050 久々に勝ったど!(ポーカーの奥深い世界第50話) [Oct 27, 2007]

このところ、負け続けているせいかポーカーになかなか足が向かない。

かつて週3~4回は平気でやっていたのに、週2回になり、最近ではとうとう週に1回である。ともかく全く勝てない。今年に入ってからの成績は、1勝するまでたしか2着が10回だか11回だかあった。その後もテニアン予選のオンライントーナメント2着をはじめ負け続けて、ここまでの通算では1勝16敗か17敗か、とても信じられないような数字になっているはずだ。

ヘッズアップで弱いのだから、当然じゃんけんも弱い。先々週の土曜日は久方振りに見たAAポケットでフロップが出てセット。しめしめ、久しぶりにスロープレイができるぜと思っていたら、ターンで2枚目のスペードが出る。下りてくれオールインをしたのだが、下りてはくれない。フルがあるので7アウツしかないのに、しっかりリバーのフラッシュでまくられた。こんな調子である。

そして一週間のインターバルを置いて、土曜日はストラドル・デイである。1時スタートの前半戦スト杯ミニ、この日はオマイハイのポットリミットである。ハイのみのオマハはあまりやったことがないが、私のつたない経験でもハイローと同様高い役でないと勝てないということは分かる。そしてまくり目はいっぱいあるから、どこで打って(ベットして)いくか難しい。とにかく今年の私ときた日には、引きに行ったら引けないしまくり目は4アウツもあれば引かれてしまうという絶望的な状況にあるからである。

そんな近況にもかかわらず、この日はなぜか調子がいい。フロップ355、ターンというボードで、なぜか手の内にはA456とあった。現時点最強のフルハウスである。ホールデムなら当然チェックで回して誰かにストレートやフラッシュができるのを待つのだが、オマハだとそんな悠長なことはしていられない。もう一人の5持ちが(これは必ずいると考えた方がいい)もしKQJと持っていたら、まくり目は9アウツもある。下りてくれオールインをしたのだが、もちろん下りてくれない。やられたと思ったのだが、奇跡的にハイカードは出ずに大きなポットを獲得。

そんなこんなで、3000点スタートが8000点くらいまで増えた。あとはおとなしくして勝負どころを待ち、どこかで仕掛けるだけである。そして目論見どおり、なんとか入賞ポイントの付く残り6人までこぎつける。ここで、Yさんのオールインにコールした時に運良くフラッシュが完成し10000点を超えた。ここからさらにおとなしくして、Gさん、Iさんとの残り3人となる。チップ量は3人同じくらいで12000点前後。いよいよ勝負どころである。

最近この2人と残ることがよくあるのだが、大抵の場合私が最初に飛ぶことになっている。ブラフだと思ってついて行くとマジ手だし、打たれて下りるとなんだかブラフくさい。そういえば、先々週も夜のオマハハイローで3人残って、私が最初に飛んだ。ともかく、チップ量で劣位になると巻き返すのは非常に難しいので、チップ量があるうちに先手先手で仕掛けていくのみである。最終的にじゃんけんで負けるのは、いまの運の弱さからいったあきらめる他はない。

まずぶつかったのはGさん。フロップKJTAQを持っていてフロップストレート、しかし2枚がスペードである。ここでGさんベット。コールでおとなしくターンを開けたらいつものようにスペードが出るに違いない。まず下りてくれないとは思うけれど、ここは行くしかないとポットレイズ。Gさんコール。セイムハンドかと思ったのだが、まくり狙いだった。ここを逃げ切ってIさんとのへッズアップに持ち込む。

私のボタンでボードはJJ8。Iさんチェック、私もチェック。ターン。Iさんチェック、私チェック。特に事件は起きていないような展開だが、なんとこの時、IさんJ6持ちのJフル6、私J8持ちのJフル8と二人ともフルハウスができているのであった。それで打たないのだから、人の悪さはどっちもどっちである。リバー。ここでIさんベット、私ポットレイズ、Iさんコール。4ヶ月ぶりの勝利が見えた瞬間である。

そういえば、6月の今年初勝利もIさんとのヘッズアップだった。そのことを上野の店長ジョシュことShadowさんに鋭く指摘されてしまったが、ともかくうれしい今年2勝目、まあ年末までに両目が開いて良かったとしみじみ思うのでありました。

さて1時間後には後半戦のストラドル杯メイン、こちらもこのところ全くと言っていいくらいだめぽである。しかし、前半戦の調子が続いていたのか、5000点スタートの8000点くらいまでチップを増やして中盤戦へ。4テーブルが3テーブルになってしばらくして私のBB、INさんがショートでオールイン。約2000点の上乗せでコールでできる。ハンドはKhThと悪くない。INさんがA持ちでもハイペアでも、KK以外ならそこそこ勝負になるし負けても原点に戻るだけだ。「コール!」

この選択自体が間違っていたとは思わないのだけれど、ここで私はたいへんなミスをしていた。下家に座っていた上野の大将がリンプインしていたのを見逃していたのである。私のコールに対し大将はオールイン。負けても原点どころか、負けたら大幅にショートすることになってしまった。しかしここまで来たら下りられないのでさらに1500点上乗せしてコール。INさんはQQとほぼ想定どおりだったが、大将はA3。やられたという感じである。

結局ボードにはAもKもQもTも落ちず、スト目フラ目もなく、3人中3位でざっくりとチップを減らす。そして次のハンドの55でオールインしたら、大将に今度はAAで受けられて、万事休した。そこそこ勝負になるところからたった2ハンドで7000点以上減らしたのは残念だったが、まあ前半戦良すぎたのでこんなもんでしょう。

というわけで何とか4ヶ月ぶりに2勝目を上げた訳ですが、まだまだ本調子には遠く、しばらくは週1ペースで運気が戻るのを待つことになりそうです。

[Oct 27, 2007]