510 係数の大きな男2(ポーカーの奥深い世界番外編10) [May 11, 2009]

AJPC大阪予選を通過して、来週はいよいよ決勝大会である。長丁場の練習を兼ねて、4月29日、5月5日の両日、fullhandこばやしさん主催のFull Stacksに参加したのだけれど、2日とも惨憺たる結果で、夕飯前には帰って家にいるという状況であった。

4月29日はTOCスタイルのミックスゲーム。ホールデム、オマハハイロー、セブンスタッドのリミットゲームを順に行うストラクチャーである。20分ずつで3種類、合計1時間のブラインドなので、序盤はいいハンドが来たら勝負しようとゆっくり構えていたのである。

ところが、まずホールデムでトップペアヒットをセットにまくられたのを皮切りに、スタッドを3本で打って出れば相手は上の3本。スト目・フラ目を引きに行けば全く当たらない(これはいつもなので驚かない)。オマハでAAがやたらと入るけれど、全然ボードと一致しない。

最後はオマハで、フルを引いたと思ったら相手が4本になってこれが致命傷。そのまま次のスタッドで自然死したのは、開始からわずか3時間後のことでした。

5月5日はノーリミットのロングストラクチャー。この日も長丁場を想定して、序盤は無理せずいいハンドの時だけ行くつもりだったのだが、まあこれが大変なことになった。

AKからATまで入った時に参加するのだが、何回やってもAが落ちない。まりさんから、「taipaさんが参加するとローカードばっかりだね」と言われてしまう。ようやく到着したKKでリレイズすると、相手もKKで結局ブラインド分けただけ。

無理せず当たらなければ下りるをくり返している間に、いつの間にか持ち点は半分の5000点に。早くもオールイン・シチュエーションである。ボタンでAQ、目の前にはアンティ25×10人で250点とブラインド100-200、そして1レイズ600点の合計1000点余りがある。ちょっと大きいが、いつまでもこの調子ならどこかで勝負をかけないと仕方ない。

「オールイン!」にあっさりコーられて、相手はKK。こちらはダイヤのスーテッドAQだから(本日4、5回は来ている)、A1本でもストレートでもフラッシュでもいい。ところがフロップで出たのはK2枚とT。これではあとどのように出たってダメである(ストフラ目もなし)。

確かにAQでリレイズはやりすぎだが、あの時点のチップ量ではある程度仕方がない。それにしてもオールインした時に相手がKKの確率、そしてそれがフロップで4本になる確率、さらにAを持っているのに全然落ちない確率、全部合わせるとおそらく1000万分の1の位にはなってしまうだろう。

(こちらが10%ハンドで、かつ相手がプレミアハンドの確率は1/100以下。相手が、フロップで4本になる確率は48/10000くらい。Aハイカードを持っていて両方当たらない確率は約2/3、少なくとも8回は続いたとしておよそ2/100。これにKK持って相手がKKの確率を掛け合わせると、もっととんでもない数字に・・・)

結局この日も、開始3時間足らずでゲームオーバーとなる。もう少し普通の運勢であれば2日間とももう少し楽しめたはずで、しかも決して無理して暴れていないのにこの状況である。つくづく、係数が大きいなあ、と思う。

これが厄落としとなって、来週はもう少し常識の範囲内の運勢で戦えれば、このショックも少しはおさまるのであるが。

ちなみに、東京予選ではFull Stacksで優勝したinoさんがきっちり勝ち上がってきた。雨宮さん、がんちゃん、kopa兄ちゃん、のっぽしさんも通過。そして最終組で侍さんも予選通過。今年50歳の看板にゃあさんはオンラインで通過、前回優勝のはたらくさんと中尾さんもメイン、となると同日開催のシニアは一体誰が・・・?

[May 11, 2009]