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年金生活編

066 ストレスを避けるかカネを払うか [Jul 13, 2021]

先月、CSグリーンチャンネルを契約した。

フジにせよテレ東にせよ民放の競馬中継を見ているとストレスがたまる。U局の方がまだましだ。なぜ、バラエティ番組のように大騒ぎしなければならないのだろう。

昨年、コロナで無観客開催をしている時に無料放送のグリーンチャンネルを見て以来、民放を見るのはたいへん勘にさわる。月々スカパーの基本料金429円とグリーンチャンネル代1,320円が必要だけれど、精神の健康には代えられない。

競馬中継を見るようになって、かれこれ半世紀経つ。若い頃は馬券を買わないで見ているのは面白さが半減するような気がしたが、最近はほとんど馬券は買わない。だから、月々2千円足らずの出費は昔に比べれば全然問題ない。

競馬という趣味がそれほど高尚なものだとは思わないけれど、お笑いや正体不明のタレントを出して大騒ぎするのがなぜデフォルトになるのかよく分からない。クイズ番組のようにして視聴率を稼ぐつもりなのだろうか。

かつての競馬中継は、もっと格調高かった。大橋巨泉がラジオの解説をしていた頃は、たいへん参考になった。血統とか、展開とか、コース特性・馬場状態といった競馬の知識がないと、見当違いの馬券を買ってしまうということがよく分かった。

とはいえ、民放でやっているものをわざわざおカネを出して有料放送で見るということには抵抗があった。現役時ならともかく、いまや年金生活でムダな出費はできる限り抑える必要がある。

だから、レース時間までTVはつけないでおいて、レース中継だけ見るという工夫をしていたのだけれど、そうやっているとしばしば発走時間を忘れて見過ごしてしまうのである。それはそれでいらいらする。

どうやってもストレスの原因となるのなら、いくらまでなら払えるかという費用対効果の問題となる。熟考(というほどではないが)の結果、月1,320円でストレスが避けられるならそうすべきだという結論に達した。

グリーンチャンネルでは民放やU局のやらない時間帯も見ることができるので、午前中の障害レースやこれからデビューの2歳馬の競走も見ることができるし、最近は地方競馬の大レースも放送してくれるのでレース観戦の時間が増えた。

今回のことで、改めて感じたことが2つある。1つは、節約が大事とはいっても心身の健康には代えられないし、それほど長く生きることのないわれわれの年代にとって、無駄な時間を過ごせる余裕はないということである。

もうひとつは、無料で情報を提供してくれるかに見える民放TV局も、こんなことをしているとますます見なくなる人が増えるだろうということである。実際に、U局やBSは通販ばかりになっているし、私自身、TVよりYouTubeを見る時間の方が多い。

私が小さい頃にはTVのない家もあったくらいだが、いまやTVはあってもTV放送を見ない家が多いだろう。私の生きている間にTVが栄えて、衰えるところまで目にすることができるというのは驚きである。

[Jul 13, 2021]

年金生活の厳しい懐事情ですが、グリーンチャンネルを契約しました。フジやテレ東の競馬中継は騒がしくて見ていられません。