078 埼玉ポーカークラブ(ポーカーの奥深い世界第78話) [Dec 2, 2008]

11月の週末は5回で、最後の第5土曜日には特に定例のトーナメントはない。SNSをみると、名古屋でtagamanがWJPTを開催しているが、遠征すると土・日になってしまう。首都圏では、埼玉ポーカークラブ(SPC)の開催告知がある。埼玉まではちょっと遠いが、名古屋よりはずいぶん近いので、こちらに行くことにした。

埼玉ポーカークラブを主催しているのは、KQオフスーツ別名あぞハンドこと、AZOさんである。最近はDUKE、コーナーポケットを主戦場としているが、以前は上野の部室でもよく顔を合わせたプレイヤーである。

会場である埼玉県労働会館は、京浜東北線の北浦和にある。西口を出てまっすぐ行くと美術館のある北浦和公園に突き当たり、ここを左に折れて大通り沿いに進む。しばらく行くと、「百歩ラーメン」という行列のできているラーメン屋があるが、もう少し進むと会館になる。会館自体は、名古屋オフの会場である名古屋スポーツ会館と似ている。

1時半から1stトーナメント、ノーリミットホールデムである。参加者は6名、AZOさん以外はほぼ初顔のメンバーであるが、話を聞いていると柏木とかでプレーしている面子らしい。ストラクチャーはDUKEと同じ。1ラウンド10分、8ラウンドの20-35まではリバイ可能のことで、それまでは様子見しつつ未知のプレイヤーのアクションを偵察する。

堅いプレイヤーが多く私好みの展開である。Lupinさんが来たときには10以上リバイされたとのことだったが、私の5リバイ・アドオンくらいが最大でノーリバイの第9ラウンドに進む。短時間のストラクチャーなので、手を待ってばかりいるとジリ貧になるし、かといって毎度毎度参加すれば負けたときの影響が大きい。そのあたりのバランスが大切になる。

AZOさんは例によってアグレッシブでチップを集めている。しかしこちらも、この日のハンドは悪くない。勝負どころでいい具合にペアが入って(3時間でQQ3回)、下り中心に回していたら、いつのまにかAZOさんとのヘッズアップになった。チップ量はこちらがやや少ない。49が2回続けて来たりして1:2くらいまで差を広げられたものの、何とか巻き返してブラインドは100-200。

手持ちチップは2000点弱、こちらがBBというところでミニマムレイズを食らう。ハンドはQ3s、あぞハンドKQが相手だとドミネイトされて勝率25%になるが、だったらオールインだろうし、それ以外なら勝負になりそうだ。さっきからずっとレイズだから大した手(AQとか)ではないだろうし、とリレイズオールイン。しかし、あっさりコーられた。

AZOさん「AKですよ」としてやったりの表情だが、こちらはKQでなければ想定内である(勝率は36%:64%でもちろん不利)。フロップJT9、一気に13アウツになりチャンス到来。「K出ちゃえ!」と呼び込むと、ターンが出てストレート完成。リバーは無事ラグで、一気に逆転である(もしKQ相手だったら同じストレートでも負けていたから、その意味でも読みどおり)。

最後はQQvs55で有終の美を飾り、SPC初出場初優勝を果たすとともに、先月からスタートした「あと1勝プロジェクト」も8戦目で達成することとなったのでした。

 


会場の埼玉県労働会館。

夜の部までの時間を利用して、さっき見た行列のラーメン店へ。幸いに空いていて待たずに店に入ることができた。店名であるところの「百歩ラーメン」を注文する。

とんこつだしなのにそれほど脂っこくなく、塩味の効いたあっさりしたスープである(HPを見ると、「中国の漢方医が考えた養生湯のスープ」ということです)。一風堂の赤丸・白丸ではちょっと脂感がきついと思うこの頃、とてもおいしかったので替玉を追加した。体力回復したところで、会館に戻る。

5時半から夜の部である。主催者によると、テキサスホールデム以外のゲームをあまりプレイしたことのない人が多いので、「あえて」セブンスタッドにしたとのことである。午後の部と同様、DUKEと同じストラクチャーである。

9ラウンドまではリバイありなのだが、ここまで来るとアンティだけで赤3枚(15点)、ゲームで15枚(75点)-30枚(150点)になってしまうものだから、150点のリバイをしても1ゲームでなくなってしまう。だからかなり参加を絞ってはみたものの、結局3リバイ+2アドオン。チップリーダーを除く全員がアドオンで、ここからリスタートとなった。

そのあたりからまたもや、AZOさんがスパートする。横から見ているとかなり怪しいのだが、なぜか役ができていてポットを獲得する。彼を除く全員がショートスタックという状況で、緑でアンティ1-ブリングイン2(25-50)、ゲーム5枚-10枚(125-250)という場面。私のがブリングイン、他3人コールで2枚目にが来た。

A持ちがベットし一人コールして私の番、最初が2で次が9だから例のハンドである。しかも、手の内にはもう1枚があってワンペアである。腹をくくって「tasaka!」とコール。ここでの125点はかなりの負担だが、このポットがとれればチップが倍増する。

3枚目はラグ。ベットされたら下りざるを得なかったが、なんとかチェックで回る。そして4枚目、2枚目の到着である。ファーストアクションで、もちろん「ベーット!」、みなさんに下りていただき、ここで2番手に浮上した。ずいぶんとtasakaハンドで挑戦してきたが、上手く行ったのは初めてなのであった。

結局、ホールデムに続きAZOさんとのヘッズアップ。最後は打ちっ放しの2連戦となり、一回戦は3ペアのオールインを手の内4ペアで、二回戦はフラドロのオールインを9ペアで受けて、ともに引かせずに残し優勝してしまった。午後の部に続いての連勝で、勝てる時には勝てるものである。

もしかすると、未知のプレイヤーとの戦いで人の打ち方を見るのに緊張したのが良かったのかもしれない。何はともあれ、浦和まで遠征した甲斐があったというものである。これで今年残された目標はストラドル杯の年間決勝権利のみとなった。そして、来週はラス前の戦いとなる。

[Dec 2, 2008]