992 歩き遍路モデルプラン・土佐編

[土佐編・概要]
比較的短い間隔に札所が集まっていた阿波に比べ、土佐は札所と札所の間に長い歩きが必要な場所が多い。だから、行動時間のほとんどを移動に使うことになり1日に30km歩くことも可能。私も1日に35kmとか歩いていたけれども、できればゆっくりと道中の雰囲気を味わいたい。

土佐でもう一つ気をつけなければならないのは、宿泊施設が集中しているので歩く間隔で宿があるとは限らないことである。特に、県境を過ぎて室戸岬まで、室戸岬を過ぎて安芸まで、中村から足摺岬までは泊まれる場所が限られる。ゴルフでいうところの「キザむ」ことも考えなくてはならない。

[11日目]前日泊・尾崎橋周辺、当日泊・室戸岬周辺
8:00 尾崎橋 [移動240分] → 12:00 御蔵洞 [休憩30分・移動60分] → 13:30 二十四番最御崎寺 [お参り40分・移動50分] → 15:00 室戸岬

ロッジ尾崎or民宿浜増に宿をとった場合、最御崎寺に着くのは午後となるので、この日は室戸岬周辺まで進むことになる。御蔵洞は空海が籠った岩窟として有名な場所で、現在は中に入れないけれど雰囲気だけでも味わっておきたい。

室戸岬に至る国道は平坦で景色がいいのだが、休憩所が少ないのが玉に瑕である。バス停にベンチがあるので、短時間なら休ませてもらえる。

室戸岬周辺や灯台、青年大師像の中に入るかどうかは好みの分かれるところで、そうしたものに興味がなければ最御崎寺でゆっくりするのもよい。ただし、寺まで登ると食堂・売店等はないので、食事は海岸沿いで済ませておきたい。

「うまめの宿」が居心地のよい宿だが、小規模なので満室のケースがあるかもしれない。周辺に旅館・民宿はいくつかある。最御崎寺には宿坊もあるが、団体の予約がないと開けていないらしい。

[12日目]前日泊・室戸岬周辺、当日泊・奈半利周辺
8:00 室戸岬 [移動120分] → 10:00 二十五番津照寺 [お参り30分・移動80分] → 11:50 二十六番金剛頂寺 [お参り40分・移動300分] → 17:30 奈半利

午前中に津寺・西寺をお参りした後は、奈半利まで長い歩きとなる。奈半利にはホテルなはりがある。金剛頂寺から海岸線に出るまでは山道だが、海岸線に出てからは平坦な舗装道路となる。

日程が合えば景色がよく食事のいい金剛頂寺宿坊に泊まりたいが、前泊地が室戸岬だと近すぎる。バス移動にこだわらなければ前々日に椎名まで歩いて室戸岬に移動し1泊、翌日金剛頂寺までという私のとったコースが日程的に無理がないと思う。

尾崎出発で室戸3寺回って金剛頂寺というのも無理ではないだろうが、かなりの体力が必要で、最後の登りで息があがりそうだ。また、御蔵洞や室戸岬周辺をゆっくり見る時間がなくなる。

[13日目]前日泊・奈半利周辺、当日泊・安芸市内
8:00 奈半利 [移動90分] → 9:30 唐浜[休憩20分・移動90分] → 11:20 二十七番神峯寺 [60分・60分] → 13:20 唐浜[10分・120分] → 15:30 安芸

奈半利から神峯寺まで3時間。山道を直登する遍路道もあるが、いずれにしても舗装道路に出るので私は最初から舗装道路を歩いた。たいへんな急傾斜のスイッチバックが続くけれども、休憩場所も用意されているのでゆっくり登ろう。神峯寺には水場がある。

札所まで行ったらせっかくだから神峯神社にもお参りしたい。神仏分離前、江戸時代の札所だった。そのためお参り時間は少なくとも1時間はみておきたい。

麓の唐浜まで下りたら、再び国道55号を安芸まで。海岸線には道の駅や公園が整備されているので、景色を楽しみながら進もう。安芸の宿は遠くからでも目立つホテルタマイがあるし、他にも旅館・民宿がある。

