400 四十番観自在寺 [Oct 14, 2017]


この図表はカシミール3Dにより作成しています。

秋沢ホテルの夜は、あまりよく眠れなかった。ベッドに横になったのが夜の8時半と早すぎたせいか、夜中に目が覚めた。体があちこち痛い。前の晩、コインランドリーが下の階にあって、エレベータが面倒なので階段で上り下りしていたら、膝のあたりがくがくした。パブロンとロキソニンを飲んで何とか眠った。 “400 四十番観自在寺 [Oct 14, 2017]” の続きを読む

110 山頭火一草庵訪問&奥多摩のお粗末な遭難 ~せいうち日記110 [Apr 6, 2018]

3月は意外と活動的だった。12日から15日まで3泊4日で四国の歩き遍路区切り打ちをし、25日には丹沢の梅ノ木尾根を歩いてきた。リタイアすると現役時と違って、資金的な余裕がなくなる上に定期券がなくなるので出歩くのに勇気がいるが、それでも時々は遠出をすると心身の刺激になる。 “110 山頭火一草庵訪問&奥多摩のお粗末な遭難 ~せいうち日記110 [Apr 6, 2018]” の続きを読む

068 嵯峨山 [Feb 18, 2018]


この図表はカシミール3Dにより作成しています。

2018年は2月下旬に再び雪が降るという予報であった。また積もるとしばらく山歩きは無理なので、あわただしく計画を立てて房総に行くことにした。今回はそれほど長丁場にはならないので奥さんを連れて登り、帰りに「かなや」に寄る予定である(結果的にこの週は雪が降らなかった)。

朝5時半に家を出発して、市原PA経由で鋸南保田ICを出たのは7時過ぎ。気温はまだ2℃しかなく、かなり寒い。しかも風があるので体感温度はさらに低い。ICからヤマト運輸の前を通って内陸に向かう。WEBで見覚えのある小保田のバス停をいったん通り過ぎて、引き返す。

小保田バス停から入る道は、予想以上に道幅が狭い。車ですれ違うのが難しい上に、ガードレールのない場所が多いので運転には神経を使う。しかも道なりに進んだら養蜂の巣箱の置かれた場所に出てしまい、カーナビの画面を見ると一つ違う谷を遡ったようなのでまたもや引き返す。嵯峨山への道は途中で西側に分岐する道で、手作りの小さな標識が貼ってある。

WEBによると嵯峨山登山口の駐車場には仮設トイレが置いてあるのだが、2018年2月現在そういうものはなかった。駐車場というよりも駐車スペースといった方が近く、最初は退避場所かと思ったくらいである。しかし、そこから先に車は進めないのでそこに止めるしかない。朝は最初の一台だったが、帰りには3台と、農作業中の地元の方の軽トラが2台駐まっていた。

さて、車を止めて支度したものの、風が強くて思ったよりもかなり寒い。久しぶりに一緒に行った奥さんが寒くて手に感覚がないというので、当初の予定から短縮して嵯峨山への往復とした。もともとはネタ本である「房総のやまあるき」に載っている、籠田山から嵯峨山のコースを計画していたのだが、私にしても寒くて前回のように足でも痙ったら大変である。

嵯峨山への順路は、いくつかの手作り標識が駐車場の奥方向を示している。舗装道路は駐車場からさらに坂を登って行く道なのだが、ここはひとまず指示に従っておく。結果的にはこの道が山の向こう、釜の台との間を結んでいるかつての通学路だったようで、林道と呼ばれてはいても車が通れないのはちょっとびっくりである。

谷沿いの細い道は斜めっている上にすれ違い困難なほど狭く、谷にかかっている丸太橋は半ば腐ってしまっている。その奥には田圃があるし、宅地の跡らしき平地もあるので百年くらい前にきっと人が住んでいたのだろうが、いまでは水仙畑が少し残っている他は荒地となっている。そこから上は深くえぐれた登山道である。

20分くらい登ったあたりで左から尾根が合流してきた。標識等はない。その少し先に今度は標識がいくつか立った場所に出る。右手に急斜面を登るのが嵯峨山方向とあり、まっすぐ進む道には、「この先、道が荒れています。迷いやすいのでご注意ください 富津市」という注意書きが立てられている。(後から気付いたが、この先が釜の台集落なのであった)

標識にしたがって急斜面を登る。左右にトラロープが張られ、足下は乾いていて滑りやすい。2つ3つコブを越えると、大きな石碑の立ったピークに出た。南側の谷に向かった斜面には水仙が植わっているので、ここが水仙ピークなのだろう。残念ながら水仙の盛りは過ぎてしまっていた。

