112 長い3日間 [Oct 27, 2006]

#1 朝一番で岡山へ

先週の日曜日は朝一番の飛行機で「岡山ポーカープレイヤーズクラブ(OPPC)」月例トーナメント参加のため岡山へ。朝一番の飛行機に乗るためには、当然のことながら始発電車に乗らなければならない。4:30起床、15分で仕度して奥さんに駅まで送ってもらう。5:02発の羽田空港行き。乗り換えなしで行くのだが、1時間半かかる。あとから聞いたところでは、この時間、前夜祭組はまだ飲んでいたそうである。

6:30すぎに羽田空港着。荷物を預けて手ぶらで荷物検査へ。普段は機内持込にするのだが、この日はスーツを持ってきているのと、到着後それほど急ぐ訳ではないので預けたのである。そう、今回のミッションは翌朝一番で岡山を出て、定時に会社に出てしまおうというかなり無理目の計画なのである。前回は夜行バスで東京に戻って、時間的には十分間に合ったのだがさすがに疲れた。今回は時間ぎりぎり、もしかしたら遅刻する可能性もあるが、普通に寝ればそれほど疲れないはずである。

前に書いたことがあったかもしれないが、私は移動中の電車や飛行機の中でほとんど眠ることができない。この朝もかなり寝不足だったが結局そのまま機内へ。朝一番の飛行機はがらがらで、横1列3席にひとりしかいない。だから真ん中に陣取って、エコノミーなのにビジネス気分である。ただし、香港に行く訳ではないので、のんびりする間もなくあっという間に到着してしまった。

この日岡山入りを決めたのにはいくつか理由があるのだが、その2日前の金曜日、DUKEのウィークリートーナメントで手ひどい負けを食らったのが大きい。この日、ファーストトーナメントでは序盤かなりチップを減らしながら、粘ってファイナルテーブルまで残って7位。セカンドトーナメントでは序盤から好調でチップを倍にして、これは久々に優勝戦線に残れるかなと思っていたら、中盤でkopaさんに1周の間にポケットペア4回(JJ、QQ、JJ、QQ)という離れ技を食らって平均チップ以上持っているところから一気に飛ばされてしまった。岡山でなんとか上位に残って、久しぶりに優勝争いというものをしてみたかったのである。

岡山空港からバスで市内へ。いったんホテルに荷物を置いてから、駅前のネットカフェへ。最近は全国どこに行ってもネットカフェがあるのはうれしい。朝はぎりぎりだったのでできなかったメールチェック。昨晩OPPCの掲示板に参加表明をしていたのだが、主催者のtagamanさんは飲みに行ってしまい見ていないかもしれない。案の定彼からのレスはついていなかったのだが、代わりに東京からkopa兄さんのレスがついていた。この日はゴルフだと聞いていたが、真夜中に書き込みがあったところをみると、うきうきして眠れないらしい(kopa兄さんには”うきうき病”という持病があるらしい)。噂どおりの方である。

 

#2 午後一番でOPPCへ

午後1時に会場到着。・・・ん?なんだか人が多くて入れない。お前ら250円やるから、じゃなくて、主催者のtagamanさんに聞くと、予想以上に集まって2テーブルになるようだ。江戸の仇を岡山で作戦が早くも困難になる。10人以上も集まると、なかなか勝ち残れるものではないからだ。

初級者講習を頼まれたので、「片方のカードが弱いとキッカー負けすることがあるので注意しましょう」とか「同じストレートドローでも、リャンメン待ちとカンチャン待ちは上がれる可能性が異なるので注意しましょう」「アクションは正しくても運が悪いとマクられるので慎重に」とか、それなりに微妙に自分に有利になるようなことをレクチャーしたのに、開始第一局でsharkさん(この方は初級者ではない、テニアン優勝者)がフロップ後オールインで早くも構想が音を立てて崩れだした。私の苦手とする打ち合いのパターンである。

ポーカーはあまりやったことがなくても、カシノゲームの経験を積んだ方々は勝負どころをつかむのがうまい。まさに自分自身が、「アクションは正しくても運が悪いとマクられる」パターンである。おまけに手が来ない。ペアは全く来ないし、せっかくAKが来てもAQに負けたりする。でも自分で配っているのだから仕方がない。一回目のトーナメントで上がれたのは、BBで93が来てフロップ2ペアとなった1回くらいで、ようやく来た99でオールインして玉砕してしまった。

