040 WPJ決勝(ポーカーの奥深い世界第40話) [Apr 17, 2007]

4月14日土曜日は上野ルームの1年間の総決算、WPJ4(世界選手権日本代表決定戦)だったが、結果からいうと1日目の夕食休憩前、ゲーム時間4時間足らずでのゲームセットとなってしまった。

28人参加に対し、7人までWSOP等のエントリーフィーという超おいしい条件だったのだが、相手がそろっているのでそんな簡単にはいかないとは思っていた。だからゲームプランは変更せず、当初予定した1ラウンド(25-50)、2ラウンド(50-100)はブラインドだけ払うつもりで様子見、3ラウンド(75-150)あたりから参加という作戦である。そのとおり2ラウンド終わった時点でチップは7800点スタートが7500点ほどとほぼイーブン。ここまでは計画どおりだが、ほとんどペアもA+ハイカードも来なくて「下りやすかった」のは若干気になった。

そして問題の第3ラウンド、ボタンでハンドTT。リンプインするとBBのEさんがメイク750点と5倍レイズである。ちょっと早いような気がしたが、ここは勝負なのでコール。他はダウンしてヘッズアップ。ポットは2000点近い。問題は序盤で好調のEさんが私の倍チップを持っているということである。フロップ567。Eさんチェック。ここでベット1000点。Aとハイカード、あるいはセットになっていない小さいペアなら下りるだろうと思って打ったのだが、Eさんコールである。

ここで分からなくなった。QQ、JJか?ターンrag。チェック、チェック。そしてリバーは。ここもチェック回り。開いたEさんのハンドはAKである。するとターンの時点での勝率は6アウツで85%強。もう一押しすれば良かったと思う半面、上のペアの可能性もあったのだから仕方がないと気を取り直す。ターンで打ったらその時点で社運を賭けることになるからだ。まだ先はある。

そしてその何十分か後、ミドルポジションでハンドはAJ。ここはスチールでもいいやと、メイク750点レイズ。すかさず隣のGさんにコールされてヘッズアップ。この方は予選の点数が高く、この時点でチップ量は3倍以上ある。レイズにはついてこられるから手で勝たなければならない。第一本命はAK、AQだが、真ん中より上のペアの可能性もありそうだ。フロップ8TJ、トップペアである。KQでコールしたとも思えないので、とりあえずベット300。これにコールということは、スロープレイでなければこちらが勝っている可能性が高い。

ターンrag。ベット600点にやはりコールされる。すでに残りチップの半分近くを入れているので、もう下りられない。リバーが。これじゃAKでもAQでもだめじゃんと思ってチェック、1000点打たれる。もうすでに社運を賭けてしまっているので、泣く泣くコールである(本当はこのコールはない)。出てきたのは案の定AK。ターンの時点で7アウツだから、その時点の勝率は85%弱。これで手持ちチップは2500点になってしまった。

4ラウンド(125-250)、あとは飛び込みどころを探すだけの展開。ダブルアップできればまだ少しは望みがあるが、現状維持ではジリ貧にならざるを得ない。それよりきつかったのは、勝負どころで残り15%を2回続けて引かれてしまう運のなさである。1回は仕方がない。ただ2回となると天が勝つなと言っているに等しいのである。プリフロップでヘッズアップ、AAで2回とも勝てないのと同じ確率である。

Aかペアが来たらオールインで相手を待っていたのだが、それすら50分のうち3、4回しか来ない。休憩時間まであと4分。アーリーからCさんがレイズしている。ハンドはA3s。A持ちならキッカー負けていることは確実だが、運があれば3が落ちるだろう。この状況で夕食休憩に入るつもりは1時間前からない。オールインである。

上に900点ほどしかないのでCさんもちろんコールでハンドはAJ。ボードにはJも落ちなかったが、3も落ちず、午後6時前に私のWPJ4は終わった。正味勝負したのはわずか3ハンドで、全敗である。AAは1度来たが、レイズしたらみんな下りられてしまった。TTは前述のとおり負け。他のハイペアは来ず、AK、AQはリンプインで下り、AJのJヒットもGさんにまくられた。この流れではちょっと無理だったかな、という感じである。

結果は海外の大会で好結果を残しているMさんが優勝でWSOPメイン出場権獲得。お仲間(ライバルというにはちょっと差がついた)のせりかっちは5位入賞で1500$出場権獲得と、私はだめだめだったけどまずはうれしい結果となった。

今回反省したのは、これまでの戦い方ではダメだということである。戦闘の局面でいうと、最初の2回は勝っている時点でオールインして下ろしてしまえば良かったのではないかという気もするが、相手がチップ優位なのだから受けられたらゲームセットである。むしろ戦略の観点から、ハンドを絞るということの限界を感じている。週明けからは新たな挑戦を始めるつもりであるが、しばらくは結果が出ないかもしれない。何をするかはもちろん秘密。その意味で、今回のWPJ4は節目となる意義のある戦いであったと思う。

[Apr 17, 2007]