水仙ピークから先はアップダウンのある尾根道を進む。房総を歩いているとよくある尾根道だが、奥さんによると「足が冷え切って感覚がないから、こわかった」そうである。やがて、なだらかな緩斜面の林の中の登り坂となり、「嵯峨山頂上」の手作り看板が見えた。


駐車場を出たところから。後方、水仙ピークと嵯峨山。


釜の台への分岐を過ぎて、道はかなり急傾斜となる。トラロープが張られているので特に迷う場所はない。

石碑のある水仙ピークを越えて嵯峨山頂上。この日は風が冷たくて、長居はできませんでした。

 

せっかく嵯峨山の頂上まで来たのだけれど、風が冷たくてゆっくりできる雰囲気ではない。せっかくだからコーヒーでも飲もうとEPIガスを持ってきていたのだが、風が強いので立ち止まると寒い。ミネラルウォーターをひと口飲んで、早々に下る。

山頂から少し下ったところに「金平神社」の石碑のある祠がある。土台をコンクリで固めてあって、「上に乗らないでください」と注意書きがあるところをみると、上に乗ってお昼でも食べていた登山客がいたのだろうか。山の上にある碑や祠は、この土地に住む人達が長年大事にしてきたものなのだから、敬意を持って接したいものである。

このあたり、標高が少し下がっただけでずいぶん風がなくなった。そして、東京湾に向けて景色の開けた場所を下る。ちょうど海が見えるあたりが下り坂の途中なのでゆっくりできないのが残念だったものの、風が強くて寒いので空気も澄んでいるせいか、対岸の三浦半島が間近に見えたのはもちろん、レインボーブリッジも富士山もくっきりと見えた。

さらにスイッチバックの林の中を下って行くと、石碑の立った高台のような場所に突き当たった。いま風に石材店の作ったものではないが、墓石であった。いちばん大きいものは2mほどの高さがあり、「陸軍伍長」と彫られている。近くには寄らなかったので細かく見られなかったが、第二次大戦ではなく日露戦争のものかもしれない。

大きな墓石の周囲にいくつか古い墓石も置かれていて、お参りした形跡は残されていたけれども、最近という訳ではなさそうだった。斜面に、お参りに使っただろうバケツが転がっているのが物悲しい。私有地と思われるので、登山道から手を合わせてさらに下る。

やがて景色が開け、梅と蜜柑の木が植わっている民家の裏手に出た。梅もきれいに咲いているし蜜柑もなっていたのだけれど、車が見えなかったのでいまも人が住んでいるかどうかは分からない。ようやく登山道から舗装道路に出た。「←小保田方面」とあるので帰り道は左の方向である。

奥さんが「案内図があるよ」と言うので近づいて見てみると、それは「地滑り禁止区域」を示す千葉県の標識であった。このあたりが釜ノ台集落だと思うのだが、下りてきた民家と同様あまり人の気配がない。「山菜を取らないでください 地主」とか「立入禁止」と書かれた標識はいくつかあるのだが、よく見ると民家の入口にはロープが張ってあったりする。

道なりに集落を過ぎて行く。いくつかある家は瓦も立派で、もちろん電線も通じていて、最後に改築してから二十年も経っていないと思うのだが、どれもひと気がないのは同じである。このあたりの子供が学校に通ったのが、これから駐車場に戻る峠道という。

舗装道路から左へ、急坂を登る登山道の入口がある。どうやらここを通って戻るようだ。舗装道路を通って戻れるといいのだけれど、このまま進むと白狐川に沿って竹岡まで下ってしまうようだ。竹岡といえば鋸山を挟んで反対側なので、ICで二つ違う。

この坂がまたきついスイッチバックの登りで、これがかつての通学路というから驚きである。奥多摩の大根山ノ神の登山道も奥集落の子供達が通学路にしていたというが、毎日通っているとたいして苦にもしなくなるのだろうか。そういえば私の子供の頃でも、1時間近くかけて通ってくる同級生は結構いたから、昔なら普通のことだったのかもしれない。

この登り坂を登りきったところが水仙ピークへの登り口で、往きに通った「この先道が荒れています 富津市」の標識を逆側から来たのであった。そのまま下った頃には気温も上がってきて、駐車スペースのあたりの南斜面はたいへん暖かかった。

そのまま「漁師料理かなや」に向かい、奥さんはヅケ丼とあなご天ぷら、私はあなご天丼とお寿司をいただいて、たいへんおいしかった。大きな窓にはタンカーが行き交い、山の上と同様に対岸の三浦半島がよく見えた。ここの日帰り入浴を楽しみにしていたのだが、残念ながら「水温が低く大浴場は休止させていただきます」の貼り紙が貼られていたのだった。

