101 50代最後の日~せいうち日記101 [Apr 7, 2017]

今日は4月7日、明日になると60歳になるので、50代最後の日ということになる。

さいきん髪を切りに行くと美容師さんに、「年齢不詳ですね」と言われる。「若いですね」と言われる訳ではないので、50代そこそこにも見えるが、60代後半と言われるとそうかもしれないということだろうか。微妙なニュアンスのご指摘である。

50代を振り返ると、WSOP(世界ポーカー選手権)シニアの出場権を得て、3度ラスベガス・リオリゾート&カシノでトーナメントに出ることができた。エクスカリバーに滞在し、各ホテルのトーナメントに出たり、プールでくつろいだりした。いまとなっては、なつかしい思い出である。

昨年リタイアを果たしたので、60代はどうやって生活を成り立たせていくかがポイントになりそうである。収入が少ないとシュリンクしてしまいそうだが、そこは気を確かに持って、いましかできないことを可能な限り追求していきたいと思っている。

シュリンクということでは、最近たいへん印象深い体験をした。体験といってもたいしたことではなく、もともと3月に予定されていた健康保険料の支払いを済ませたというだけなのであるが、払う前は何とか安く済ませられないか、とてもくよくよしていたのである。何しろ、支払予定の保険料は50万円近い。任意継続だからこれで済んでいるが、国保にするともっと高い。

その保険料をまとめて払ってしまったら、何とも精神的な負担が減って、毎日晴れ晴れと過ごすことができるようになったのである。50万円という金額は預金残高に占める割合が相当に高いのだけれども、払う予定で計画していたので残高が減るだけで困ることはない。差し迫ったことが何かある訳ではないのであった。

人生すべてそんなもののようで、取り越し苦労はストレスを増やすだけだし、払うものは払ってすっきりした方がいい。リタイアした時にそのあたりのことは分かっていたつもりなのだけれど、まだまだ人間ができていない。

健康保険といえば、 歯の治療が長引いている。昨年秋にスタートした上の奥歯の治療が、年内どころか3月になっても終わらず、とうとう半年を経過してしまう。昔治療した歯を治すくらいに軽く考えていたのだが、どうやら歯周病がかなり進行していたようである。別に急ぐこともないので、じっくり治療するしかなさそうだ。

6ヵ月の職業訓練も前半の3ヵ月が終わり、ボイラーと危険物、2つの資格試験をクリアして前半のノルマを達成した。後半は6月に電気工事士二級の試験がある。この試験に合格して資格を取ると、家の中の電気工事を自分ですることができる。すでに指定工具セットや受験準備のための器具・ケーブルなども購入したので、がんばるしかないのである。

その職業訓練が春休みだったので、6日間の短期だったがお遍路歩きに行ってきた。これが6回目の区切り打ちで、今回は須崎市からスタートして足摺岬まで5泊6日のスケジュールであった。1日大雨の日があり、50mm降ったのでかなりの本降りだったのだが、その中を35km歩くことができた。やればできるものである。

私のみるところ、今回行ったあたりが東京からかかる時間が日本で最も長い地域である。高知空港まで1時間半はいいとして、そこから高知市内まで30分。中村まで行く特急は1日5~6本で約2時間、そこからバスでさらに2時間近くかかってようやく足摺岬である。

そして、 窪川(JRの終着駅)の岩本寺から、足摺岬にある金剛福寺までの約80kmは四国八十八札所間の最も長い距離で、途中二泊を挟まなければならない。その一日目が大雨だった訳で、歩いても歩いてもなかなか進まない道のりが身に染みたのであった。幸いに足摺岬を歩く一日は好天に恵まれて、すばらしい景色を見つつ土佐清水まで半島を一周りした。

一方、このブログで報告している歩き遍路の体験記は、まだ室戸岬を越えたばかりである。このまま行くと実体験と一年のタイムラグになりかねないので、もう少しペースを上げてご報告させていただければと思っている。いずれにせよ、ケガもなく無事に帰って来られたことは何よりのことであった。


足摺岬付近の海。1日寒い雨の日があり難儀したが、足摺岬を往復する日には晴れて暖かくなりました。

[Apr 7, 2017]