[14日目]前日泊・安芸市内、当日泊・大日寺周辺
8:00 安芸市内 [移動150分] → 10:30 栗山映子さん遍路休憩所[休憩20分・移動120分] → 12:50 道の駅夜須 [30分・150分] → 15:50 大日寺[お参り30分]

この日の札所は大日寺だけなので、約28kmと長めの歩きとなる。休憩場所は栗山映子さん遍路休憩所と道の駅夜須としたけれども、他にも休める場所は多いしコンビニ・食堂等もあるのでそれほど気にする必要はない。

香我美の駅前には、江戸時代に鳥島に漂着した「無人島」長平の墓と銅像がある。ごめん・なはり線に沿って行けば道沿いにあるし、公園も整備されているので寄っておきたい。

また、このあたりでは自転車専用道路(自転車・歩行者のみ通行可能)がへんろ道となっている。1971年まで通っていた土佐電鉄安芸線の廃線跡である。昔のトンネルがそのまま使われているので、鉄道に興味があれば見ておきたい。

大日寺周辺に民宿があるが、手前数kmの道沿いに高知黒潮ホテルがあるので、そこに泊まって翌日早出という選択肢もある。

[15日目]前日泊・大日寺周辺、当日泊・高知市内
8:00 二十八番大日寺 [移動160分] → 10:40 二十九番国分寺[お参り30分・移動110分] → 13:00 三十番善楽寺 [お参り30分・移動140分] → 15:50 三十一番五台山[お参り40分・移動60分] → 17:30 高知市内

この日は高知市内への移動となるので、休養日を入れるなど調整することが可能。五台山からお城の方向に戻ると市街で、ホテルやデパートがある。

大日寺以降は市街のにぎやかな場所で交通量も多く、信号待ちや歩道橋で意外と時間がかかる。一方で、へんろ小屋以外の公園ベンチや飲食施設、コンビニ等があるので一休みする場所を探すのにはあまり苦労しない。

国分寺は境内が広い。また、善楽寺の隣は旧札所の土佐神社である。余裕があればお参りしたい。私は善楽寺から沢田マンションを経由して旧三十番の安楽寺から高知市中心部に向かったが、その場合は行先案内などがないので迷わないように。

表3 土佐の札所・所要時間参考資料(1)

札所参拝時間特記事項所要時間(距離)遍路地図時間
24最御崎寺4018:40[74.8+0.7km]22:00
25津照寺302:00(6.8km)1:50
26金剛頂寺401:20[3.2+0.6km]1:20
27神峯寺60神峯神社8:00[2.3+26.4km]8:30
28大日寺3010:00(38.0km)11:00
29国分寺302:40(10.5km)2:20
30善楽寺30土佐神社1:50(7.0km)2:00
31五台山40境内広い2:20(8.2km)2:00

注.~最御崎寺は車道74.8km+登山道0.7km。金剛頂寺は車道3.2km+登山道0.6km。神峯寺は登山道2.3km+車道26.4km。その他は車道距離。

 

モデルプラン土佐編。今回は高知市内から岩本寺を経て黒潮町まで。高知市・土佐市は札所が多くお参りが多いが、土佐市より先では札所の間隔が開くので1日のほとんどが歩きになる。

[16日目]前日泊・高知市内、当日泊・土佐市内
8:00 高知市内 [移動120分] → 10:00 三十二番禅師峰寺[お参り30分・移動170分] → 13:20 三十三番雪蹊寺 [30分・100分] → 15:30 三十四番種間寺[30分・90分] → 17:30 土佐市内

歩きに限るのなら宿泊地は土佐市内となるが、仁淀川大橋からバスで高知市内に戻ることにすれば、荷物を置いて身軽に歩くことができる。

禅師峰寺への道はそれほど楽ではない。遍路地図には五台山から1時間半と書いてあるが、とてもそんな早くは着かない。高速道路建設で道が変わっているし、小刻みなアップダウンもある。そして、禅師峰寺自体が山の上にある。

