090 2010AJPCシニア(ポーカーの奥深い世界第90話) [Aug 27, 2008]

先週はとんでもない体調で東京予選に臨み、体調どおりの完敗を食らってメインへの出場を3大会ぶりに逃した。こうなると、今年はシニア・トーナメントに集中である。前一週間のハードスケジュールを何とかこなし、金曜日は11時には寝て土曜日は7時起き。正直なところこれでは寝足りないが、先週と比べると体調は天と地ほども違う。

きちんと身支度し、いつものチャージャースキャップとサングラスを手に会場へ。傍目にはたいして違わないかもしれないなーとは思うけれど、本人にしてみれば全然違う。ともかく、得意の(と自分では思っている)中盤以降に持ち込むことができる。会場ではメインのファイナル1日目がスタートしているが、午後2時スタートのシニアの面々もぼちぼち集まってきた。

はたらくさん(第二回優勝)、看板にゃさん(APT優勝)といったタイトルホルダーはじめ、いぐさん、あんがーさん、小松さんといった旧上野の方々、ひろちゃんご夫妻やおぎさん、けせらさんなどリゾカジの方々ともご挨拶。メインとの掛け持ちの中尾さん、侍さん、tannoiさんもいる大盛況。なにしろ、今年は4卓あるシニアテーブルが予約でいっぱいになってしまったくらいである。

そして、なんとそのシニアの面々の中に、べいさんがいらっしゃるのである。べいさんは、二十年近く前のNifty競輪・オート掲示板の頃からお名前は存じていた間柄で(当時は私のハンドルは別でしたが)、お顔を拝見したのはポーカーでお近づきになってからである。それにしても、50になられたとは驚いた。ひとのことは言えないが。

テーブルは2番でスタート。2つ右に、看板にゃさんがいらっしゃる。他の面々も多くは知った顔なので、ゆったりとスタートする。何と言っても5000点持ちなので、序盤であせる必要はない。むしろ、へんな手にはまって、下りられなくなる方が心配なのである。最初の1時間半、75-150まではほとんどフォールド。たまに手が入ってもあまり参加せず、レイズが入ると下りた。幸いに、プレミアムハンドは(例によって)入らない。

一方で、序盤から飛ばしているのは看板にゃさんで、彼が打ち始めるととたんにポットがでかくなる。それを確実にものにして、早くも原点の2倍、1万点近くを積み上げている。AAも入っていたし、K9とかK5とかをフルにしていたから、引けていたのだろう。困ったなあと思っていたら、しばらくしてテーブルバランスで私の方が3番テーブルへ移動できた。

こちらにはあんがーさんがいらして、いつものように渋く打ちまわしている。私のすぐ後にべいさんもテーブルを移ってきて、こちらはチップをたくさん持っている。1番テーブルで早くもはたらくさんとオールイン合戦になって、ダブルアップしたとのことである。

1番テーブルには、はたらくさん、けせらさん、中尾さんといったスーパーアグレッシブの方々がいらっしゃったので(スーパーアグレではないが侍さんもいた)、巻き込まれれば危ないけれどチップを増やすチャンスもある。私としてはできれば行きたくないテーブルであったが、そこでチップを増やしたというのは大したものである。

ともあれ、こちらの3番テーブルは落ち着いた流れとなった。休憩明けの100-200もおとなしくして、次の第5ラウンドは150-300、チップ量も4000と4500の間を行ったり来たりしていて、そろそろ勝負どころである。

 


AJPC2010のスナップ

ポーカーにもそれぞれのプレーヤーに棋風があって、序盤に山場を持ってきて中盤には金持ちプレイをするのが得意の人も多いけれど、わたし的にはそれを苦手としている。序盤で多く持っていたとしても、当面飛ぶ心配が少ないというだけであって、勝負どころで勝てなければ同じことだと思うのである。仮にライバルの3倍持っていたとしても、2度オールインを負ければゲームセットになってしまう。

その勝負どころとは、手持ちチップが15BBから20BBになるあたり。今回は5000点持ちだから、原点近くを維持していれば100-200から150-300くらいということになる。ここで増やせなければ、いずれはオールインでダブルアップを図らなくてはならない。

さて、その勝負どころのラウンド、100-200で幸いにKKが入った。500上乗せしてメイク700のレイズ。しかしながら、2人について来られた。フロップA出るな!と念じていたら、ローカード3枚。しかし、2枚がスペードである。仕方なく、ポットよりかなり大きいがオールイン。ちょっと乱暴だったが、下りていただいてなんとか原点を突破する。

これで気が抜けたというわけではないが、この後何度かコールしてレイズされてダウンということを繰り返す。悔やまれるのは150-300のBBで、ボタンのあんがーさんの1000点レイズにAXsでコールしたこと。フロップAが出なかったら下りるつもりだったけれど、あそこは気合でリレイズオールインだったかもしれない。

そんなことをしていたら、250-500の時には、3500点に減らしてしまった。こうなったら、行ける手が来たらプリフロオールインするしかない。スチールできればそれでよし。じゃんけんになったらそれもまたそれでよしである。ペアが来たら行ってしまおうと決めて(こういうことを書くから読まれてしまうのだ)、最初のオールインでBBはべいさん。少し考えて下り。

「taipaさんじゃなきゃコーるんだけどな」「ペアじゃなかったら下りてよ」などと言っている間に、次のハンドを見るとJJ。連続オールインである。もしかしたら、大した手ではないと読んでくれるかもしれない。べいさんの左のBBが考えてコール。出てきたのは88

よし、ここまでは予定通り。80%の勝率を勝てないようでは、この先残ったところで上位入賞は望めない。「そのままっ!!」と気合を入れるが、フロップいきなり8。ターン、リバーでJが出るはずもなく、そのまま逆転負け。午後5時を少し回ったところで、今年のAJPCはゲームセットということになったのでありました。

私の負けでテーブル整理となったので、多分19着くらいだと思う。くやしいけれど仕方がない。今年はこういうめぐり合わせだったということだろう。優勝はべいさん。おそらく、この後二転三転の厳しい戦いだったはずで、そこを勝ち抜かれたのは本当にすばらしい。おめでとうございました。

さて、私の方はというとJJvs88をまくられたのが悔しくて悔しくて、その後コナポケのベガスカップに参戦してきました。こちらもファイナル直前でゲームセットになったのですが、その間99vsAAの20%を逆転して、昼間の敵討ちができたのはうれしかったです。でも、99vsAAは逆転できなくてもいいから、JJvs88を勝ちたかったなあ・・・。

余談ですが、考えてみればAJPCシニアは勝負どころのオールインを絶対優勢にもかかわらずよく逆転されるトーナメントです。第一回でははたらくさんにAAvsAKを逆転されているし、昨年は中尾さんにAKvsK5を落とした。まあ、その分どこかでまとめていい目をみることがあるでしょう。

[May 19, 2010]