181 2018シーズン中盤展望 [Nov 2, 2018]

P/L予想は書かないことにしたけれども、NFLを見なくなった訳ではない。いろいろ考えた結果、SUPERBOWLに向けての展望記事で様子をみることにした。第一回はNFC、WEEK7までの結果をもとに今後の展開を予想してみたい。

NFC暫定順位(WEEK7まで)

< >内シーズン前オッズ、 【 】内は当該順位確保予想確率

暫定第1シード ロサンゼルス・ラムズ(7-0)  <11.0> 【85%】
暫定第2シード ニューオーリンズ・セインツ(5-1) <21.0> 【60%】
暫定第3シード ワシントン・レッドスキンズ(4-2) <51.0> 【40%】
暫定第4シード ミネソタ・ヴァイキングス(4-2-1) <13.0> 【45%】
暫定第5シード キャロライナ・パンサーズ(4-2) <34.0> 【55%】
暫定第6シード グリーンベイ・パッカーズ(3-2-1) <11.0> 【60%】
1ゲーム差以内 シカゴ・ベアーズ(3-3)、シアトル・シーホークス(3-3)、タンパベイ・バッカニアーズ(3-3)、デトロイト・ライオンズ(3-3)

ラムズがリーグ唯一の全勝で独走している。ゲームぶりにも隙がなく、このまま第1シードを獲得する可能性は85%とみる。地区優勝に限ればさらに高い確率であり、すでにライバルチームに自力優勝の目はない。WEEK8から11の相手がきついがその後はまた楽になり、バイウィーク明けのWEEK13あたりにはプレイオフを決めそうだ。

セインツが黒星スタートの後5連勝で順位を上げてきた。地区内ライバルが強力なのでこの順位を確保する可能性は60%。パンサーズとの直接対決がWEEK15、17なので、決着はそこまでもつれ込みそうだ。ブリーズが生涯獲得ヤード、TD数で記録を伸ばしているが、ランでもオフェンスできるのが今年の強みだろう。

暫定第3シードはレッドスキンズだが、地区内のイーグルス、カウボーイズが出遅れているためでこのままプレイオフに残る可能性は40%とみている。アレックス・スミスとピーターソンというベテランの力に頼ったオフェンスで、勝ち残るには数少ないチャンスを活かす必要がある。WEEK7でカウボーイズがFGを外したようなラッキーも味方につけたい。

暫定第4シードはヴァイキングスだが、北地区は毎週順位が入れ替わり4チームともに優勝できる可能性がある。チームの仕上がり状況からみて有力ではあるものの、この順位を維持できる可能性は45%と半々より小さいかもしれない。今シーズンはディフェンスがあまりよくないのが気がかり。

パンサーズは暫定5位。イーグルスとカウボーイズに勝っているのはタイブレイクで効いてきそうだ。いずれにせよ地区内の星のつぶし合いが鍵となり、プレイオフ以上は55%とみる。パッカーズは引分けとバイウィークの影響で暫定6位。開幕戦で負傷したロジャースのケガが心配だが、順調に出てこられるようならプレイオフ以上は60%とかなり有力。

1ゲーム差以内の4チームの中には、予想外の活躍をしているベアーズと、苦しい中五分に戻してきたライオンズに注目。この両チームは同地区であり、ヴァイキングスとパッカーズもいるので組み合わせ的にはなかなか厳しいが、序盤戦の動きはなかなかいい。シーホークスは実力チームで、ワイルドカード争いには絡んでくるだろう。バッカニアーズはそろそろ一杯か。

10位以下のチームでは、現状出遅れているイーグルス、カウボーイズの巻き返しに期待したい。ともに3勝4敗で直接対決も2戦あり、両チームともプレイオフというのは厳しいかもしれないが、まだ地区優勝を十分狙える位置にいる。ファルコンズもあきらめるにはまだ早い。

WEEK8以降で注目の試合は、まずWEEK8が昨年のDivisional Playoffの再戦となるNO@MIN、WEEK9は全勝ラムズがニューオーリンズに乗り込むLAR@NO、WEEK10は生き残り戦となるだろうDAL@PHI、WEEK11は地区優勝/プレイオフ争いとなるはずのMIN@CHIといったところで、年末に向けてますますヒートアップしてくるだろう。

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先週に引き続き、NFL2018シーズン中盤戦以降の展望。今週はAFCで、WEEK8までの成績は以下のとおり。

