115 オートレース [Mar 13,2005]

「どうしてこんなに血が騒ぐんだー!!」と仮面ライダー藤岡弘が叫んでいたオートレース。元SMAPの森クンも、がんばっています。でも、あっという間に存亡の瀬戸際というか伝統芸能的世界に行ってしまいました。もしかすると、あと10年経ったらやっていないかもしれません。でも、面白いんです。オートレース。

オートレースは1周500メートルのだ円形コースを、ブレーキなし、ミラーなし、タイヤ三角という競技用オートバイで、最高時速百数十kmで走って順位を競い、その順位を競馬と同様に当てる、という公営競技である。競馬と同様、25%の控除があるためギャンブルとしてみるときわめて非効率的であるが、レースの推理にかなりの楽しい時間を過ごせることから、コストパフォーマンスは高い。

なにしろ、競馬は年間約2千頭(JRAのみ)のニューフェイスが登場するが、オートレースは現役600人足らずの選手を覚えたら、あとは2年に20人ほど入ってくる新人を押さえるだけである。1年もやっていれば、ほとんどの選手についてその戦力、戦法、癖、その他の要素が自然と頭に入るようになっている。

オートレースの大きな特徴は、ハンデキャップがあることである。実力差のある選手が同一レースを走る場合、通常10から100メートルの範囲でハンデがつく。この場合重要であるのは、何メートルのハンデがついたかということではなく、相対的な位置関係である。

たとえばA選手のある日のハンデが50メートルで、50メートル前に1人、40メートル前に3人、30メートル前に3人の選手がいるとすれば、たいていの場合A選手にとって楽勝のケースとなる。実力差のある選手が7人走るだけだからである。一方、A選手のある日のハンデが10メートルで、10メートル前に5人、10メートル後ろに2人の選手がいる場合は厳しい戦いが予想される。力の差のあまりない5人が壁になり、かつ自分より力のある2人が追いかけてくるからである。

オートレースの予想はこうしたハンデを考慮した実力差、選手(エンジン及び人間)の好不調、天候、走路コンディション、展開、等の要素を推理して買い目を決める。基本的に、ハンデの重い(後ろからスタートする)選手の方が強いし人気になるので、推理の中心はその選手が来るか、来ないかになる。また、レースの見方もその選手が追い込めるかどうかになるので、スタートからゴールまでまんべんなく楽しめることが多い。

全国に、川口、船橋、伊勢崎、浜松、山陽、飯塚の6つのレース場がある。不景気により、17年度から川口以外のレース場は開催日数が少なくなる。

[Mar 13,2005]