761 原律子「奉仕の白薔薇」 [Feb 14, 2006]

以前ほど騒がなくなって大層よくなったバレンタインデーであるが、バレンタインデーといえば、やはりこの作品ではなかろうか。

1990年代初めにSMスナイパーという雑誌に連載されたということだが、そもそもこのSMスナイパーという雑誌自体、どこで売っているのかよく知らない。昔はどんな小さな街にでも本屋はあって、そういう小さな本屋とかで売っていたのではないかと推測しているが、ともかくそういう名前の雑誌に連載されていたのである。一方こちらの作品は結構有名であった。

まるでキューピー人形のようなかわいらしいレトロタッチの作品なのだが、内容はこれ以上ないお下劣な世界(といってしまうと身も蓋もないのだが)で、うちの奥さんは本棚の前の方、つまり背表紙を見えるように置いておくと非常に嫌がるのであった。「ぢょわうさま、ゆるして」「ばかやらう、ぶたがしゃべるか」というフレーズがあって、結構受けてよく使っていました。

さて、この作品でなぜバレンタインデーかというと、おそらく2月号の掲載だったのであろう、「女王様のチョコ」という作品があるのだ。女王様だから、当然Sである。そして、奴隷であるところのMをいじめるのである。「うー゛」「今のチョコには何が入っていた?」「○○○みたいな・・・」「ぢゃあ、今度は聖水のを食べるんだよ」ちなみに、作り方も図解入りである。

この作品以降、原律子は第一線から退いてしまって、今はどうも専業主婦をしているらしい。亭主を地下室に閉じ込めていないか(そういう作品もある)、とても心配である。ちなみに、彼女の作品によくゲスト出演していた吉田戦車は今でも結構活躍している。だから、原律子で検索すると泌尿器科の先生が出てきてしまうのだが、昔は原律子と言えば、泣く子も眉をひそめる(?)かなりの有名人だったのでした。


Wikipediaによると、その後離婚して居酒屋経営などしているらしい。聖水チョコとか出してるのかなあ。

[Feb 14, 2006]