AFC暫定順位(WEEK8まで)
< >内シーズン前オッズ、 【 】内は当該順位確保予想確率

暫定第1シード カンザスシティ・チーフス(7-1)  <34.0> 【60%】
暫定第2シード ニューイングランド・ペイトリオッツ(6-2) <6.0> 【80%】
暫定第3シード ピッツバーグ・スティーラーズ(4-2-1) <11.0> 【40%】
暫定第4シード ヒューストン・テキサンズ(5-3) <29.0> 【65%】
暫定第5シード ロサンゼルス・チャージャース(5-2) <29.0> 【60%】
暫定第6シード シンシナティ・ベンガルズ(5-3) <101.0> 【55%】
1ゲーム差以内 ボルティモア・レイヴンス(4-4)、マイアミ・ドルフィンズ(4-4)

暫定第1シードは突っ走るチーフス。ペイトリオッツには敗れはしたものの、ハイパーオフェンスで他チームには圧勝を続けている。正QBに昇格したマホームズも好調を持続しているが、昨シーズン後半息切れしたのがいまだ記憶に新しい。ディフェンスの改善がなかなかみられないので、現状順位確率は60%とそれほど高くは見積もれない。

暫定第2シードはペイトリオッツ。序盤戦もたついたのはいつものことで、10月に入ると安定したゲーム運びで定位置の地区首位を確保した。残りゲームで脅威となるのはグリーンベイとピッツバーグくらいで、WEEK14のマイアミ戦で優勝を決めるのではないか。第1シードまで上がるかどうかは、チーフスの出来次第。

暫定第3シードはスティーラーズ。ペイトリオッツ同様序盤にもたついたが、こちらはレベオン・ベルの欠場による影響。ベルがいまだに去就未定なのは気になるところだが、ベルがフレッシュな状態で出てくるようであれば他チームにとって脅威になるだろう。ただ、WEEK9のレイヴンス戦に負けると、地区優勝はいっぺんに厳しくなる。現時点では40%程度の確率か。

暫定第4シードはテキサンズ。3連敗の後5連勝し、地区ライバルがもたもたしている間一気に首位に浮上した。残りの地区内ゲームをいずれもホームで戦えるのと、クリーブランド、NYジェッツなど比較的楽な相手が残っているので、10勝以上はそれほど苦しくない。心配なのはむしろ、例によってケガで主力が出られなくなってしまうケースだろう。

現状ではワイルドカードだが、地区優勝の望みも十分なのはチャージャース。WEEK15にチーフスとの直接対決が残っており、そこまで粘りたいところ。リヴァースとアントニオ・ゲイツにとって最後のチャンスといってもいいが、シアトル、ピッツバーグへのアウェイゲームでどこまで踏ん張れるか。

ベンガルズはSUPERBOWLオッズが101倍という低評価にもかかわらず、暫定第6シードでがんばっている。クリーブランドと2戦残しているので、スティーラーズとレイヴンスがつぶし合えば地区優勝のチャンスもある。デンバー、オークランドとのホーム戦を手堅く勝てば、プレイオフが現実味を帯びてくる。

1ゲーム差以内のon the hantに付けるのは、レイヴンスとドルフィンズ。レイヴンスは相変わらずフラッコが安定しないが、特にホームでのディフェンスが堅い。スティーラーズに勝っているのは有利だが、ベンガルズに負けているのは不利。同じく4勝4敗のドルフィンズは序盤では地区トップだった。ペイトリオッツ以外の地区内は楽だが、タネヒルのケガがどう響くか。オズワイラーが毎度出てくるようだと、追い上げは厳しいだろう。

それ以外のチームで巻き返すのはなかなか厳しいものがあるが、ちょっと注目したいのがコルツ。ここまで3勝5敗でプレイオフにはあと1敗くらいしかできないが、強豪とのゲームがほとんど残っていない。2戦ずつあるジャクソンビル、テネシーに連勝すれば面白い。

今後の注目カードは、WEEK9がもちろんスティーラーズ@ボルティモア。北地区の今後を決める大事なカード。WEEK10はパンサーズ@ピッツバーグ。ともにタレントが豊富で、一方で穴がある。ツボにはまらないと大崩れもあるチーム同士の戦いだ。WEEK11にはカンファレンス首位同士のチーフス@LAラムズがある。地元だけにラムズ有利とみるが、このままいけばSUPERBOWLの前哨戦となる。

[Nov 2, 2018]

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