715 来らっせ~宇都宮餃子フードコート [May 1, 2012]

このゴールデンウィークは久々に暦どおりの休みが取れる。こんな当り前の生活が長らくできなかったのは何ということなのだろう。そして連休前半戦は、震災以来初めて鬼怒川周辺に出かけてみた。

鬼怒川周辺に行って、そばや鮎・岩魚を食し、山菜を買って帰ってくるというのは昔から春・秋の定番であったが、大震災と原発事故により昨年は断念した。今年の様子はまた改めて書くとして、今回は宇都宮の餃子フードコートについてである。

年々運転が辛くなってきて、とうとう関東圏内の日帰りすら難しくなってしまい、今回は宇都宮に泊まることにした。ついこの間まで、東北道を青森まで行って函館で泊まったりしていたのに、この加速度的な体力の衰えはどうしたことだろう。

それはともかく、夕飯は餃子である。ホテルでパンフレットを見ていると、いろいろな店の餃子を食べられる場所があるらしい。名前は「来らっせ」。泊まっているのはJR駅の近くで、場所は東武の駅の近くなので2kmくらいあるが、行ってみることにした。

ちょうど二荒山神社の前、ドンキホーテの地下1階にそのお店はあった。あんまり人が入っていかないような様子にもかかわらず、中は夕飯時には時間があるのに結構な込み具合。そして我々が食べている間に満員になって待ち行列ができていたのにはちょっと驚いた。

まずテーブルを確保、5つ入っている餃子店に行ってオーダーを入れおカネを払う。その際テーブル番号を伝えると、焼けたら持ってきてくれるというシステムである。とりあえず、「みんみん」と「めんめん」で焼餃子を2人前ずつ、それに生ビールを注文。

本当の店に行けばラーメンやザーサイ、その他サイドメニューもあるのだろうが、こちらは餃子関連と丼ものが各店1つずつ。奥さんが「おしんこが食べたい」と言っても、それはないのであった。飲み物も基本的に生ビールと地ビール、ソフトドリンクで、紹興酒を飲みたいと言っても置いていない。

ものが餃子なので、おいしいけれどびっくりするほどではない。後から水餃子とめんたいチーズ餃子という変化球を追加してみたが、味としてはほとんど変わらない。餃子だから仕方がないとはいえ、香港・マカオの飲茶と比べるとかなりレベルに差がある。

注文してテーブルに持ってきてくれるというシステムは本場と変わりはないのだから、餃子だってもっとおいしくてもいいし、シュウマイくらい置いてもいいと思う。後ろの席に中国から来たお客さんがいたのだが、おそらく客単価二~三千円という価格とメニューの代わり映えのなさに驚いたに違いない。

「餃子消費量日本一」にこだわりすぎて、ちょっと外したような気がしないではないが、ちゃんと味わうのはそれぞれの店に行ってくれということなのだろう。その意味で、単価を高く回転を上げて、それぞれの有名店のエッセンスのみ味わうことができるという点で、アンテナショップとしては成功しているのかもしれない。


餃子フードコート「来らっせ」店内。


餃子の街宇都宮には、「餃子像」(”ぎょうこ”と読むのか?)があります。もちろん、大谷石の石像。

[May 1, 2012]