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125 4年振り総選挙、自民議席減も過半数確保と予想 [Oct 19, 2021]

任期満了直前に衆議院が解散となり、10月31日の投開票に向けて総選挙が始まった。4年前の総選挙のときはお遍路歩きで四国西部を回っていて、演説会や選挙カーでうるさくて仕方なかったことを思い出す。月日の経つのは早いものである。

まだこれから、急転直下何かが起こる可能性もなくはないが、東京地検も選挙期間中は大きな動きを避けるのが通例である。その前提で、選挙結果を予測してみたい。

前回の総選挙では、自民・公明両党で議席数の3分の2を占め、憲法改正に向けて国民投票に持っていくことが可能なほどの大勝利だった。しかし、4年間ぐずぐずしているうちに、コロナ騒ぎでそれどころではなくなった。

今回のコロナでは、飲食業やレジャー産業など地方にも大きな影響が出て、関連する食品業界や建設業界にも及んでいる。これまでのように後援会で票を取りまとめて当選圏内とはいえない状況が考えられる。

したがって、自民党としては、負け幅をどの程度小さくできるかがポイントとなる。岸田新首相も「自公で過半数」と勝敗ラインを相当低く設定してように、ある程度の議席減は折り込み済である。

私の予測では、自民党は現有議席よりは減らすものの、過半数の233は確保し、公明党と合わせて絶対安定多数は維持するのではないかとみている。その範囲なら責任は追及されないが、維新と合わせても憲法改正はできないという議席数である。

その理由には二つあって、まず代表質問などの雰囲気である。立憲民主党の枝野代表(わが家ではカピパラと呼んでいる)がいきり立っているのに対し、岸田新首相はワントーン低い落ち着いた声で答弁している。

犬の喧嘩でも、吠えまくるのは弱い犬と決まっている。総裁選でも、いきり立っていたのは河野陣営の方だった。コロナ対応は確かにまずかったが、仮に民主党政権が続いていたらもっとひどかったかもしれないと言外に匂わせているのもクレバーである。

それに、ああやっていきり立つのは、実際に負けた後に「われわれも一生懸命やったのだが、力及ばなかった」とエクスキューズしようという深層心理が働いているからである。「政権交代」などという高いハードルを掲げるのも、一生懸命というポーズである。

もう一つの理由は、カネと政治に神経質になるのはむしろ少数派で、「カネに清潔だが景気を悪くする」政治家と、「カネに汚いけれど景気をよくする」政治家では、後者を支持する方が多いのである。

まして長州といえば、高杉晋作、井上馨をはじめとして、自分の財布と他人の財布の区別がつかない人間が偉人として尊敬される。横浜のように、総理大臣であってもエラーを重ねると支持者が離れる都会とは違うのである。

それをいいことに、カネの問題を起こした張本人が、「立民と共産党の選挙協力は野合だ」などといきり立つのは感心しない。それは選挙民が判断することで、私に言わせれば公明党と組むのこそ野合である。

あのマスク男が「野合」のもともとの意味を知っているかどうか、たいへん疑わしいがそれはそれとして。親父さんは秀才だったから、「野合」などという言葉は使わなかったと思う。

[Oct 19, 2021]

今回の総選挙、自民党はそれほど負けないと予想する。第一に、野党のカピパラがいきり立っているから、第二に、選挙民は政治とカネに神経質でないから(特に長州は伝統的に)。