096 Googleの予測ほどには増えていないが・・・ [Dec 15, 2020]

あっと言う間に12月も半分である。今日は今年最後の年金支給日で、ようやく年が越せる目途が立つ。一方で世の中は、かなり騒がしいことになってきた。

1ヶ月前に、Googleが日本のコロナ感染予測を発表し始めたという記事を書いたけれど、実際に12月半ばになってみると、Googleの予測したように入院・療養患者数が11月半ばと比べて3倍ということにはなっていない。1.5倍くらいである。

とはいえ、医療現場は大変な状況になっていて、北海道と大阪では自衛隊に看護師の派遣を要請した。いくつかの病院でクラスタが発生して、医療従事者への感染でマンパワーも不足している。

「この程度の感染者で医療崩壊は騒ぎ過ぎだ」という主張もあるようで、実際に欧米の感染者数とは1桁違うのだけれど、病院も採算最重視で余力がない。施設も従事者も必要最低限でやっているから、すぐにキャパが一杯になる。

こうした状況を反映して、医師会とか政府委員会の有識者は、GoToの中止や感染防止策のさらなる徹底を提言しているのだが、誰かさんは「ガースーです」とか言ってニコ動に生出演しているのだから批判されて当り前である。ブレーン連中は何をやっているんだ。

(どうしてもインターネットで直接メッセージを出したいとしてもYouTubeだろう。)

もし、政府自民党の本音が、「コロナなどたいしたことはない。経済対策の方が大事だ」というならば、腹をくくってやるのは個人的には否定しない。トランプはいまだにそうやっている。だが、「口だけ勝負の3週間」で効果が上がるはずがなく、感染者数はGoogleの予測ほどではないにせよますます増えると考えなくてはならない。

そうなってから、非常事態だ自粛だ、都道府県をまたいで不要不急の外出はするなと手のひらを返さないでいただきたい。日本全国自分の頭で考えない連中ばかりなのだから、過剰反応して他人の行動に口を出すようになるに決まっている。

Google予測に話を戻すと、日本の感染者数は年末にかけて急増するという見通しである。検査機関も休んでしまう仕事納めの29日以降に数字が急増とは考えにくく、やっぱりGoogleモデルは日本の特殊事情を勘案していないと思うのだが、それはさておき。

1月上旬に、入院・療養者数が現在の2.5倍、5.5万人になるという予測が現実となれば、全国ほとんどの地域で新規患者の受け入れが困難になるはずである。都市部の病床利用率は、すでに6割を超えている。

年末年始でただでさえ医療機関が手薄なのだから、患者が増え、医療従事者への感染で受入れ可能数が減ると、具合が悪くなってもどこでも診てもらえないということになる。救急車のたらい回しも多発するだろう。

そうなると私も困るからならないように祈るけれども、自分でもできることはしなければならない。カーディナルスのフィッツジェラルドが感染して、いまだに味覚も嗅覚もおかしいというから、たいしたことはないという意見には味方できない。

なるべくならStay Homeで、人の多い場所には近づかない所存である。公共交通機関も利用しない。仕事でそうせざるを得ない人がいるのだから、年金生活者は遠慮すべき時期であろう。

[Dec 15, 2020]


わが国におけるコロナの感染はGoogleの予測ほどには増えていないが、このままで年末年始は大丈夫でしょうか。