079 スト杯08年ラスト(ポーカーの奥深い世界第79話) [Dec 23, 2008]

12月20日は今年最後のストラドル杯である。今年は春に調子が良くて、ずっとランキング上位にいたのだけれど、秋から全くダメで順位もどんどん下がり、とうとう決勝シードの9位以内から遠く外れてしまった。この日は上位入賞しなければ再逆転の目はない。

午後2時からはスト杯ミニ。こちらは大体1テーブルなので、これまで年に一度くらいは上位に入れたはずなのに、今年は全くさえない。この日のゲームはTOC。セブンスタッド、オマハハイロー、ホールデムのミックスゲームである。

最初のセブンスタッドで無駄使いはしたくないのに、最初の4枚でストレートドロー、フラッシュドローというハンドが連続して来る。もちろん引けない。ずるずるコールでチップを減らし、なんとか1周は生き延びたものの2周目のスタッドでゲームオーバーとなる。2ペアをセットでやられたのは、まあ仕方がない。

自分が引きに行くより、相手に引きに行かせるパターンに持ち込む方が理に適っているのは分かっているのだが、なぜか基本でまくられることになる。きっと私がカシノを経営していたら、確率的に負けるはずがないのに破産するのではないかと思うほどである。

さて、6時からスト杯メイン、いよいよ今年の締めである。スタートは4テーブル、これだと少なくともファイナル近くまで勝ち残らないと入賞点は付かない。今日の作戦は久し振りに”タイト・パッシブ”である。ともかく2テーブルくらいまでがんばって、そこでオールインのじゃんけん勝負というのが最も可能性がありそうだ。

1ラウンド、いきなりAハイカードが続く。よくあるパターンであるが、こういう時いい結果に結びつくことは少ない。AKでレイズして、フロップでK2枚。きっちりベットしてポットを獲得。こんな序盤戦でなくて、もっと勝負どころでお願いしたい手なのになぁ、と思う。

2ラウンド、BBでハンド37、オプションチェック。フロップJ73、きっちり当たってツーペア。ところがターン、リバーと2が続けて出てしまい、打たれて下りざるをえない。J1枚or2を1枚持たれていたらアウトだから仕方ないが、相手はブラフだった。どうも調子がよくない。

それでもなんとか打たれ越して、アンティラウンドまで残る。チップは原点付近を行ったり来たり、3テーブルも残り6~7名、そろそろ2テーブルになろうかというあたりである。

 

 

まず最初の勝負はAK。アンティ25の200-400で、上家のr-waverさんからコールが入りポットが1000点になったところでオールイン。r-waverさんAQをみせてダウン。

やがてブラインドが上がってアンティ50の300-600。依然としてチップは原点付近。ブラインドが過ぎてしまったら、すぐにオールイン・シチュエーションになってしまう。ここまで約2時間、いちばん大きいペアは77である。これ以上待ってもむずかしそうな予感。

BBが回ってきた。ミドルポジションから、itooさんがレイズ。4000点くらいの持ち点のうち2000点くらいだから、こちらがリレイズしても下りることは考えにくい。ではハンドはとみると、55である。

かなり悩んだ。Aハイカードならじゃんけんだし、多分そうだろうと思うけれども、万一ペアだとすると十中八、九は上のペアを持たれている。一年の総決算が55でいいのか、と悩んだ末、結局フォールド。

そして、次のSBが終わるとテーブルブレイクで、次はいきなりUTG。つまり、ブラインドを続けて払うという絶体絶命のピンチである。ここはなんとか切り抜けたものの、スチールだからほとんどチップは増えていない。

その後に来た最初の10%ハンド、ATsでオールイン。下家のいなばんさんにAKで受けられ、それでもフロップでフラッシュドロー、ターンでストレートドローにまで伸びたものの、結局引けずにゲームセット、今年はこれで終戦となった。

私が飛んだ瞬間、もう一つのテーブルで宿敵尼僧せりかっちとsatoさんのシードが決定し、たいそう喜ばれてしまった。まあ、これも実力だから仕方がない。

これで一年終わったことになるのだけれど、来年はどうしようと考えると、ちょっと悩ましい。というのは、年間シードがかかっていたので今年は例年に比べてかなり出場する機会が多かったのだが、このペースで来年もというのはちょっと厳しいものがあるからだ。

最近は、若い人たちにパワーで押しまくられて、ただでさえハンドも引きも良くないのにさらに悪くなっているのをひしひしと感じる。勝とうと思って勝てる訳ではないし、いまのところ、来年はあまり勝ち負けにこだわらずに面白い勝負をしてみようかなあと思っている。

[Dec 23, 2008]