124 先崎学「うつ病九段」 [Sep 18, 2019]

先日行われた王位戦第6局の立会人は、先崎学九段であった。先崎九段は一昨年(2017年度)途中から病欠休場したのだが、それはうつ病で入院したためであった。復帰してすぐの昨年度はなかなか勝てず順位戦も降級したが、今年は順位戦でも勝ち星をあげているし、こうして立会人を受けているから順調に回復しているようである。 “124 先崎学「うつ病九段」 [Sep 18, 2019]” の続きを読む

265 福井勝義「焼畑のむら 昭和45年四国山村の記録」 [Aug 14, 2019]

この本は、当時すでに奥深い山村で最後の焼畑集落と呼ばれた椿山(つばやま)を舞台とした調査報告と関連論文をまとめたものである。初版は1973年と45年前であるが、最近になって(2018年)復刊された。 “265 福井勝義「焼畑のむら 昭和45年四国山村の記録」 [Aug 14, 2019]” の続きを読む

073 金邦夫「すぐそこにある遭難事故」 [Jul 19, 2019]

山岳事故の記録は折に触れて読むようにしているが、救助もするし文章も得意という人はそれほど多くない。すぐ頭に浮かぶのは羽根田治氏と金副隊長で、金副隊長の書いたものには、よく知っている道が頻繁に出てくるので興味深く読ませていただいている。 “073 金邦夫「すぐそこにある遭難事故」 [Jul 19, 2019]” の続きを読む

123 尚順「古酒の話」 [Oct 12, 2018]

先日「細雪」を読んだ後味があまりよくなかったのと、書かれた時期がほぼ同じということもあって、この小作品を読み返したくなった。

尚順は名前から明らかなように琉球王家の末裔である。旧華族制度では男爵に列せられるが、この人の場合男爵というより、古くからの琉球貴族の尊称である「松山王子」(英国のPrince of Walesに相当)や「松山御殿(うどぅん)」の名前がふさわしい。 “123 尚順「古酒の話」 [Oct 12, 2018]” の続きを読む