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212 児島競艇場 [Oct 5, 2009]

さて、岡山遠征では土曜・日曜とインドアで頭を絞ったので、月曜日はアウトドアでゆっくり瀬戸内の暖かい日差しを浴びようというわけで、児島競艇場へと向かう。

ここには二十年近く前に一度来たことがあり、おそらく日本一の景色を持つ競艇場である。競走水面の向こう側は瀬戸内海。そして瀬戸内の島々と、対岸の四国まで望むことができるという、思わず深呼吸したくなるすばらしい景色が広がっているのである。

JR岡山から瀬戸大橋線・マリンライナーに乗り、児島で下りる。うっかり乗り過ごしてしまうと、次の駅は瀬戸大橋を抜けて坂出まで行ってしまう。電車からホームに下りると、すでに海が見える。すごくうれしい。駅を出ると競艇場へ向かう直通バスのお出迎えである。平日の午前中なので、乗っているのはお年寄りばかりなのであった。

「倉敷市はサービスが悪いから、売場にも若い子がいない。丸亀の方がよっぽど客に気を使っている」などと大声で主張しているおじいさんとの乗り合いバスは、5分ほどで競艇場へ。いよいよ本番である。粗品のタオルをもらって場内へ。まずは潮風を直接浴びる屋外スタンドで勝負である。

競艇場の屋外スタンドは、堤防の形をしていることが多い。海や川に面しているので、当り前といえば当り前だが、行き慣れた首都圏の競艇場では向こう側がビルなど殺風景であるのに対し、ここ児島ボートでは瀬戸内の海である。ぽっかりとコニーデ型に浮き上がって見える島が印象的である。

しかし、舟券の方は全くかすりもしない。というのは、普通は競艇の決まり手は「逃げ」「差し」が8割で、たまに「まくり」が決まるくらいであるのに、この日は「抜き」「恵まれ」「まくり差し」など、10回に1回もないようなレースが続いたのである。これでは、普通に買っていたのでは当たらない。

気分を変えて、スタンドに上がってみる。冷暖房完備で、景色もぐーんと開けて遠くまで見通しが利くようになる一方、外の風が入ってこないのと、音も微妙に違うのが難点である。上からの視点になるので、勝負どころである1マーク、2マークの攻防がよく見える。ここに上がってからは当たるようになった。ただし、配当が低い。

全国的なビッグネームである松井繁(大阪)のレースまで見たところで時間になる。帰りはまだバスが出ていない時間なので、児島駅まで歩く。夏の名残りでちょっと蒸して、小雨もぱらぱらと降ってきたのだけれど、とにかくアウトドアで3日分の外気はたっぷりと吸い込んだ休日でありました。


競艇場の中は撮影禁止のため、JR児島駅構内に展示されていたボートをお送りします。ここからバスで5分、歩くと20分ちょっと。

[Oct 5, 2009]