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なんとなく思うこと

133 特別番組なんかいらない [Jan 5, 2022]

最近感じることは、年末年始だからといってTV番組が特別編成になるのが嫌で仕方がないということである。

各曜日ごとに生活のリズムができているから、年末年始に普段の番組はお休みということになると、体内時計が変調するように思われる。NFLは正月でも原則として日曜日Gamedayと決まっている。偉いものである。

その昔は、盆と暮れしか休むことができなかったので、そういう時代ならば特別編成でも仕方がない。農家も商家も、正月くらいしかまとめて休むことはできなかっただろう。

しかし、いまは人口の大半がサラリーマンで週休2日、少ない人だって週に1度は休むことができる。正月だからといってことさら休みを拡大する必要はないし、私もサラリーマン当時、他人の休む時はなるべく休まなかった。どこも混むからである。

実際、三十年くらい前には正月3ヶ日は閉まっているスーパーが多かったと記憶しているが、いまや1日だけしか休まないし、コンビニなどは年中無休である。バイトの人だって、時給さえ上げてもらえれば正月に出勤でもそれほど嫌ではないだろう。

そんな時代に、TVとか新聞・雑誌だけが年末年始特別編成と言われても、儲かるからやっているのだろうと思うくらいである。元日は国民の祝日だから特別でいいけれども、3日とか1週間とか特別編成にしなくてもよさそうなものだ。

もともと、特別番組などというものは、皇室にご不例があったとか大きな自然災害があったとか、過激派が人質をとって立てこもったとか国民的な一大事に限られたものだったはずである。

それが、「24時間テレビ」などと言って単なる募金番組を特別編成にしたくらいからおかしくなった。いまの年末年始特番も業界内で内輪ウケの大騒ぎをしているだけで、ちっとも面白くない。

面白くないだけなら見なければいいけれども、それで普段見ている番組をやらなくなるのだからいいことが一つもない。それもあって今年もほとんどTVを見ていない。年末年始に見たのは、DAZNかYouTube、それとテレビ体操くらいである。

日本の人口は十年前から減少に転じており、あと十年くらいで年間100万人減という激減が始まる。そうなれば、新聞・雑誌や民放TVで売上げ確保は絶対できないし、経営が行き詰るところも出てくると思われる。

そうなっても仕方がないし気の毒だとも思わないのは、そういう事態が迫っているにも関わらず、内輪ウケの大騒ぎを続けているからである。きっとマスコミだけでなく、日本全国そんな調子なのだろうと思う。新年早々、気が重いことである。

[Jan 5, 2022]

2008年以降、日本の総人口は減少に転じている。近い将来、多くの分野で経営が成り立たなくなる可能性が大きいというのに、マスコミはバカ騒ぎばっかりである。