3年前に糖質制限を始めて、ここ2年間80kg台を維持している。でも、40代から50代にかけて、体重が100kg以上あった。リタイア前に10kg、リタイア後に10kg落として現在ピーク時より約20kg軽くなっているが、あのままの体だったらいろいろ不具合が出ていたに違いない。
以下は2007年11月、いまから16年前の記事である。検査の数値は、当時よりいまの方がずっといい。
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スポーツクラブとプールには真面目に通っているのだが、また体重が増えてきた。今年に入って+5kgだから、これはかなり良くない展開である。
50歳を過ぎてから、トレーニングではあまり負荷をかけないようにするなど無理をしないようにしているが、このところ酒も控えめご飯の量も減らしているのにである。というより、あまり飲んだり食べたりできなくなったという説もあるのだが。
さて、そうはいいつつも冬は検査の季節である。今週は医者の検査、来月は年に一度の人間ドックなので、気合を入れなおしてウェイトコントロールに励まなければならない。
人間ドックといえば、糖尿病、高脂血症、コレステロールの3項目はいつも良くないのだが、前回の人間ドックではとうとう高血圧まで指摘されてしまった。普段トレーニングのときに計ると異常なしというよりかなりいい数字が出るので、これはかなり不本意だった。というわけで、今回は他の数値はともかく血圧だけはなんとかしようと思っているのであった。
血圧が上がるといろいろ病気になるとよく言われるが、私が思うに、血圧が上がる→病気になる、というのではなくて、体に不具合がある→血圧が上がる、というのがおそらく正しい方向性なのである。そして、体に不具合がある→病気になる、ので血圧は重視されるのだが、むしろ注意すべきは血圧が上がる原因となる体の不具合であろう。
この場合の「体の不具合」とは、端的に言うと血管が詰まってきて血圧を上げないと血液が流れないということである。そして血管が詰まるとまず動脈硬化になり、さらに心筋梗塞とか脳梗塞とか致命的な病気を招くことになる。
私の場合、いろいろ調べると血管はそれほど詰まっていないようなのである。だから、体調を整えていけば血圧の数値は正常になるはずである(たまたま上がるということもあるので)。ストレスをためないためには、まずできることをやるのがいい。
おそらく血管があまり詰まっていないのは、若い頃から酒は飲むけれどタバコは吸わないということが効いているような気がする。私のイメージではお酒は血管を拡張させるのに対し、タバコは収縮させるからである。拡張させる方が収縮させるより、詰まりにくくなると勝手に思っている。
もっというと、お酒は麻薬に近く、タバコは覚せい剤に近いのではないか。覚せい剤とは、言葉の意味的には「めざめる薬」であり、寝ているのを起こすわけだから健康に極めてよくない。かたや麻薬はモルヒネのように鎮痛作用がある、つまり神経の高ぶりをしずめるような気がする。かといって麻薬など使ったことはないし、そもそも血圧の話をしていたはずなのだが。
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