616 道の駅保田小学校・里の小湯 [Dec 19, 2018]

道の駅保田小学校は、館山道鋸南保田ICを出てすぐの場所にある。保田小学校が廃校になった後、道の駅として整備されたものである。

保田小学校が廃校になったのは2014年3月のことで、そういえば以前「鋸南町老人福祉センター・和楽の湯」に行った時、廃校を告知する広報ポスターが貼られていた。

いろいろな媒体に採り上げられて有名な道の駅である。旧体育館は生産物直売のお店になっていて、この間、リタイアした後にこちらに移住し、家庭農園を大規模化してここで販売している人のことをTVでやっていた。

日帰り入浴施設があることを知ったのは最近のことである。ホームページで見つけたのだが、旧教室を利用した宿泊施設があるので、それでお風呂がデフォルトなのであった(食事は部屋にデリバリー)。昼間も日帰り施設としてやっているのは大変ありがたい。

房総の山というと、君津市、富津市、鋸南町、南房総市あたりに多くかたまっている。特に鋸南町・南房総市エリアには、富山、伊豆ヶ岳をはじめ房総を代表する山々が揃っている。以前、JRを使って内房線が止まり、進めず戻れずひどい目に遭ったことがあるので、ここしばらく車を使っている。

そして、房総の山で苦労させられることが、駐車場がないことである。もともとそれほどの人数が来る訳ではなく観光化もされていないので、ちゃんとした駐車場のある山は少ないし、道自体が狭いので路肩に駐車するのも気が引ける。

道の駅で駐車でき、ついでにお風呂に入れるならば山歩きのベースとしては申し分ない。ということで、今回選んでみた。

道の駅の案内は館山道の中からやっていて、普通の高速のPAのように案内表示がある。高速を下りて道の駅に寄っても下りなかったのと同じ料金となるが、順方向の途中下車のみ、ETC2.0搭載などの条件がある。

もともと小学校なので、かなり規模が大きい。トイレや自販機、休憩場所があるのはデフォルトだが、もと体育館が産直施設になっている。飲食施設もあり、地元情報の発信施設もあり、体験型研修施設もある。もちろん、wifiもある。

日帰り入浴を利用するには、まず正面入り口にあるインフォメーションセンターで申込みをする。利用料金は町外利用で500円、JAF割引があるので会員証を忘れないようにしたい。名前を書かされるのは「和楽の湯」と同様である。

「入浴手形」という木の札を渡されて、2階に上がる。2階には教室を改造した宿泊室、展望休憩室があり、いったん屋上に上がって入浴施設「里の小湯」入口になる。

お風呂場入口がナンバーキーになっているのは、宿泊者が夜間・早朝に利用するからであろう。中は、「和楽の湯」より少し小さいくらい。カランは3つ。その他にシャワースペースがある。

こんな昼間に利用者はいないと思ったのだが、意外にも一人先客がいた。浴室が西向きで、午後は正面から日が差してたいへん明るい。大層明るいものだから、人前で裸になっているような錯覚を覚えるほどであった。

この日は道なき道を歩いたこともあって、お風呂にゆっくり入って着替えたらたいへんリラックスできた。温泉ではないものの、山歩きの後でお湯に入る幸せは、何ともいえないものがある。

道の駅保田小学校をベースに山登りする機会は、これから増えそうである。


道の駅保田小学校は鋸南保田ICを下りて200m。廃校になった小学校を改装した施設で、かつての校庭が駐車場になっている。


「里の小湯」は旧職員室だそうで、2階のすごく陽当たりのいい場所にある。木曜日は休みなので注意。