026 復調途上(ポーカーの奥深い世界第26話) [Aug 10, 2006]

前回お届けした1トビ3連発の後も不調は続き、7月に入ってから全く勝てなくなった。勝てない、というのは優勝できないという意味ではない(そんなの当たり前である)。じゃんけん(オールイン)になって少なくとも50%以上の勝率のある組み合わせで勝てないのである。

7月最後の週の岡山OPPCはまさにこの典型的なパターンであった。この大会には、主催者であるTagaman、あけみん夫妻を始め、今年のWSOPでイン・ザ・マネーを果たしているmotoさん、前の週のリゾポカで初出場準優勝、しかも優勝した侍さんをあと一歩のところまで追い詰めたねこさん、春の大阪ポーカーオフwithリゾポカでWSOPの権利を取っているありちゃんさんなど強豪揃いの戦いで、内心期するところがあったのだが、結果はこれまでの不調を裏付けるものであった。

本トーナメントの中盤、Q9と持っていたところフロップにQ96とか出た。ベットしてきたRさんを見てヒットしていないように思えたので、レイズしたらコールされる。ターンは。これは持っているらしくオールインされるがコール。Rさんから出てきたのはA5。案の定フロップはノーヒットである。そしてリバーは。なんとフロップの時点でツーペアvsノーヒットをランナー・ランナーで逆転されてしまった。ちなみにフロップの時点の勝率は96%、ターンでも82%である。

そしてサブトーナメント。やはり相手はRさん。TTでオールインしたところチップ量にあまり差がないのにコールされる。そして出て来たのはK5である。私ならまずコーれないし、実際ターンまで何も起こらなかったのだが、リバーでが出る。ちなみに、プリフロップの時点の勝率は71%、フロップでは87%、ターンでは93%である。

さすがに考えた。最近、オールインの場合できる限り勝算のあるじゃんけんにしようと考えてきたし、実際そのようなシチュエーションに持ち込めているにもかかわらず結果が出ない。五分五分とか不利なオールインで負け続けるのはある意味仕方がないが、さんざん考えて有利なじゃんけんにしているのに負け続けるというのは、やはり方法論が間違っているのではなかろうか。そういえば最近、スチールとかポジションベットを試みることも多くなっている。確率はあくまで確率であり、やはり流れとか勢いを重視する従来のやり方が自分には合っているのではないか。

そんなことを考えながら金曜日のDUKEへ。ファーストはテキサスホールデム。27名参加の3テーブルだったが、余計なことをせずにじっくり手が来るのを待つ。中盤で、KKが来た時とKJsがフラッシュになった時にチップを増やすことができ、久しぶりの決勝テーブルへ。ここでも粘ってKさん、Cさんに次ぐ3位に入ることができた。

翌5日は土曜日、第一土曜日なのでスト杯の日である。午後のスト杯ミニはリミットホールデム。はじめは1テーブルでスタートしたが、だんだん増えて14人参加となった。前日に引続き、余計なことはしないでチャンスを待つ。AsKsからフロップでスペード3枚というラッキーハンドがあって、決勝テーブルに残る。チップ量はGさんがダントツで他の人の3倍以上ある。あとはトントン。私のチップ量は2位から6位グループといったところか。

第一の勝負どころは残り5、6名というところ。K7のハンドでフロップにが出る。ベットすると、Zさんにレイズされる。とりあえず確認かな、とコール。ターンは、ツーペアになったのでベット、Zさんコール。そしてリバーも、フルハウスである。普通ここでは打たないのだが、ベット。Zさんコール。開いてみたらフロップでツーペアができていた。きわどく逆転勝ちでチップを増やす。

第二の勝負どころは残り3名。引続きチップリーダーのGさんと私とほぼ同じチップ量でRさん。ハンドは44。レイズするとRさんは下り、Gさんが付いてくる。フロップは887、ターンは。Gさんは打ちっ放し、私はコールでターンもコーるとオールインである。第一印象はペアなしのハイカード、ただA8とかA7も疑える。だから相手は出来てスリーカード、もしかするとノーヒットの可能性もある。最悪でも6の引き目は残るのでコールしたら、なんとが出た。またもやフルハウスで、ほぼトップに並ぶ。

最後の勝負どころはヘッズアップ。ハンドはいきなりJJ。今度はこちらから打ちっ放しで、フロップでGさんがオールインとなる。フロップTT9。Tだけは避けて欲しかったが、大丈夫だった。ターンはrag、そしてリバーではなんとが出た。結局Tを持たれていてもまくっていたのである。3度目のフルで久々の優勝を果たすことができた。

勝負どころで3度もフルが来れば好成績も当り前だが、ここしばらく結果が出ていなかったので非常にうれしい。なんとか復調気配といったところだが、夜のスト杯メインではAQvsTTでDさんとじゃんけんとなり、みごとAが落ちたのにTも落ちてあっさり終了となった。なかなか、思うとおりにはいかないようである。

[Aug 10, 2006]