2回目のトーナメントでも手がこない。7か8のポケットペアでA持ちとのオールイン対決を勝ってファイナルテーブルには残ったものの、ただ一度のハイペアKKはショートオールインとの勝負で実入りは少なく、最後はAQでオールインしたらあけみんさんにAQsで受けられ、案の定フラッシュを作られたうえにAもQも落ちずにサイドポットもペア持ちの人に持って行かれてしまい、あえなくゲームセットとなった。

いったい何をしに岡山まで行ったんだろうという感じであるが、sharkさんに岡山駅まで送ってもらいホテルへ。9時すぎにはふて寝する(というより、当日朝早かったし、翌日も早いので隠密行動をとりました。すみません)。翌朝は5時に目覚ましをかけたのだが、早く寝たので4時半前には目がさめた。シャワーを浴びて用意をして、5時にはホテルを出る。空港行きのバスはぎりぎり6:15で間に合う。それまでネットカフェで、NFL(アメリカンフットボール)のサイトを見ようというのである。

15分ほどで前の日と同じネットカフェへ。あいにくの雨降りである。さすがに月曜日の早朝でほとんど人がいないが、それでもいくつかのブースには電気が点いていたので泊り込みの人もいたのだろう。早速NFL.comのサイトへ。米国時間で日曜午後のゲームは大体日本時間の5時すぎに決着するのだが、予想した5ゲームのうち、3ゲームが午後である。ニューイングランドは予想通り勝っていて、不利と言われていたタンパベイも勝っている。早くも2勝である。もう1試合のピッツバーグ対アトランタは同点で残り15:00と表示がある。どうやら、オーバータイム(延長戦)にもつれ込んだらしい。このゲーム、実はリゾカジマスターが見に行っている試合なのであった。

 

#3 翌朝一番で仕事へ

さて、延長戦はアトランタの攻撃で始まった。ハンデはアトランタに+2.5。延長戦はサドンデスでフィールドゴールでも3点入るので、ハンデ関係なく純粋に勝ち負けの勝負である。このゲームの予想はアトランタ。このまま敵陣30ヤードラインまで進んでフィールドゴールを決めれば、勝ちである。しばらくは自陣での攻撃が続く。ディスプレイを見ながら力が入る。一度3rdダウン9(あと1回の攻撃で9ヤード進まなければならない。かなり不利)まで追い詰められるが、ここをなんとかしのいで敵陣へ進む。30ヤードラインを越え、20ヤードラインも越える。

ここまで来ればフィールドゴールはほぼ確実に決まる。あとはアトランタのQBヴィックが余計なことをして敵にボールを渡さないだけだ。1プレイ、2プレイと見守る。まだ蹴らない。しばらくして(おそらくピッツバーグがタイムアウトを取ったのだろう)、アトランタの点数に3点が追加される。これで3勝である。日曜夕方のデンバーにも賭けているが、これは楽勝だろう。時間はそろそろ6時。出発する時間である。

6;15のバスで駅を出て、6:45に空港に到着。すばやくドムドムバーガーで朝ごはんを調達して、すぐに荷物検査。そのまま機内に入る。7;15に出発。水平飛行に移ってからようやくハンバーガーの包みを開ける。帰りの東京行きは時間がぎりぎりなのでJシートをとったのだが、これが大成功で一番前の席である。おそらく後ろの席と2、3分は違うはずだ。ここまで来たらじたばたしても仕方がない。足をゆったり伸ばして、テリヤキバーガーとポテトを楽しむ。

ほどなく再びシートベルト着用のサインが点灯して着陸態勢へ。そしてあっけなく着陸してすぐに空港ビルに横付けされる。やはり成田とは大分違う。放送がある前に後ろのほうからどんどん人が押し寄せてくるが、なんといっても一番前だから余裕である。出入り口が開いてビルに入った時に時間をみると6:32。恐るべき定時運行である。そのまま空港ビルを走って6:36の浜松町行きのモノレールに乗り、さらにJR、地下鉄と乗り継いで会社に着いたら、定時2分前であった。ミッション成功である。

午前中の仕事をなんとか片付けてネットをみると、案の定デンバーは勝っている。これで4勝。そして翌日のマンデーナイト(日本時間で火曜日午前)、ニューヨーク・ジャイアンツがダラスに快勝して、とうとう5連勝。このブログで予想を始めて以来はじめてのパーフェクト予想を達成した。プライベートでも岡山往復しつつ、仕事も月・火とこなしながらのパーフェクト達成は正直なところすごくうれしい。長い3日間ではあったが、それなりに報われたのかなあ、とちょっとだけ思っている。

[Oct 27, 2006]