ポップアップ広告がうるさくて対処した

ごあいさつ
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3月が来ると同時に、ずいぶん暖かくなった。あるいはもう一度「寒の戻り」があるかもしれないが、今年の冬もようやく終息に向かっているようである。

今回はWEB上の広告について書いてみたい。このHPもブログも広告を入れていない。広告を入れればブログは無料になるし、HPだって多少の収入にはなるかもしれないが、たかが知れている。それよりも私自身が広告にはストレスを感じるので、自分自身が嫌なものをひとに見ていただくのはかなり気が引けるのだ。

愛読している内田樹先生がよくおっしゃるのだが、「自分にはどうしても言いたいことがあり、それを聞いてもらいたいから発言している。それで儲けようとは思っていない」ということである。広告を入れることにより一人でも見ていただけないとすれば、たいへん心苦しいことである。

そもそも、こうやってインターネットが普及するまで、自分の意見をひろく世間に公表する手段は限られていた。自費出版をするか、新聞・雑誌・TV・ラジオに投書して取り上げられるか、街頭で演説するくらいしか思い浮かばない。

ところがインターネットが普及してHPやブログが登場すると、規模こそ違え自分で雑誌やTVを作っているのと同じことであるから、誰もが自分の言いたいことを世間に問うことができるようになった。相対的に、新聞・雑誌・TVの地位は後退せざるを得ず、この傾向は今後も変わらないだろう。

そこに目を付けたのが広告業界で、さすがに目端が利く。とはいえ、ちょっと気になるサイトを覗くと大抵はポップアップ広告の嵐である。参考にしていたお遍路のサイトも、長期間更新がないので広告だらけで本文が読めなくなってしまった。

私はそういうのがたまらなくストレスになるので、HPもレンタルサーバだし、ブログも有料にして広告を入れないようにしている。それでも最近は、プロバイダ自身が広告だらけで、サーバーに入るのもブログ村に入るのも気が重い。

調べてみると、インターネットオプションでセキュリティを「高」にしたり、ポップアップブロックのソフトを入れると防げるというので早速やってみた。

確かにポップアップはなくなったし広告も少なくなったが、その都度「xxxのポップアップがブロックされました (今回だけ認める) (このサイトは認める)」などと出て来るのでいちいち余計なクリックが必要だし、応答時間も長くなっているようである。

考えてみれば、「隠された明治維新の暗部」だの「過激すぎて書ききれません。あとはゲームで」なんて広告を載せる収入でGoogleやYahoo!が成り立っている訳だし、それによって私のサイトが検索されてアクセスが増える訳だから、インターネットの必要経費と割り切るべきかもしれない。

とはいえ、TVやラジオならCMの間だけなのに、インターネットでは四六時中広告が流れっぱなしというのも釈然としない。少なくとも自分のサイトだけは、広告フリーにして少しでもストレスを少なくしたいと思っている。

[Mar 3, 2019]