禅師峰寺から雪蹊寺までも結構遠い。渡船を使うのなら1時間に1本程度で時間調整が必要なのと、乗り場の位置が分かりにくい。渡船を避けて浦戸大橋を歩くと、海面からかなり高い橋の上を歩くらしい。

その後、種間寺までは平坦でのどかな田園歩き。ここの遍路道はずっと舗装道路なので、あえて車道にこだわる必要はない。方向感覚さえ間違いなければそれほど迷う場所ではなく、車の行先表示ではなく歩きの案内標識に従う。

[17日目]前日泊・土佐市内、当日泊・青龍寺周辺
8:00 土佐市内 [移動120分] → 10:00 三十五番清滝寺[お参り40分・移動140分] → 13:00 塚地休憩所 [20分・130分] → 15:30 三十六番青龍寺[お参り40分]

清滝寺は土佐市から山登りになる。へんろ道は簡易舗装されているが急傾斜で、道幅の狭い車道とどちらをとるか難しい。重い荷物は笹岡ハイヤー休憩所に置かせてもらうことができる。

お参りした後は来た道を戻り、土佐市街から青龍寺へ向かう。塚地休憩所は整備されているが食堂・売店はない。ここから峠越えかトンネルだが、距離はトンネルの方が短い。峠越えは傾斜はさほどでもないが、下りてから先の道が分かりにくい。

塚地峠を越えて宇佐から青龍寺にかけては、コンビニや飲食施設がいくつかある。宇佐大橋は下が海面で高さがあるのでちょっと怖いが、ここより他にルートはない。泊まりは国民宿舎土佐と山陽荘がある。

[18日目]前日泊・青龍寺周辺、当日泊・土佐安和周辺
8:00 青龍寺 [移動160分] → 10:40 横浪 [休憩20分・移動80分] → 12:20 須崎へんろ小屋[20分・120分] → 14:40 須崎市内[20分・120分] → 17:00 土佐安和周辺

モデルプランは宇佐打戻りの県道23号線経由で算出しているが、真念和尚も使った横浪三里の巡航船に乗るのもよい。通学用なので日曜祭日運休なのと、本数が少ないこと、乗り場が分かりにくいのが難点だが、海からの景色は抜群である。

横浪から須崎市へは登り坂で、峠から下って須崎へんろ小屋に至る。市街が近づくと住友大阪セメントの無骨な工場が視線の先に現れ、市街への道はなかなか遠い。

別格五番大善寺は須崎市内にあるので、お参り時間だけみれば大丈夫だ。本堂は石段の上、納経所は下にある。かつて海の難所で、遭難者が多く出たことをお大師様があわれんで建てたお寺という。

悩ましいのが宿泊場所である。ホテルや旅館が多いのは須崎市内だが、時間的にもう少し進んだ方が翌日楽になる。歩きに限定すれば民宿安和しかないが、電車・バスで須崎市内に戻るという手段もある。

[19日目]前日泊・須崎市内、当日泊・岩本寺周辺
7:00 土佐安和周辺 [移動140分] → 9:20 土佐久礼[休憩20分・移動140分] → 12:00 七子峠[20分・140分] → 14:40 道の駅あぐり窪川 [20分・60分] → 16:00 三十七番岩本寺[お参り30分]

この日はちょっと強行軍になる。距離的には前日と同じ約30kmだが、七子峠(大阪峠)の峠越えがあるからである。そのため、朝の出発を7時と、1時間早めてある。

土佐安和から久礼まで、海岸沿いを歩くとプラス1時間、奥大坂遍路道を経由する場合も1時間の余裕をみたい。その場合、午後5時に岩本寺に着かないおそれがあるが、その場合納経は翌朝になる。朝のお勤めもあるので、それもいいかもしれない。

道の駅あぐり窪川まで早く着くことができたら、旧札所である仁井田五社のお参りをしてみたい。中ノ宮だけなら1時間半みればいいと思うが、五社それぞれ離れているので、全部お参りすると2時間はかかる。

