122 MGMグランド・マカオ [Mar 4, 2008]

今回の訪澳の最大目的は、昨年12月にオープンしたMGMグランド・マカオを見ることである。2月24日日曜日の午後、ホテルに荷物を置いてさっそくMGMへ向かった。

タクシーで行ったのだが、リスボアまで着いていればあとは問題なく歩ける距離である。リスボアを海側に渡って、星際(スターワールド)と永利(ウィン)の間を歩いていくとすぐ。もちろんフェリーターミナルからは無料バスがたくさん出ているので、そちらを使ってもよい。

ホテル部分は地上30階建て以上はありそうで、3層に分かれている。下から銅、銀、金色に輝いていて、かなり目立つ建物である。海側のホテルエントランスから、マカオのシンボルである大三巴を模したオブジェのある大ホールを経由して、カシノに入る。他にも、リスボア側の南と北に出口があり、タクシー乗り場はリスボア側北、シャトルバス乗り場はリスボア側南になる。

カシノの大きさはウィンと同じくらいで、ベネチアンよりも小さい。一般フロアとしてはワンフロアのようだったが、もしかするとハイミットエリアが他の階にあるのかもしれない。それでも数百のバカラテーブルがある。多くのテーブルが200HK$(約3000円)ミニマム、HK$300(約4500円)ミニマムだっが、昼間ということもあるのか、開いていたのはその1/3程度。

ゲームとしては7、8割はバカラで、BJ、カリビアンスタッド、ルーレットがわずかにある。バカラ以外で目立つのはむしろマシンゲームで、バカラマシン、大小マシン、スロットマシンなど。ただ、やっている人はあまりいなかった。

最近のマカオというと、とにかく大型カシノのオープンが続いており、ここ2、3年では、スターワールド、ウィン、グランドリスボアとMGMがマカオ半島に、クラウンがタイパ島に、ベネチアンがコタイ地区にそれぞれオープンし、さらにコタイ地区には少なくとも4つの大型カシノホテルが建設途上にある(計画はもっとあるはず)。

正直なところ感じたのは、かつては需要>>>供給だったものが逆転して、需要<供給になりつつあるのではないかということである。今回も絞ることに不自由することは全くなくてうれしかったが、このままいくとカシノが潰れたり、そうでなくても開店休業みたいなところが出てくるのではないかとちょっと心配である。

MGMというとライオン像だが、これは海側の北東角にあった。また、敷地全体の南東側に工事中の地域があり、さらに増築工事が行われていた。ラスベガスであれば当然あるはずのイベントスペースが見当たらないので、もしかすると工事している中にアリーナがあるのかもしれない。

次の日に行ったベネチアンマカオでは、3月にセリーヌ・ディオンのショーがあると宣伝していたから(セリーヌ・ディオンなら、LVではシーザースパレスだが)、対抗上MGMも何かしらやってくることを期待したい。いくら中国人が賭け事好きだとは言っても、カシノだけではいつかはあきられてしまうと思うからである。


三色に輝くMGMグランド・マカオ。立地的なものもあるのか客の入りは良くなさそうに見えた。


MGMマカオ、エントランス。これまでのマカオになかった洒落たデザインです。

[Mar 4, 2008]