118 正月の楽しみはNFLと星と鳥 ~せいうち日記118 [Jan 30, 2019]

リタイア3年目の正月となった。1月といえばNFLのプレイオフである。リタイア前は仕事があるので、プレイオフどころかSuperbowlさえ見られない時があったが(停電による試合延長でVTRすらちゃんととれなかった2012シーズン!)、リタイアするとそういうこともない。あとはSuperbowlを残すのみ。3時起きも終了である。

NFLとともに今年の冬の楽しみの一つは、星を見ることである。寒いことを除けば、虫はいないし夜は長い。午後6時には真っ暗だし、午前5時でもまだ明るくならない。空気も澄んでいるので、星を見るにはいい季節である。

2019年の年初はいい天気の日が続いた。スポーツジムから帰る頃には、南の空にオリオンが高く上がり、オリオンを囲むようにおうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のカストルとポルックス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスと1等星が並ぶ。

そして朝起きる午前5時過ぎでも、余裕で星空を見ることができる。寒いけれども、ベランダに出て星を見る。この時期南天に高く昇っているのは金星で、金星を追いかけて木星。この二つが圧倒的に明るい。月ほどではないが、金星も木星も動くのがよく分かる。2つの惑星はだんだん近くなり、1月終わりには大接近した。

金星の先に、うしかい座のアレクトゥールスとおとめ座のスピカ、しし座のデボネアが冬の大三角形を作っている。デボネアから台形にしし座の胴体部分が並び、頭のところが1等星のレグルスである。その先には、宵の口に東にあったカストルとポルックスが西に傾いている。

大三角のアレクトゥールスから天頂方向に首を思いっきり倒すと、北斗七星のひしゃくが並んでいる。いまや、日本古来の星座のほとんどが顧みられなくなってしまったが、北斗七星だけはおおぐま座というより通りがいい。あるいは、「北斗の拳」のおかげだろうか。

天文年鑑を毎年買っていたくらい昔から星を見るのが好きだったのに、いまだに一目で星座を見分けることができない。だから、iPADで星座表を見ながら勉強している。千葉ニュータウンはまだまだ田舎なので空が広く、4等星くらいまでは見ることができる。ありがたいことである。

十年前、よくテニアンやケアンズに行っていた頃、南半球の星を見るのを楽しみにしていたのだが、テニアンではやたらと雲が多い上にホテルの前はライトアップされてしまっていたし、ケアンズは街中で星を見るのが難しかった。でも、工夫次第では何とかなったはずで、いま考えると残念なことであった。

夜の間は星だが、昼間の楽しみは鳥である。冬になると食料が乏しいのか、わが家の庭にも野鳥がエサを探しにやってくる。今年はなんとかメジロを呼びたいと思ってみかんを枝に差して誘っていたのだが、近頃定期的に来るようになった。

半分に切ったみかんくらいの大きさしかないメジロが、一生懸命つついているのは大変かわいい。家の奥さんは、庭雑誌と同じだと言って喜んでいる。最初は警戒心が強く物音がするとすぐ飛び去っていたのだが、最近は少々の物音では驚かずずっとみかんをつついている。

それどころか、残り少なくなると「おかわりください」みたいに家の中を覗き込むように見ている。年金暮らしなのでみかんは1日1個しかあげられないが、年末に箱で注文した愛媛みかんがあったし、あんまりおいしそうにつつくのでもうひと箱注文してしまった。

メジロの他に、大きめの冬鳥がやってくる。彼らが来るとみかんを地面に蹴散らすのはかわいくない。千両や万両の実を食べに来るのはホオジロである。昨年よく来たスズメやシジュウカラの姿があまり見えないが、これから春にかけてまた見られたらうれしい。

[Jan 30, 2019]


1月25日朝、東の空に金星と木星、接近。


みかんを食べに庭に来るようになったメジロ。下の巣箱には興味がないようです。