215 青衣・華逸酒店 [Apr 21, 2009]

香港にホテルをとる際、困るのはやたらと高いことである。着くのは深夜だし、翌朝は早々にマカオへ向かってしまうので、はっきり言って寝るだけでいいのだけれど、街中まで出てしまうと1000HK$(13,000円)以下で部屋を見つけるのは非常に難しい。

前回の遠征は、Rent-a-Room Hong Kong という、ホテルではない宿泊施設を利用したが、そこさえも結構なお値段になってしまっている。街中はあきらめて青衣(Tsing Yi ; チンイー)にすれば、6,000~7,000円で泊まれる所がある。青衣は機場快線で機場の次の駅、電車から見た感じさほど風紀が悪そうではない。今回はここにすることにした。

ノースウェストがお約束のディレイで、香港到着は日付が変わってから。かなり心配したけれど、駅を下りると的士がいっぱい止まっていて、女性も一人で歩いている。なんとなく大丈夫そうだ。的士に乗り、「華逸酒店」のメモを見せ、”Rambler Garden Hotel “とリクエストすると、運転手さんはすぐに高層ビル街を抜けて車を走らせる。

10分ほど行ったところが、ホテルだった。料金は20HK$を少し越えたくらい。かなり大規模な造りで、ホテルの他にマンションやショッピングセンターも複合されている施設のようだ。何百という部屋がある割にフロントは小さく、狭いロビーで若い人達がパソコンを使っていたのは、もしかすると無線LANがあるのかもしれない。

指定された部屋に入ると、それほど広くはないものの、天井が結構高くて10m近くある。バストイレユニットにバスタブはないが、シャワールームにはちゃんと扉がついていて、一晩過ごすには十分である。香港でおなじみ、「小心地滑」のシールも貼ってある。ただし、タオルはあるけれど歯ブラシはない。

「これは値段以上であるな」と安心して眠りについたのもつかの間、値段の安さが納得できるのはここからだった。ホテルのすぐ前にあるコンテナヤードからなのか、それとも館内のどこかがまだ工事中なのか、朝早くから鈍い振動音が響いてとても寝ていられない。時計を見たらまだ午前7時である。

しばらく毛布をかぶってがまんしていたが、あきらめてノイズレス・ヘッドホンをして音楽を聞きつつ、日本から持ってきた本を読んでだらだらする。あまり早くマカオに行くと、チェックインの時間になっていなくて部屋に入れないからである。

着替えてからホテル内を回ってみると、客室の下はやはりショッピングセンターで、麺粥店やセブンイレブンなどがある。セブンイレブンではオクトパスカードが使えるので、小銭が増えなくていい。

日本のビジネスホテルと違って、自動販売機があまり置いていない。やはり、人のいないところに現金と品物を置いておけるほど、安全な土地柄ではないということであろう。それさえ分かっていろいろ準備しておけば、十分過ごせるホテルだと思う。少なくとも、前回のレンタルーム・ホンコンと違って、ホテルである。


青衣酒店・シングルルーム。部屋は狭いがベッドはダブルサイズ。十分です。


香港の地下鉄に、やたらと貼ってあったCASIOの土屋アンナポスター。日本でそんなにやってたかなぁ。

[Apr 21, 2009]