101 まだ緊急事態だが、免許書換えに来いというので [Mar 12, 2021]

首都圏の緊急事態宣言は、「私の判断で」延長された。感染者数の桁が違うとはいっても、諸外国の状況をみればあとは誰かが勝手にどうぞと言えないのはよく分かる。分かるけれども、このタイミングで免許書換え通知が来たのは神経を逆なでする。

年末に感染者数が急増して以来、都内にも行かなければ公共交通機関も利用していない。それだけ不自由を強制しておきながら、運転免許の更新に集まってくださいというのはどうにも納得がいかない。

本当に3密がダメで不要不急の外出は避けてくださいとお願いするのなら、運転免許の更新くらい自動でやるなりオンラインにすれば済むことである。それを、わざわざ免許センターか警察署に出て来いというのだから、本当は外出自粛などしなくていいということであろう。

県として緊急事態を宣言するなら、少なくとも宣言継続中は来なくてもいいです。特例で延長を認めるので宣言が解除されて2ヵ月以内に来てくださいでもいいのに、それもしない。

加えて、今回はゴールドがブルーになって、講習時間が伸びる。この違反というのが、誰も来ない交差点で一時停止線を越えて一時停止したという罠のような取り締まりである。違反したのはコロナ以前だが、今回効いてきたのである。

こういう嘘みたいな行政の対応をみていると、まじめに自粛しているのが馬鹿らしくなる。いくらコロナ担当大臣や小池大統領が青筋立てて怒っていても、手足が言うことを聞いていないのである。そういう態度だったら、一般庶民も相応の対応をとらなければならない。

世間では自粛疲れだの経済への影響だの言っているけれど、本当は違うんじゃないかと思っている。マスコミを通じて必要以上に自粛をあおり、旅行業界だの飲食業界、一般庶民に負担を強要しておきながら、役人や警察は満額の給料をもらい、しかも仕事は減っている。そういう不公平感が多くの人にあるのではなかろうか。

だから、誰も見ていなければマスクもせず飛沫飛ばし放題、テレワークなんてみんなやってないし、ゴルフも誰も自粛していない。スーパーで品物を触って選ぶのは当り前でしょ、ということになる。

期限が切れれば車も運転できないし、免許センターは駐車場が少ないので公共交通機関を利用せよとのお達しである。考えれば考えるほど我慢するのはお前らだけだと言われてるようなので、個人的に自粛期間は終わりということにした。

今週から更新期間に入ったので、早々に手続きに行くつもりにしている。公共交通機関を利用した時点で、私の自粛は終わりである。年寄りにあえて密なところに来いというのだから、それほどさし迫った事態ではないのだろう。


千葉県は緊急事態宣言継続中ですが、県警様からは免許書換えに集まれとのご指示です。行政は本気でコロナ対策をするつもりはなさそうです。

 

という訳で、運転免許センターに行ってきた。

電車の中は意外とすいていて、前に立った人の息が降ってくるという目には遭わなかったが、幕張本郷の駅からは「3密」だった。そんなことは免許書き換えをする以上分かっていることで、集まれと指示された一般庶民が気にすることではない。

バス停からセンターの敷地に入ると、見慣れないテント群が見えてきたので悪い予感がした。案の定「整理券配布所」と書かれたテントがあり、その右にはテントがいくつか連結して張られ、ずてに何十人かが並んでいる。

入場制限をするならするで、なぜハガキにそう書かないのだろう。できるだけ地元警察署で更新してくださいと言って、何か不都合があるのだろうか。混むと嫌だから、受付開始早々に着いてよかった。

幸いに、受付予定時間は15分ほど後である(実際には約20分ほどかかった)。この日は天気も良く、風もなかったからいいようなものの、雨が降っていたり、強風だったりしたらたいへんつらい目に遭うところである。

入場まで待たされるからといって、中の手続きがスムーズになった訳ではない。いつもどおり、写真撮影の前に長い列ができ、撮影後講習まで20分ほど待たなければならなかった。到着から退出まで約2時間半で、これはいつもと大差ない。

とはいえ、ほぼ朝一番なのでこの程度で済んだので、手続きが終わって帰る11時頃には写真撮影の列がホール一杯になっていたから、それよりかなりましであった。結局ここで密になるなら、何のための入場制限ですかという話ではあるが。

警察も公安上の理由があるから全員集めて顔写真を撮る必要があるのだろうが、テレワークで給料がもらえる時代に何ともオールドファッションである。近々デジタル庁ができてマイナンバーカードや健康保険証と一体化されるというけれども、次の更新まで間に合うだろうか。

地元警察署で手続きすれば交通費はかからないが、手続きと講習で2日つぶれてしまうのがネックである。5年に一度幕張新都心に行くのも悪くはないし、1日ですべて完了するのは便利だけれど、自粛と両立しないのが難点である。

さて、せっかく幕張新都心まで行ったので、アウトレットにあるモンベルまで足を伸ばす。スラックスと軽登山靴を見に行ったのだが、驚いたのはアウトレットも駅周辺も結構な人出があったことである。

もちろん、免許センターのように「3密」ということはないのだが、お昼時だったこともあり外食店舗にはたくさんのお客さんがいて、赤ちゃんを連れている若い夫婦も何組か見た。

モンベルすら私が唯一の客ということはなく、会計の時にはレジがすべて埋まっていた。自分も買い物に来ているのだから偉そうなことは言えないが、いまって緊急事態宣言中でしたよね、という世界であった。

2021年になって、車で山に行ったことはあったが公共交通機関を使うのは今回が初めてである。しかし、世の中が実際にこう動いているのを見ると、神経質に自粛などと言っている自分は少数派なんだろうと思う。

個人的には、今回の免許書き換えで自粛期間は終わりにするが、このまま感染が沈静化するのか、少なくとも重症者が急増して医療崩壊しないで済むのかどうか、心配なのは確かである。

[Mar 12, 2021]


運転免許センターに行ったところ、入場は整理券を配って制限されていた。この右側にはテントがたくさんあって、順番待ちの人たちが並んでいましたが撮影自粛。


開始間もなく着いたにもかかわらず、入場まで約20分待ち。だったらハガキにそう書いてほしい。