の入場券を買って中に入る。中は結構広い。突き当りに休憩室がある。右奥にも座敷の休憩室があったから数十人は入れそうだ。ただ、食堂・レストランはなく、売店と自動販売機のみである。

受付に貴重品ロッカーがあるが、脱衣所にも鍵付きロッカーがあるので安心である。ともに、100円入れて開けると返ってくる方式である。大きなリュックは下駄箱のところの有料ロッカーに入れるよう注意書きがあったが、日帰り用の小さなリュックなら脱衣所のロッカーに入る。他に、例の風呂用篭も置いてあるので、タオルとか着替えはそちらに置くことができる。

掲示してある分析書をみると、フッ素、メタケイ酸泉で、湧出温度は15度ほどなので、鉱泉を沸かしたお湯ということである。浴室に入るとかなり広い。十数人は一度に入れる内湯と、外には露天風呂がある。洗い場も広くて、シャワー付きカランが十いくつか。沸かし湯だけあってお湯は勢いよく出る。

昨年来、山梨方面の温泉に行くことが多かったが、そちらにいくたびに思うのが浴室が狭いということであった。特に洗い場が狭いと、のんびり体を洗ってもいられない。その点、ここの浴室はとても広くて開放感がある。もっとも、この日は平日だったので、休みに来ると混雑してそれどころではないのかもしれないが。

メタケイ酸泉なので肌には刺激が少なく、色は無色、においもない。この日は下りの白谷沢で冷や汗をかいてしまったので、歩いた後の温泉はまた格別であった。ひと風呂浴びて着替えたのでリフレッシュして帰路につくことができた。

脱衣所から出て階段を上がったところが広くなっており、テーブルが置いてある。この日は時間がなくて寄らなかったが、奥に座敷もあるようだ。ちょうど自動販売機が置かれていたので、下りで飲めなかった分も水分を補給した。ちょっと残念だったのはバス停までちょっと遠いので、その分休憩時間が短くなってしまったことだが、それは自分の足が遅いせいである。

帰りのバスはランドセルを背負った小学生が一杯で、飯能駅まで1時間弱。山道をのんびりと街中に向かったのでした。そして、飯能から西武線特急に乗ると、バスの乗車時間より少ない時間で、終点の池袋に着いてしまったのでした。


さわらびの湯エントランス。有間ダム方向から下りると、いちばん奥にあるので、登山口からは30分ほど歩く。


上の写真の反対側、さわらびの湯の前から見た景色。こうしてみると、山の奥深くということが分かる。

[Jul 28, 2015]