027 上田秋成「雨月物語」「春雨物語」 [Sep 9, 2020]

上田秋成の「雨月物語」は受験に出てくる江戸時代文学の代表作の一つだからもちろん名前は知っていたし、「菊花の約」はいろいろなところで引用されるから読んだことがあった。ただ、イメージ的に「南総里見八犬伝」に近いので、やたら長くて厚い本なのだろうと思っていた。 “027 上田秋成「雨月物語」「春雨物語」 [Sep 9, 2020]” の続きを読む

125 須田桃子「捏造の科学者」 [Apr 23, 2020]

この事件については、当時、森博嗣氏の「科学的とはどういうことか」の書評で軽く触れただけだった。改めて書いてみたいと思っていたが、いつの間にか世間の話題にすら上がらなくなっていた。ずいぶん昔のことのように思うけれども、最初の記者会見が2014年1月だから、まだ6年しか経っていない。 “125 須田桃子「捏造の科学者」 [Apr 23, 2020]” の続きを読む

025 大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」 [Dec 31, 2019]

「貧乏神髄」の川上卓也がその後の生活記録を書かなくなって以来(耐乏Press Japanはとうとう”503 Service Unavailable”になってしまった)、この分野でなかなかしっくりくる本がなかった。この本は久々に読んだしっくりくる本である。 “025 大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」 [Dec 31, 2019]” の続きを読む

266 福本博文「ワンダーゾーン」 [Nov 27, 2019]

この間、学生会館らしき場所にいる夢をみた。なんでそんな夢をみたんだろうと考えているうちに、自分が学生会館のような場所で過ごしたのは大学の心理学研究サークルだけだったのを思い出した。そういえば、その2~3日前にこの本を読んだのだった。 “266 福本博文「ワンダーゾーン」 [Nov 27, 2019]” の続きを読む

319 森達也「悪役レスラーは笑う」 [Oct 30, 2019]

ブログの書評ですでに「1984年のアントニオ猪木」「1、2の三四郎(w)」「伝説のパッチギ王」「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」などのプロレスものをとりあげているが、図書館の岩波新書の棚でこの本を見つけた。岩波とプロレスとは、なかなか妙な組み合わせである。 “319 森達也「悪役レスラーは笑う」 [Oct 30, 2019]” の続きを読む

124 先崎学「うつ病九段」 [Sep 18, 2019]

先日行われた王位戦第6局の立会人は、先崎学九段であった。先崎九段は一昨年(2017年度)途中から病欠休場したのだが、それはうつ病で入院したためであった。復帰してすぐの昨年度はなかなか勝てず順位戦も降級したが、今年は順位戦でも勝ち星をあげているし、こうして立会人を受けているから順調に回復しているようである。 “124 先崎学「うつ病九段」 [Sep 18, 2019]” の続きを読む

265 福井勝義「焼畑のむら 昭和45年四国山村の記録」 [Aug 14, 2019]

この本は、当時すでに奥深い山村で最後の焼畑集落と呼ばれた椿山(つばやま)を舞台とした調査報告と関連論文をまとめたものである。初版は1973年と45年前であるが、最近になって(2018年)復刊された。 “265 福井勝義「焼畑のむら 昭和45年四国山村の記録」 [Aug 14, 2019]” の続きを読む