114 酔って三重県まで乗り過ごす [May 5, 2009]

大阪予選の翌日は、第1回全日本ポーカー選手権者にして、今回も予選を通過して3大会連続のAJPCメイン出場を決めた全裸の会会長にご一緒していただき、古代の大和~難波間の主要道である竹内街道をめぐる、寺社と古墳めぐり。このご報告はまたいずれさせていただくとして、その夜に予想外の事態となったので、その話を。

会長地元の居心地のいい飲み屋で、ワインをぐいぐいやり始めたのが6時半頃。9時半過ぎに、「じゃあ、そろそろ」「これを空けたら引き上げましょうか」、などと話していたのは頭の片隅に残っている。次に気が付いた時には、そこは真っ暗な駅のホームだった(後から調べたところ、そこは青山町という駅だった。電車の中で少なくとも40分以上は寝ていた計算になる)。

おそらく、終点で下ろされたのであろう。時計は11時半。まだ大丈夫な時間のはずなのに、ひと気が全くない。はるか遠くに見える駅の事務室まで、なんとか歩いていく。

「あの、奈良市内に行くつもりが乗り過ごしまして」と駅員さんに尋ねると、「奈良市内?この時間からじゃ無理だな。ここには何にもないから、次に来る最終電車で名張まで戻って。名張まで行けばタクシーもホテルもあるから」とのお答え。言われたとおり、次の電車に乗って名張まで戻る。

名張と言われても、こちらには全く土地勘がない。とりあえず駅から出て、タクシーの人に奈良駅までいくらぐらいかかるか聞くと、「まあ、2万円くらいかな」。これでは、タクシーという選択肢はない。ビジネスホテルの場所を聞き、予約してある宿をキャンセルしてここに一泊することにした。

泥酔している時に50m100mでも歩くのは相当しんどい。ようやくホテルに着いて、チェックインしようとするが今度は手がふるえて字が書けない。かろうじて口はきけるのだけれど。なぜかパソコンのレンタルありと書いてあるのを見つけて、借りる。よく借りたし、よく貸してくれたものである。

部屋に着いて最初に、パソコンで宿泊予定の宿の電話番号を調べて、キャンセルの電話をしたのが発信記録によると0時22分。駅に電車が着いてから30分後である。一体なぜこんな時間がかかったのか、謎だ。(きっと、タクシーの運転手さんに話しかけられなくてうろうろしていたんだろう)

次に記録が残っているのが、ブログのコメント欄で1時18分。この56分間何をしていたかというと、まず駅前のコンビニに行って水と食料を仕入れ(!)、宿に戻ってフロントの人に「ここはどこですか。明日は伊丹から飛行機で帰るのですが、どうすれば行けますか?」と質問をし、部屋に戻ってパソコンでブログのコメントを見ていたのである。

泥酔していたにしてはかなり精力的に活動しているが、翌朝になってなかなかベッドから立ち上がることができず、「なんでブログチェックなどせずに、早く寝てしまわなかったんだろう」と反省することになった。

名張は上本町まで急行で1時間と少し、そんなに遠くはなかった。今年になって来たことのある室生口大野からちょっと先の駅で、帰り道では、案外近かったんだなあと思った。おまけに飛行機の時間を1時間勘違いしていて、ぎりぎり間に合ったと思ったら1時間先の便だったのは、二日酔の頭に相当響いたのでありました。

ふるえるほど寒かったので、野宿とか夜通し歩く気はさらさらなかったのだけれど、久しぶりに冒険をしてしまった夜でした。


近鉄名張駅。なぜこんなところに・・・。

[May 5, 2009]