[20日目]前日泊・岩本寺周辺、当日泊・黒潮町周辺
8:00 岩本寺 [移動120分] → 10:00 西尾自動車休憩所 [休憩20分・移動50分] → 11:10 こぶしの里休憩所[20分・120分] → 13:30 道の駅なぶら土佐佐賀 [20分・190分] → 17:00 黒潮町周辺

私が歩いた時は大雨で休むどころではなかったが、土佐佐賀から土佐湾沿いに大きな公園や東屋・ベンチを見たので、休憩場所は見つかると思う。ただ、このあたりは食堂・売店・コンビニ等が数えるほどしかなく、自販機すら多くはないので、水と食糧は準備して歩きたい。

岩本寺から約30km歩くと黒潮町で、このあたりまでが無理なく歩ける距離になる。宿泊場所はくろしお鉄道の有井川から土佐入野にかけて国道沿いに点在する。有井川まで約27km、土佐入野のネストウェストガーデンまで約35kmである。

天気がよければ、土佐湾を望む高台からは太平洋の雄大な景色が楽しめるはずで、基本は海沿いなのでそれほどのアップダウンもない。札所がないので、せっかくだから1日ゆっくりのんびり歩きたい。

表4 土佐の札所・所要時間参考資料(2)

札所参拝時間特記事項所要時間(距離)遍路地図時間
32禅師峰寺302:00(7.5km)1:30
33雪蹊寺302:50(10.8km)2:20
34種間寺301:40(6.8km)1:40
35清滝寺403:30(11.1km)3:00
36青龍寺404:30(14.0km)4:10
37岩本寺3016:00(57.3km)17:00

注.禅師峰寺~雪蹊寺間は浦戸大橋経由、青龍寺~岩本寺間は宇佐打戻り県道・国道56号経由。その他を含め車道距離。

 

今回は土佐編の3回目。四国南岸はすべて土佐であり、距離も長く必要な日数も長い。その割に札所の数はそれほど多くないので、1日のほとんどは歩きに費やされると言っていいほどである。

[21日目]前日泊・黒潮町周辺、当日泊・下ノ加江周辺
8:00 黒潮町 [移動210分] → 11:30 四万十大橋 [休憩15分・移動45分] → 12:30 四万十川自然公園[15分・105分] → 14:30 ドライブイン水車 [60分・90分] → 17:00 下ノ加江周辺

黒潮町でどこに宿をとるかにもよるが、夕方までに下ノ加江はそれほどハードではない行程だと思う。昼頃には四万十川を下流に向かって歩き、新伊豆田トンネルを越えて足摺岬を目指す。

昼食は自然公園近くの「うどん田子作」にするか、ドライブイン水車まで行くかどちらか。ドライブイン水車は大判焼くらいしかないが、隣に食堂がある。

ドライブイン水車の60分は、真念庵往復を想定している。現在のイメージは「道指南」に書かれているのとちょっと違っているけれど、江戸時代には足摺岬への拠点として多くのお遍路が立ち寄った場所である。

下ノ加江にはいくつか民宿がある。ロッジカメリアは3部屋しかないのでなかなか予約が取れないが、いい宿である。

[22日目]前日泊・下ノ加江周辺、当日泊・金剛福寺周辺
8:00 下ノ加江周辺 [移動160分] → 10:40 以布利じんべい広場 [休憩20分・移動210分] → 14:30 金剛福寺[お参り40分]

下ノ加江から足摺岬まで約6時間の行程なので、午後には金剛福寺に着くことができる。そこまで長い歩きとなるが、心細いのは休憩できる場所があまりないことである。

以布利の港近くにじんべい広場という立派な休憩所があるが、そのまま県道を歩くと足摺岬まで座る場所がないかもしれない。以布利付近では海沿いを通るが、その後は海岸から離れるのでずっと海が見える訳ではない。

窪津、津呂といった集落を通るので、自販機はいくつかある。お昼は窪津の漁協売店が唯一の調達場所と聞いたが、私の通った時にはやっていなかったので、行動食を準備しておくのが無難。

