075 ベガスカップ決勝とWPJ6(ポーカーの奥深い世界第75話) [Oct 7, 2008]

10月4日土曜日はベガスカップシーズン7の決勝。DUKE店内に8テーブル、年々盛況となっているのは喜ばしい限りである。幸い、アウトサイダースカップのポイントがあったので参加させていただき、APPTソウルで大活躍の看板にゃさん、kopa兄さんともお会いすることができた。

ところが、ハンドは冷え冷えであった。とにかく、本番のベガスカップ、セカンドの温泉カップとも、合計で延べ2時間あまり、上位10%ハンドが一手も入らなかったのである。なんとかローペアでスチールしたり、コネクトやスーツで参加するのだが、ボードと全く合わない。

もっとも、この日は方々のテーブルで29のレイズやオールインが出まくっていて(看板にゃさんのAPPTウイニングハンド)、私も23とか38で飛び込むべきだったのかもしれないが(この2つはそれぞれ4~5回ずつ入った)、もう一周がまんすれば来るだろうと勝負をかけないでいるうちに、オールイン・シチュエーションになってしまった。

せっかくチャンピオンの看板にゃさんと同じテーブルだったので、温泉カップではQJでオールインをぶつけてみたら(このハンドはこの日KQの次にいい手)、あっさりコーられてしかもAQでドミられていた。もちろん、何も起こらないのであった。

まあ、これだけ人数がいるし仕方ないとあきらめて、帰りの電車に乗る。翌日はスポーツクラブの予定を変更して上野に行くことに決めた。

翌5日の上野はWPJ6の予選。WPJは去年も一昨年も一生懸命点数を貯めたのに、本番で全く手が入らずに悔しい思いをした。その反動で今年度上半期はずっと欠席していたのだが、そろそろ登録しないと準決勝の60点すら届かないおそれがある。ましてや前の日に非常に消化不良だったので、気合十分の参加である。

午後の部は6max、6人テーブルでのトーナメント。結局7人しか集まらず、1テーブルでのリバイトーナメントとなった。リバイがあるので遅れて行って、それから2時間のゲーム中、AAが2回、Aとハイカードは1周に1回くらい来た。AAはそのままAフルになったり、はたまた不利なオールインを引いて勝ったり、それなりにがんばることができた。

最後はしまださんとヘッズアップとなり、A8svs77からフロップ7が落ちてまたもや指定席の2着に終わったけれど、ここまで持って来れればいずれいい結果が出るはずと思っている。そして、6時からは5000点持ちの一発勝負ハーフスタック。参加者はどんどん増えて3テーブル30人からのスタートとなった。

 

 

6時スタートのハーフスタックが盛況だったのは、午後に開かれていた看板にゃさんのAPPT祝勝会からの流れである。この会にも行きたかったのだけれど、希望者が多くて気がついたときには定員以上になっていたのであった。当然みなさんお酒を飲んできたので、荒っぽいプレイになるものと思われた。リスクも大きいがチャンスもある。

序盤は午後の部に続き、これまでのご無沙汰をおわびしているかのようにハイペアが入る。開始1時間半で、AAが1回、QQが2回。レイズにリレイズしたりして、久し振りのストレス解消。平均よりチップを少し多く持った状況で、問題の場面。確かアンティ25の150-300くらいで、そろそろ勝負どころである。

ポジションはボタン。コールで回ってきたので、ハンド57だったけれど参加。すると、ショートスタックのSBがオールイン。ミドルポジションのいのさんがコール(もう一人いたかもしれない)、下りても良かったのだけれど、あと1000点以下だったし、取られても原点以上残るし、みんなハイハンドだったらおもしろいのでコールしてみた。

フロップ66x。ローカードだけど、全然当たってない。一名オールインなので全員チェック回し。ターン。おっと、ガッツショットになった。喜んでチェック。リバーこれは珍しい、引いちゃったよと思っていたら、さっきまでカードが配られる前から「チェックー!」とテーブルを叩いていたいのさんが1000点ベットである。なぜに??

第一印象はA6でじっと待っていたのではということであるが、場にペアがあるということはフルの可能性があるということである。しかし、88とか99のペアを持っているのに、コールで相手を増やして大勢でオールインというのはなかなか根性のいることである。これをセットにされていたら仕方がないとあきらめるしかない。

問題は、69とかで入ってきていた場合である。これは十分に考えられる。ただ唯一の救いは、チップ量は私の方がかなり多いということである。ちょっと打ち過ぎだとは思ったが「オールイン!」フルができていなければ下りるはずである。しかし、予想に反して間髪をいれず「コール!」。しまった、69だ。コールでよかったのにと57を開く。

「なに、57!!」といのさんに驚かれる「ストレートはOK」。いのさんのハンドは89。上のツーペアだった。やっぱりオールインは打ち過ぎだったとコールされた瞬間たいそう後悔したが、結果オーライというやつである。このスクープでチップを増やしてトップグループでファイナルテーブルまで残ることができた。

最後は、優勝したhirobowさんとの連戦で、最初の一回はAAを持たれていて負け(おまけにフロップでAが落ちる)。最後は渾身のK9オールインをATであっさりコーられて、ボードでゲームセット。30人中4着は上出来だけれど、やっぱり詰めが甘いのでした。

2日間でなんとか確率どおりのハンドに収束したけれど、これだけ偏るのはいいことなのか、辛いことなのか。おそらくいいことなのだと思うことにした。これでWPJ6の点数は16点。ほぼ1日でポイントが準決勝進出の1/4まで到達したのは、喜ぶべきことなのであろう。

[Oct 7, 2008]