038 リタイア後の生命保険 [Apr 16, 2020]

年初に「年金生活2020」で説明したように、私が目指す月間20万円生活は税金・保険料が見込みより1万円以上増えてしまった結果、月の赤字が約1万円という厳しい状況となっている。改めて確認しておくと、

[再掲]表3.2019年の税金・保険料(月平均)

費  目2017年2018年2019年備  考
所得税・住民税3,200円0円3,400円
固定資産税6,900円6,200円5,900円
国民年金16,200円4,100円3,400円
健康保険39,000円4,300円14,000円国民健康保険
自動車関連6,000円6,100円5,800円自動車税・自動車保険
生命保険6,800円6,800円6,800円がん保険含む
火災保険3,000円3,000円3,300円地震保険含む
その他保険3,800円1,000円600円個人賠償・山岳保険
合  計84,900円31,500円43,200円

表の項目のうち、所得税・住民税から健康保険までは、税務署から請求がくるからどうしようもない。自動車関連費も、自動車税と車検費用だから税金と同じである。下から2つ、火災保険その他も、金額的にみてこんなものだろう。

あと見直し可能な項目があるとすれば、月平均6,800円の生命保険だけである。この数字にしても他所のお宅よりもかなり少ない金額とは思うけれども、果たしてこれ以上に見直すことができるだろうか。

6,800円の内訳をみると、以下のとおりである。

こくみん共済(私) 3,600円
こくみん共済(奥さん) 1,800円
がん保険(家族) 1,400円  計 6.800円

がん保険は、昭和60年に20代で契約したもので、その時の月払い保険料がずっと続いているのでこの金額で入院給付金1日15,000円などの保障がある。保険会社からは最新医療対応に切り替えろとうるさいが、お守りなのでこの金額・この保障でいいと思っている。

あとの保険は、こくみん共済の掛け捨てである。私についていえば、この保険料で死亡保険金200万円、事故時+200万円、交通事故時+200万円、通院保障1日3,000円から8,000円である。60歳になった時に、保障が大幅にダウンした。

先日、「全労済」が「こくみん共済coop」に変わって契約内容変更云々というDMが来たが、よく見ると医療保険やら高度医療保険をつけませんかという話でアフラックが言ってくるのと同じ内容だった。名前が変わるのも法人が代わる訳ではなく、単に通称を変更しますという話で、こんなことにカネをかけるなら割戻しを増やしてくれという話である。

私の収入で暮らしているのは奥さんだけで、奥さんには遺族年金が出るからそれほど深刻に心配する必要はなさそうだ。とはいえ、昔から自分の葬式代くらいは残しておくものだとされてきたから、保険にまったく入らないというのもどうかと思う。

そして、いまの保険は30年以上続けているから自動継続で、健康状態の申告がいちいちいらないというのも気楽なところである。

また、こくみん共済の場合、年間の割り戻し額が約2ヵ月分ある。これは、保険金の支払いが見込みより少なかった場合に還元されるもので、月平均にすると540円ほど戻ることが多い。確定申告の際に所得控除されることも勘案すると、月々の実質負担額は3,000円ほどになる。

月3,000円を年間に直すと36,000円である。死んだ場合に入ってくるのが少なくとも200万円。平成30年の簡易生命表によると、私の年齢からはほぼ100人に1人が1年の間に当り籤を引く。69歳で1.55人まで増えるから年平均の的中率は約1.2%、配当が60倍なら、それほど割の合わない数字ではない。(70歳になるとさらに保障が少なくなる)

金額的にも、死んだ場合の諸々の費用に200万円というのは、いい見当だと思う。100万円だと足りるかどうか心細いし、それ以上かける必要はない。

あれこれ考え合わせると、このくらいの保険はかけておいていいのではないかという結論である。それよりもむしろ、自動車関連費用とか、他に見直すべき項目はあるように思うのである。

[Apr 16, 2020]