足摺岬にはジョン万次郎の銅像が立つ。足摺岬は四国有数の観光名所であり、宿泊場所や食堂・売店がある。ただ、市街は郵便局あたりまでのごく狭い場所なので、油断していると補給できないまま行き過ぎてしまうことになる。

[23日目]前日泊・金剛福寺周辺、当日泊・下ノ加江周辺
8:00 金剛福寺 [移動160分] → 10:40 中浜 [休憩20分・移動90分] → 12:30 以布利[20分・160分] → 15:30 下ノ加江周辺

このあたりのコース選定にはたいへん迷わされる。金剛福寺から延光寺までの最短距離は前日に泊まった下ノ加江への打戻りだが、それでも延光寺まで50km強あるので1日で歩くのは無理。そして、下ノ加江から三原村の間、約20kmの間に宿はない。

足摺西海岸から竜串経由だと約60km、月山神社経由だと約70kmあるので、いずれにしてもこのあたりでは時間・距離を短縮しつつ宿泊費を節約するのは無理のようである。

私が実際に歩いたのは月山神社経由の道だけれども、結果として約20km長くなってしまうので、足摺西海岸を通って下ノ加江に戻る折衷案でモデルプランを作っておく。

金剛福寺から三原村まで約40km。この間に札所がないため、早出すれば三原村まで歩くことは可能。足摺西岸から月山神社を経由すると上述のとおり約20km長くなるので、1泊多く必要となる。

[24日目]前日泊・下ノ加江周辺、当日泊・平田町周辺
8:00 下ノ加江 [移動90分] → 9:30 ドライブイン水車 [休憩20分・移動240分]→ 13:50 三原村 [休憩20分・移動120分] → 16:10 平田町周辺

下ノ加江からドライブイン水車に戻る途中にも三原村に至る分岐があるが、地図で見ると少し距離が長いようだ。ドライブイン水車から往路の道と分かれ三原村に向かう。三原村まで約4時間を見込んだが、もう少し短縮できるかもしれない。

三原村には公園やへんろ小屋があるようなので、不便はなさそうである。夕方までに平田町に着けば旅館・民宿があるし、くろしお鉄道で宿毛まで移動して宿をとる方法もある。

前日に三原村まで進出できれば、この日のうちに延光寺にお参りできる。翌日は峠越えがあるので、そうすればスケジュールが楽になる。

[25日目]前日泊・平田町周辺、当日泊・観自在寺周辺
7:00 平田町 [移動40分] → 7:40 三十九番延光寺[お参り30分・移動120分] → 10:10 宿毛 [20分・120分] → 12:30 県境 [20分・60分] → 13:50 愛南町一本松周辺 [20分・180分] → 17:10 観自在寺周辺

私は宿毛に出て延光寺を往復したが、地図で見るよりきつかったので三原村経由で平田町から入るコースとした。延光寺から宿毛までは交通量の多い国道56号を通るので、神経が疲れる。休む場所も少ない。

延光寺から観自在寺まで30kmの峠越えとなるので、この日は早出とした。宿毛から一本松まで国道経由で約3時間。松尾峠を越える方が距離は短いが、標高差があるので時間は同じくらいだろう。

県境を越えて30分くらい歩いたところに、浅田組さんのへんろ休憩所がある。水道・トイレ完備。一本松まで行けばコンビニがあるのと、宿泊施設もあるのでここで一泊することもできる。一本松に連泊して、古来遍路が歩いたという篠山まで往復する人もいるとのこと。

一本松から観自在寺まで地図で見るより遠い。観自在寺のある愛南町御荘は開けていて、旅館・ビジネスホテルなど宿泊施設がいくつかある他、観自在寺に素泊まりの宿坊がある。

表5 土佐の札所・所要時間参考資料(3)

札所参拝時間特記事項所要時間(距離)遍路地図時間
38金剛福寺40足摺岬21:40(85.2km)24:00
39延光寺3015:00(54.8km)15:30
40観自在寺308:00(28.7km)8:30

注.金剛福寺~延光寺間は下ノ加江打戻し三原村経由。延光寺~観自在寺の峠越えは国道56号経由。いずれも車道距離。