214 東予の湯(スーパーホテル四国中央) [Oct 13, 2018]

サラリーマン時代にはビジネスホテルを使う機会が多かったが、さすがにリタイアして少なくなった。とはいえ、比較的低料金で施設が整っているので、お遍路をしていても民宿よりビジネスホテルに食指が動くのはやむを得ないところもある。

その中でスーパーホテルは、比較的使いにくい宿という印象がある。部屋に電話がなかったり鍵が暗証番号だったりするのはともかくとして、フロントに人がいない時間が多いというのが不便なところである。

その半面、朝食は他のビジネスホテルより充実しているし、多くのところに温泉があるのもいい。今回のお遍路では、出発が早いため朝食は食べられなかったものの、30km以上歩いてへとへとになったので、大きなお風呂はありがたかった。

泊まったのはスーパーホテル四国中央。四国中央市というけれども、立地的には愛媛県の東端、香川県との県境にある。昔の名前だと川之江市で、私の世代にはこの方がぴんとくる。大合併の際、伊予三島市とどちらも譲らなかったのだろう。

地理的に四国の中央といえば、早明浦ダムのあたりだろうから、ネーミングが実態を表わしていないという批判は避けられない。温泉名に入っている「東予」がまさにこのあたりのイメージである。

男湯は午後7時50分までなので、7時半に入りに行ったら2人はすぐに出て私ひとりになった。洗い場は8つほどあって、衝立で区切られているのは、スーパー銭湯のようだ。浴槽はいざとなれば10人は楽に入れるくらい広いが、私だけである。

サラリーマンの時は、大きなお風呂は気持ちがいいものの、部屋の小さなお風呂でもそれほど不便は感じなかったものだが、お遍路歩きをしているとユニットバスの狭い浴槽はたいそうつらい。足が伸ばせないし、ツボ押しマッサージをするにも不便だ。

だから、1日歩いた後、手足を伸ばしたり太腿やふくらはぎを揉みほぐたりすると、たいへん気持ちがいいだけでなく翌日以降の疲れ方が違ってくる。スーパーホテルはベッドや枕もすばらしいので、この日は熟睡してしまった。

泉質表が脱衣所に貼ってあったと思ったが、あいにく忘れてしまった。食塩泉で加温・循環だったと思う。お湯はくせがなく、匂いや刺激はない。

[Nov 16, 2018]


スーパーホテルのサービスには長短ありますが、天然温泉が多いのはうれしいところ。