原題” The Madness of Adam & Eve – How Schizophrenia Shaped Humanity “、「アダムとイブの狂気~分裂病はいかにして人間性を形成したか」である。直訳した方が、本の内容をよく表している。 “267 ディヴィット・ホロビン「天才と分裂病の進化論」 [Jan 28, 2021]” の続きを読む
320 宗田哲男「甘いもの中毒」 [Dec 16, 2020]
思い当たる節があって、甘いもの中毒について調べてみた。それで図書館からこの本を借りたのだけれど、期待外れだったことと期待以上だったことがそれぞれあった。 “320 宗田哲男「甘いもの中毒」 [Dec 16, 2020]” の続きを読む
519 吾妻ひでお「失踪日記」 [Nov 25, 2020]
2019年に亡くなった吾妻ひでお。われわれ世代にはなつかしい漫画家である。私はその頃少女マンガを主に読んでいたのだけれど、少年誌や青年誌で特徴ある絵柄をよく見たことを思い出す。 “519 吾妻ひでお「失踪日記」 [Nov 25, 2020]” の続きを読む
028 えらいてんちょう「しょぼい生活革命」 [Oct 29, 2020]
先日、YouTubeをつらつら見ていたら、GoogleのAIによる「あなたへのおすすめ」の中にえらいてんちょうの「入ってはいけない宗教2020年版」が表示された。このハンドルネームは内田樹先生のブログで見たことがあったので、どんなこと言うんだろうと思って動画をクリックしてみた。 “028 えらいてんちょう「しょぼい生活革命」 [Oct 29, 2020]” の続きを読む
075 菅野久美子「超孤独死社会」 [Sep 30, 2020]
最近、Youtubeで事故物件(不動産)の動画をよく見ている。この本はその関連から借りてきた本で、特殊清掃、つまり死後数日あるいは数ヶ月を経過して死体が発見された後の部屋を後始末する人達のことを中心に書かれている。 “075 菅野久美子「超孤独死社会」 [Sep 30, 2020]” の続きを読む
027 上田秋成「雨月物語」「春雨物語」 [Sep 9, 2020]
上田秋成の「雨月物語」は受験に出てくる江戸時代文学の代表作の一つだからもちろん名前は知っていたし、「菊花の約」はいろいろなところで引用されるから読んだことがあった。ただ、イメージ的に「南総里見八犬伝」に近いので、やたら長くて厚い本なのだろうと思っていた。 “027 上田秋成「雨月物語」「春雨物語」 [Sep 9, 2020]” の続きを読む
026 小熊英二・姜尚中「在日一世の記憶」 [Aug 4, 2020]
韓国のどこかの街で、慰安婦像に土下座する安倍首相(?)像が展示され、官房長官が「外交儀礼に反する」とコメントするなどニュースになっている。だからという訳ではないが、今日はこの本について。 “026 小熊英二・姜尚中「在日一世の記憶」 [Aug 4, 2020]” の続きを読む
125 須田桃子「捏造の科学者」 [Apr 23, 2020]
この事件については、当時、森博嗣氏の「科学的とはどういうことか」の書評で軽く触れただけだった。改めて書いてみたいと思っていたが、いつの間にか世間の話題にすら上がらなくなっていた。ずいぶん昔のことのように思うけれども、最初の記者会見が2014年1月だから、まだ6年しか経っていない。 “125 須田桃子「捏造の科学者」 [Apr 23, 2020]” の続きを読む
025 大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」 [Dec 31, 2019]
「貧乏神髄」の川上卓也がその後の生活記録を書かなくなって以来(耐乏Press Japanはとうとう”503 Service Unavailable”になってしまった)、この分野でなかなかしっくりくる本がなかった。この本は久々に読んだしっくりくる本である。 “025 大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」 [Dec 31, 2019]” の続きを読む
266 福本博文「ワンダーゾーン」 [Nov 27, 2019]
この間、学生会館らしき場所にいる夢をみた。なんでそんな夢をみたんだろうと考えているうちに、自分が学生会館のような場所で過ごしたのは大学の心理学研究サークルだけだったのを思い出した。そういえば、その2~3日前にこの本を読んだのだった。 “266 福本博文「ワンダーゾーン」 [Nov 27, 2019]” の続きを読む