618 マネケンのワッフル [Dec 18, 2007]

もう40年以上も昔のことになる。家の父親が折に触れ仕事帰りに「船橋屋のくず餅」を買ってきたものだった。

ご存知の方もいらっしゃると思うが船橋屋はくず餅の老舗で、餅自体に味がないので黒蜜ときな粉をかけて食べる。あまりたびたび食べているとあきるのだけれど、うれしかったものである。後に東京に通学するようになって、船橋屋は父親の勤務地に近い亀戸天神にあることを知った。

それからおよそ20年後、今度は私が子供達にお土産を買ってくる年齢になった。当時は仕事が終わるのが遅く、店の開いている時間に家に帰れることは少なかったので、休日にオートレースに行って、たまたま浮いていると帰り道のケーキ屋さんでショートケーキやアップルパイを買って帰った。ついでに、払い戻しでたまった100円玉をわしづかみにして、「2人(兄妹)で分けな~」と渡すと、大層喜んだものだった。

さらにおよそ20年が経過し、お土産を買って帰っても初老の夫婦だけである。だからここしばらくは、どこかに寄って何かを買って帰るなどということはなかったのだけれど、最近になって久しぶりに立ち寄る店ができた。秋葉原駅構内にあるワッフルの店「マネケン」である。

実はワッフルはあまり好きではなかったのだが、たまたま職場でいただきもののワッフルを食べてみたら、これが非常においしい。調べてみたらマネケンという店のもので、その店が東京初進出で、つくばエクスプレスのため拡張した秋葉原駅に開店したことが分かった。

秋葉原なら通勤経路であるし、また上野ルームへの行き帰りに寄ることもできる。というわけで何週間かに一回、ワッフルを買いに行く。プレーン、メープル、チョコは定番で、この他に月替わりで限定商品が出る。「糖尿なのに、いいの?」と奥さんに言われるのがつらいところ。というのは、糖尿になったのもある店のとあるお菓子を食べすぎたからという説が濃厚であるからだ。


マネケンのワッフルでコーヒー。至福の時である。カップとお皿はnarumi(ずっと昔銀行員の頃、担当だった)。

[Dec 18, 2007]