往路の高速代が2000円もかかってしまったので、帰りは一般道で帰ったのでした。
 

この日の経過
下貫沢駐車場 7:50
8:35 水仙ピーク 8:35
8:50 嵯峨山 8:55
9:20 釜の台 9:20
10:30 下貫沢駐車場
[GPS測定距離 3.7km]

[Mar 26, 2018]


嵯峨山から釜の台に下る途中、東京湾への視界が広がっている場所がある。この日はすごく空が澄んでいて、三浦半島も富士山も鮮やかに見えました。(写真に写らなかったのは残念)


人家はあるがひと気のない釜の台集落を過ぎ、小保田への分岐。左の山道を行かないと駐車場へは戻れない。


峠を越え水仙ピークへの分岐を経て駐車場に戻る。梅がきれいに咲いていました。

390 三十九番延光寺 [Oct 13, 2017]


この図表はカシミール3Dにより作成しています。

2017年10月13日の夜が明けた。夜のうちに降っていた雨は止んで、ベランダから見える入り江の岩壁には白い波がおだやかに打ち寄せている。前日は暑くてたいへん苦しかったが、この日も暑くなりそうな気配である。 “390 三十九番延光寺 [Oct 13, 2017]” の続きを読む

009 続・年金手続き編 [Mar 16, 2018]

1.企業年金連合会その後

12月に国の厚生年金の初回分が振り込まれて一息ついたが、まだ年金手続きは全部終わっていない。企業年金連合会の手続きがあるからである。そして、確定申告をした途端、まさに間髪を入れずに振込額変更のお知らせが届いた。今回はそれらの内容について書いてみたい。 “009 続・年金手続き編 [Mar 16, 2018]” の続きを読む

109 田酒に続き亀吉も品薄に~せいうち日記109 [Mar 12, 2018]

冬の間の日課だった朝の結露拭きが、2月下旬になるとようやく一段落してくる。気温の低い日はあるものの氷点下の冷え込みは少なくなり、毎日何枚も雑巾が必要になるほど結露がひどいということはなくなる。抗アレルギー薬「ザイザル」、点鼻薬・点眼薬が欠かせなくなるのもこの時期である。いよいよ春が近づいてきた。 “109 田酒に続き亀吉も品薄に~せいうち日記109 [Mar 12, 2018]” の続きを読む

083 山中vsネリ、最大のルール破りは誰か [Mar 5, 2018]

山中の試合については予想記事も書かなかったし、TV録画も結果が分かってから見た。このまま素通りするつもりだったが、コメントもいただいたし報道・WEBの論調とは全然違う考えであるので、忘れないうちに整理しておきたい。 “083 山中vsネリ、最大のルール破りは誰か [Mar 5, 2018]” の続きを読む

084 カネロも陽性 再びドーピングの話 [Mar 8,2018]

Fightnewsによると、カネロ・アルバレスがさきに行われたドーピング検査においてグレンブテノールの陽性反応を示した。これはゴールデンボーイ・プロモーションの声明によるもので、GBPは汚染された牛肉によるものだと主張している。 “084 カネロも陽性 再びドーピングの話 [Mar 8,2018]” の続きを読む

381 番外霊場月山神社 [Oct 12, 2017]


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さて、迎えて7回目となる四国札所の区切り打ち、今回は土佐清水からのスタートである。1年ぶりにスケジュールの制約がないので、高知空港に入って松山空港から帰るという長丁場のコースとしたのだが、計画段階で、前半と後半のペースがえらく違うことが気になった。 “381 番外霊場月山神社 [Oct 12, 2017]” の続きを読む

082 激闘!! ワイルダーvsオルティス [Mar 4, 2018]

WBC世界ヘビー級タイトルマッチ(2018/3/3、米NYバークレイズセンター)
Oデオンティ・ワイルダー(39戦全勝38KO)  1.6倍
ルイス・オルティス(28戦全勝24KO)  3.5倍

クリチコの天下で長らくビッグマッチのなかったヘビー級だが、ようやく盛り上がりの気配がみえつつある。クリチコを倒したジョシュアはジョゼフ・パーカーと戦ってタイトル統一に向かう一方、ワイルダーもビッグマッチを望んでいる。衆目の一致するところ、最終決戦はジョシュアvsワイルダーとなるだろうが、その前にお互い何人かのライバルを倒しておく必要がある。 “082 激闘!! ワイルダーvsオルティス [Mar 4, 2018]” の続きを読む