911 釧路・和商市場 [Sep 29, 2010]

市場を回るのは結構好きである。最近は地域起こしの観点から、全国各地で市場が見直されてきているけれど、釧路の和商市場(わしょういちば)は、函館朝市と並んで、北海道では老舗の市場である。そしてこの和商市場、最近では名物「勝手丼」が非常に有名なのである。

下の写真は市場の入り口。ちょっと見は地方都市のシャッター商店街に見えないこともないが、中に入ると非常ににぎやかである。カニや鮭、魚、食堂や食料品店、日用雑貨店など30~40軒が中に入っている。屋内にあるのは、おそらく冬の寒さが半端でないことによるのであろう。

さて、この勝手丼。市場の中に何軒かある弁当屋さん(惣菜屋さん)で、まず丼飯を買う。大きさは小さいものから特大までいろいろで、ご飯も普通のとすし飯があって、すし飯の方が20円高い。そして、魚屋さんに行って、具を自由に選んで乗せるのである。1品100円から500円くらいまでいろいろあって、たくさん頼むと負けてくれる。

具には、赤身や中トロ、大トロなどマグロ一族をはじめ、かんぱち、ヒラメ、はまち、鮭、しめ鯖、タコ、イカ、貝類、カニ、エビ、うに、いくら、たらこ、ホタテまだまだ他にもいろいろある。勝手丼の具を置いてあるお店には「勝手丼」の幟が立っているし、店先の一番目立つところにケースに入った具が並んでいるのですぐ分かる。

お店を選んだら先に買ってあった丼を渡して、具を乗せてもらう。乗せきれないくらい選んでしまったら、最初のお店に戻ってご飯をもう一膳もらってくればいい。市場の中央にテーブルとベンチが並んだスペースがあるので、そこに座ってご馳走になる。新鮮な海の幸をその場でいただく味は、たとえようもなくおいしい。

実は前の日にカニのコース(毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニ)を食べたのだけれど、ここで食べた勝手丼の1本400円のタラバガニの足の方がおいしかったくらいである(別に頼んだので下の写真には写っていない)。

さて、この日ホテルに戻った後、たまたまテレビをつけて適当に回していたら、森クミと安住アナが、われわれがこの日行ったのと同じ店で勝手丼を食べていた。ついさっき行ったばかりの場所が全国ネットのテレビ番組で放送されているのは、なんとも奇妙な感じだったが、それはそれとして、釧路に行かれた際にはぜひお勧めしたい一品である。


JR釧路駅から歩いてすぐにある、和商市場入口。中は広くて、かに屋さん、魚屋さんを中心に30~40軒のお店があります。


この日お願いした勝手丼。2人合わせて、ごはんが450円、具が3750円。

[Sep 29, 2010]