260 二十六番金剛頂寺 [Oct 14, 2016]


この図表はカシミール3Dにより作成しています。

津照寺で少しゆっくりして、出発したのは午後2時20分。次の札所、二十六番金剛頂寺までは遍路地図によると3.8km。「道指南」には最御崎寺・津照寺間と同じく一里と書かれているが、またもや山に登るので、それほど楽ではない。それでも午後4時までには着くだろう。 “260 二十六番金剛頂寺 [Oct 14, 2016]” の続きを読む

250 二十五番津照寺 [Oct 14, 2016]


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最御崎寺へは東の斜面から登ったが、西のスカイライン方向へ下りる。左右にカーブを切りつつ坂を下って行く景色は、いろいろなWEBで紹介されている壮大な景色だ。足下には太平洋に突き出た室戸岬を望み、右手に安芸そして高知へと向かう海岸線がどこまでも続いている。

ただ、歩道のあるところとないところがあるので、歩き遍路には難儀である。難儀と言えば、江戸時代には最御崎寺は女人禁制で、女性はこの道を通らずに御蔵洞から岬を回って合流しなければならなかった。山に登らないだけ体力的には楽かもしれないが、それはそれで難儀なことである。 “250 二十五番津照寺 [Oct 14, 2016]” の続きを読む

240 二十四番最御崎寺 [Oct 14, 2016]


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うまめの木は、室戸岬にある宿である。この日は35km以上歩いて、日が暮れてからバスに乗ってようやく着いたのだが、バス停を下りて場所が分からなくてきょろきょろしていたら、車で通りかかったご近所の方が親切に教えてくださった。

1日に3組しか宿泊できない小規模な宿だが、WEBの評判がいいし、ホームページも開いてあるので大体の様子が分かって安心である。それと、無線LANがあるのはたいへんにありがたい。そして、実際にお伺いして大変うれしかったのは、浴室とトイレがとてもきれいだったことである。 “240 二十四番最御崎寺 [Oct 14, 2016]” の続きを読む

232 番外霊場東洋大師 [Oct 13, 2016]


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第五次お遍路区切り打ちは、2日目の朝になった。

鯖大師の朝のお勤めが終わり、朝ごはんを食べ終わると午前7時である。計画では7時55分鯖瀬発の下り列車に乗る予定だったが、前の日に歩いたのは海部・宍喰の中間である走出(はせど)までである。バス停で確認したところ、鯖瀬から宍喰方面に向かう徳島南部バスは7時22分に出る。ちょうどいい時間だし、これだと列車より早く歩き始められそうだ。 “232 番外霊場東洋大師 [Oct 13, 2016]” の続きを読む

231 番外霊場鯖大師 [Oct 12, 2016]


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遂に定年前に退職することができて、これからのお遍路は日程の心配がなくなる。そもそもお遍路を思い立ったのは「禊ぎ」という意味であったから、これまでのサラリーマン生活を省みて身を慎むという意味で、本来の趣旨でお遍路をすることができる。ありがたいことである。

前回まで4回の区切り打ちで、阿波の国・徳島県は二十三番薬王寺まで打ち終わり、JR牟岐駅まで歩いて来た。だから今回は、いよいよ室戸岬から土佐に抜けるコースになる。よじ登ったとされる阿波・太龍嶽と並ぶ空海の修行地、室戸の海である。 “231 番外霊場鯖大師 [Oct 12, 2016]” の続きを読む

230 二十三番薬王寺 [Feb 27, 2016]


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鶴林寺から平等寺まで打った後は、平等寺門前の「山茶花」に宿を取るのが定石とされている。ただ、この宿は不定休であるので、2月終わりというシーズンオフにやっているかどうかは分からない。そして、宿まで他の交通機関を使わないとすると宿泊地がここに限られるため、意外と混むことも考えられる。実際、この日は営業していたようだが、前日のさかもと組はじめ何組か泊ったと思われる。

あれこれ考えて、平等寺から阿波福井駅まで歩き、JR牟岐線を阿南まで戻ってビジネスホテルに泊まることにした。すでにさかもとでは送迎してもらっており(歩きだと往復1時間半ずつ余分にかかる。それを避ければ生名で宿をとらざるを得ない)、歩き限定ではなくなっている。前の日に歩いたところから次の日スタートするというマイ・ルールとした。 “230 二十三番薬王寺 [Feb 27, 2016]” の続きを読む

220 二十二番平等寺 [Feb 26, 2016]


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太龍寺から「いわや道」というルートも考えたが、入口が分からないので撤退を決めたのが12時45分、そこから山門まで戻るのに5分くらいかかった。太龍寺は山門から本堂エリアまで遠い上に、ロープウェイ駅からだと反対側なのである。

道すがら、「こちらからはロープウェイ駅に行けません」としつこく書いてあるのは、実際にこちらに来てしまう人が少なくないからであろう。山門からは行きに通った登山道には入らず、二輪車用の舗装道路を下って行く。かなりの急傾斜なのでスピードは出ないが、息が切れることはないのでその分早く歩くことができる。 “220 二十二番平等寺 [Feb 26, 2016]” の続きを読む

210 二十一番太龍寺 [Feb 26, 2016]


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鶴林寺から太龍寺まで、下ってまた登る難所である。遍路地図によると距離は6.7kmしか離れていないのだが、標高では450m下って470m登る。つまり千葉県の山を一つ登って下るくらいの累積標高差がある。遍路地図の標準タイムは3時間。

時刻は9時10分過ぎ、山門と庫裏を結ぶまっすぐな道の途中から、南に下る道が太龍寺方向である。下りきった谷のところが大井集落で、ここに休憩所とトイレがある。遍路地図によるとそこまでの距離は2.5km、下り坂でもあり、ここを30分くらいでクリアしないことには、とても太龍寺を12時に通過することはできない。 “210 二十一番太龍寺 [Feb 26, 2016]” の続きを読む

200 二十番鶴林寺 [Feb 25, 2016]


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立江寺の次はいよいよ阿波第二の遍路ころがし・鶴林寺である。この間の距離は13.1km。JR徳島駅からの累計では約27kmになる。無理すれば1日で歩けないことはないが、寺には宿坊がなく近くに宿泊施設もない(昔はあったらしい)。だからその日のうちに参拝できたとしても山を下って勝浦町に戻るか、先に進んで大井小学校跡あたりで野宿することになる。

とはいえ次の日に平等寺まで行ったとして、それより先に進むと次の薬王寺まで19.7kmもあってしかも途中に宿がない。それこれ考え合わせると、朝に鶴林寺、昼に太龍寺、夕方に平等寺というのがこのあたりを歩く際の常識的なスケジュールとなる。であれば、無理して鶴林寺まで登らなくても麓の勝浦町で泊まり、翌朝に鶴林寺というのが望ましいように思われた。 “200 二十番鶴林寺 [Feb 25, 2016]” の続きを読む

190 十九番立江寺 [Feb 25, 2016]


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恩山寺から立江寺までは、これまで歩いて来た国道55号線ともJR牟岐線とも離れた内陸部を歩く。

まず分からなかったのは、恩山寺の本堂から次の立江寺に向かうへんろ道である。「弘法大師御母公ゆかりの地」の石碑のあたりで道案内を探したのだが、見つからない。行きに通ったへんろ道にはそうした道案内はなかったので、舗装道路の車道を下ることにした。 “190 十九番立江寺 [Feb 25, 2016]” の続きを読む