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年金生活編

056 確定申告令和2年分 [Feb 25, 2021]

年が明けて、確定申告の時期がやって来た。

サラリーマン時代には年末調整があるので、国税庁の確定申告特集がオープンする1月4日には入力可能なデータが揃っていた。年金生活者になるとそれが後ろ倒しになる。

生命保険、地震保険、医療費控除などの資料は前年中に揃うのだが、年金額の証明書は1月下旬、いちばん遅いのは国保の証明書である。なかなか届かなかったので市役所に問い合わせたら、「水曜日に発送しました。すべてのお宅に届くまで日数がかかるので、少々お待ちください」。税金の支払いは待ってくれないのにね。

ようやく国保保険料の通知が届いたのは1月30日の土曜日。入力は済ませていたので、内容を証明書類と突合して確認する。夕食後に確認が完了、e-TAXで成田税務署に送信した。

令和2年の所得金額は約145万円、収入はそんなに増えていないのに、所得は昨年より10万円多くなっている。一方で控除額は約123万円で約11万円多い。これは、基礎控除の10万円増がそのほとんどを占める。

これは、今回の確定申告から始まる制度で、「基礎控除を増やす代わりに年金所得控除を減らす」というものである(給与所得も同様)。その趣旨は、多様な働き方を応援するためとされているが、これがなぜ多様な働き方を応援することになるのか全然分からない。

普通に考えれば、年金収入のみで暮らすのが難しいので年金を受給してから後も働く人が増える。給与所得控除と年金所得控除両方使われたら税金として取れる部分が減る。だから、多様な働き方を応援するんじゃなくて税金の取り漏れを防ぐ意味だろう。

もちろん、そうした人達には当面10万円分調整することになっているが、所得の高い人には適用されないし、年金財政がひっ迫する中でいつまで続くか分からない。あと、もう一つには扶養控除を実質的に減らす意味があるような気がする。

まあ、いずれにしても年金生活者にとって「行って来い」で、課税される所得額も所得税も昨年とほとんど変わらない。ということは、住民税、国保保険料も昨年とほぼ同じと考えてよさそうだ。

それに対して、還付される金額は1万円以上増えている。これは、個人年金の源泉徴収額がそれだけ増えているからで、払い過ぎた分が戻ってきただけである。

e-TAXにメアドを登録しておいたら、2週間ほどでメールが来て、還付状況を更新したのでメッセージボックスを見るようにとのこと。早速行ってみると、その週に還付金を振り込みますということであった。

昨年同様、申告から3週目に還付金振込で、さすがにe-TAXは手続きが迅速である。払ってあったものが戻るだけとはいえ、2万円余りの入金はうれしい。ちょうどほしいものもあるのだ。そのほしいものとは・・・。

[Feb 25, 2021]

令和2年分の確定申告、昨年より少しだけ還付額が増えました。期間は前回同様、申告から3週目の振り込みなので、やっぱりe-TAXは手続きが迅速です。